西宮 ながた整体院のブログ

ウイルス対策にマスクは意味がないか?



 

1. ウイルスの方が小さい

ただいま流行中の、新型コロナウイルスですが、新型だけあって
未確定事項が多く対応が難しくなっていますね。

未知なだけに不安が大きくなっていますが、実態が明らかになれば状況も
変わるでしょう。「騒ぎになった割に大したことなかったね」というのが理想ですね。

お越しくださる方からは、「マスクをしても意味がないのですよね?」
との質問が多いです。マスクは無意味とする根拠として、「マスクの編み目
よりもウイルスの方が小さいから」という理由が考えられます。

ウイルスの方が小さいというのは、疑いようのない事実ですが、
だからと言ってマスクは何の役にも立たない、ということでもありません。

風邪ウイルスを筆頭に、感染が拡大しやすいのは冬ですよね。
その理由はひとつではなく、複数の要因が重なり合っているのですが、
ここではマスクと関連する要因をふたつあげてみます。
 

2. 鼻や喉の粘膜

まず一つ目ですが、湿度の違いが考えられます。

ご存知の通り、冬になると空気が乾燥しますが、湿度の低い空気はウイルスにとって
浮遊しやすく、新たな宿主を探しやすい環境なのです。

一方、夏の様に湿度が高くなると、ウイルスは長時間浮遊できず地面へと落下していきます。
寒い時期に暖房を使用すると、さらに空気が乾燥しますので、加湿器が重宝されるわけですね。

鼻や喉の粘膜は、免疫細胞によるバリアのような役割を果たしているのですが、
周囲の空気が乾燥していると、鼻や喉の粘膜も乾きがちになります。

ところが、マスクをしていると、呼吸によってマスク内の湿度が上昇しますので、
鼻や喉の粘膜の乾燥を防止してくれるわけです。

その結果として、免疫のバリアがしっかり機能し、ウイルスの侵入を防ぎやすくなります。
 

3. 鼻や喉の体温


 
次に冬と夏の大きな違いとして、気温があげられます。

風邪ウイルスは、基本的に33度以下の環境で活動が盛んになり、増殖しやすいものが多いです。
その一方で、ウイルスを迎え撃つ免疫細胞は、温度が上がるほど積極的に働きます。

つまり、体温が高いとウイルスは活動が低下し、免疫は活発になると言う事です。

風邪をひいた際に発熱するのは、ウイルスではなく免疫細胞自身の働きによる現象なのです。
風邪をひくと、「暖かくして体を冷やさないように」と言うのも、頷けるお話ですよね。

さて、マスクをすると、何が変わるかと言いますと、鼻や喉の体温が下がりにくくなります。

マスクを着用していない状態で冷えた外気にさらされると、
呼吸をすることによって鼻や喉は冷たくなりますよね。

鼻や喉の粘膜は、真っ先にウイルスが付着する場所ですから、
部分的とはいえ体温が低下していると、ウイルスが増殖しやすくなってしまいます。

従いまして、マスクによって鼻や喉の体温を下げないことが、ウイルス感染の予防になるわけです。
 

4. まとめ

ウイルスのサイズから考えると、確かにマスクの働きは不十分でしょう。
それでも、湿度、温度という点を考慮すれば、ウイルス感染の予防に
役立つアイテムであることは間違いないですよ。

何よりも、マスクをすると自分自身がウイルスをまき散らす可能性を軽減できます。
仮に全員がマスクを着用できれば、感染症の拡大をかなり抑え込めるのでしょう。

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2020年2月26日 | カテゴリー:免疫 & 微生物

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