西宮 ながた整体院のブログ

コーヒーを飲んでパニック障害が再発したお話


 

1. 再発した際の生活リズム

1年ほど前に、パニック障害の改善を目的に通院してくださっていた
クライアントさんがいらっしゃるのですが、久しぶりにパニック発作が
起こったとのことで、ご来院されました。

改めて状況、および近況を確認したところ、最近までは、生活が制限される
こともなく、向精神薬に頼ることもなく、普通に生活できていたそうです。

ところが、5月の連休明けから仕事が忙しくなりはじめ、十分な睡眠時間を
確保できなくなっていたのだとか。

この段階で、パニック障害に対する不安はなかったものの、眠気覚ましに
コーヒーを4~5杯飲んで凌いでいたそうです。

そんな日常を過ごしていたところ、ある日突然、動悸が起こり、
そのままパニック発作を引き起こしてしまったとのこと。





 

2. なぜ再発したのか?

まず認識しておくべき点は、パニック障害は自律神経が過敏な状態で
起こりやすいということです。

そして睡眠不足は自律神経が不安定になる主な要因のひとつですから、
眠る時間を削ってしまった時は注意が必要になります。

次に知っておきたいことは、コーヒーに含まれるカフェインは精神刺激薬であり、
強心作用があることです。つまり、動悸が起こっても、なんら不思議はなく、
むしろ妥当な結果だと言えます。

カフェインの許容量には個人差がありますので、一概には言えないのですが、
コーヒーを数杯飲めば、動悸が起こる現象は誰にでも起こり得るのです。

とはいえ、健康な人であれば、たとえコーヒーが原因で動悸が起こったとしても、
あくまで一時的なものですから、それほど気にする必要はありません。

ところが、パニック障害を患った経験がある人の場合、原因を問わず動悸が起こると
強い不安が発生し、パニック発作を誘発してしまう可能性があります。

「最近は身体の調子が良いから」といって、過信して無理を重ねてしまうと、
いきなり再発してしまうのが、パニック障害の厄介なところですね。
 

3. どうするべきか?


 
当然ですが、毎日しっかり眠っていれば、パニック発作の再発を
回避できた可能性が高いです。そうは言っても、仕事が忙しくて
睡眠時間を確保できない時期は誰にだってありますよね。

眠気を覚ますために、コーヒーを飲むことも、一般的な選択肢
ですから、決して間違いとは言えないでしょう。

例えば、睡眠時間を確保することが難しく、眠気覚ましにコーヒーを
飲んで凌ぐことに決めたとします。

その条件下で、パニック発作が起こる確率を抑えるために必要なことは、
「動悸が起こっても動じない」ことが大切です。

無警戒のところに、いきなり動悸が発生すれば、脳と身体がパニック症状と
勘違いしてしまい、そのままパニック発作に至る可能性は高いです。

ところが、睡眠不足でコーヒーを飲めば、「軽い動悸は起こる」という
予備知識があるだけで、発作が起こる可能性を下げることができます。

これは、動悸の原因を理解しているため、不安の度合いが軽減されるためなのですね。

とはいえ、確実にパニック発作を防げる方法ではありません。
あくまでも、「ある程度は軽減できる」、という話です。

ですので、しっかり眠って自律神経を安定させる、ということが
基本であり、パニック障害を再発させないために、睡眠は不可欠な
要因である点は把握しておいてください。

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最終更新日 2019年6月8日


2019年6月8日 | カテゴリー:パニック障害の症状

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