西宮 ながた整体院のブログ

外国人は麺をすすれないって本当?


 

『外国人が麺類をすすって食べることができないという話は、
勝手な言い訳で間違った情報』『外国人がすすって食べないのは、
子供の頃から厳しく躾けられ、DNAに組み込まれているから』
という論旨のメールを頂きました。

おそらく、以下の記事を読んでくださったうえでのご意見かと思います。

【拙・麺をズルズルと音を立てて食べるのはマナー違反か?

というわけで、改めて読み返してみたのですが、
「外国人が麺類をすすって食べることができない」とは、
書いていませんでした・・・。なぜうちにメールが来たのだろうか・・・。

ですが、せっかくですので、今回のテーマにしてみました。




1. 神経の伝達

手足を含め、身体を動かすためには、基本的として脳からの指令が必要です。

例えば、歩いている際に、「次は右足を前にだして、左足で地面を蹴って・・・」
と考える人は殆どいません。意識しなくとも普通に歩けますよね。

ところが、無意識下の行動であっても、脳の指令に基づいた動作なのです。
脳が命令を発し、動作に必要な筋肉を動かします。

脳と筋肉は神経で繋がれ、情報を伝達しているわけですが、
この神経こそが運動神経です。
 

2. プロのスイング


 
運動神経は、使えば使うほど、神経の伝達がスムーズになり、
無駄のない動作へと洗練されていきます。

プロ野球選手、あるいは、プロゴルファーのスイングがなんと美しいことか。

素人では想像もできないくらい、何度も同じ動作を繰り返すことによって、
脳と筋肉の間での情報伝達が効率化された結果なのです。

それで、この身体を動かす際に欠かせない運動神経は、幼少の頃に
飛躍的に発達します。逆に、成人してからだと、運動するために
必要な神経が形成されにくいという特性があります。

「12歳くらいまでは、可能な限りいろんな運動をさせた方が良い」
と言われているのはこのためなんですね。

【拙・運動神経がいいってなんだろう?
 

3. 利き手の矯正


 
例えば、左利きの子供を右利きに矯正することは、それほど難しいこと
ではありませんよね。失敗することの方が珍しいです。

ところが、成人してから利き手を変えようとする場合は、ものすごく
労力がかかります。余程の事情がない限り、チャレンジする人はいないでしょう。

さて、冒頭でご紹介した方のメールによれば、『子供の頃から厳しく躾けられ、
DNAに組み込まれているから』とあります。

仮にこの主張が正しいとするなら、幼少のころから、「麺をすする」
という動作をとってこなかったことになります。

そうしますと、麺をすするために必要な運動神経が発達する可能性は、
ほとんどゼロですから、「外国人は麺をすすれない」というのは、
当然の結果だと言えますね。

【拙・クチャラーの直し方
 

4. 最後に

誤解しないで頂きたいのですが、「外国人と比較して日本人が優れている」
ということではありません。外国人であっても、子供の頃から日本で育てば、
苦もなく麺をすすることができるようになります。

幼少の頃から慣れ親しんだ動作であるか否か、という差でしかなく、
「外国人はアヒル座りができない」という話と似たようなものですね。

関連記事
【拙・アヒル座りができないのは何故なのか?
【拙・女の子走りは直せるか?
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最終更新日 2018年2月10日


2018年2月10日 | カテゴリー:その他

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