西宮 ながた整体院のブログ

リンパマッサージの効果を考えてみる


 

定期的にお越しくださっているクライアントさん(男性)から、
「リンパマッサージって本当に効果あります?」とのご質問を頂きました。

なんでも奥さんが、リンパマッサージに通ってらっしゃるらしく、
旦那さんの方は懐疑的な模様です。

ちなみに、旦那さんと比べると頻度は少なくなりますが、
奥さんも、1、2ヶ月に1度くらい当院にお越しくださっています。

リンパマッサージに期待できる効果にも色々ありますので、まずは、
奥さんが何を目的として通ってらっしゃるのか把握することが不可欠ですが、
今回はリンパマッサージの効果を考えてみます。




1. リンパとは何だろう?


 
リンパマッサージと名前がついているだけに、リンパ液の循環を促すものですが、
そもそもリンパとは何なのか把握している方は意外と少ないかもしれませんね。

風邪をひいたりすると、体内に侵入したウイルスは免疫によって除去されます。

その生物として不可欠な存在である免疫ですが、細かいところまで見ていくと、
B細胞やT細胞、あるいはNK細胞などと、免疫細胞の特性によって分類されています。

それで、B細胞、T細胞、NK細胞などをひと括りにした総称がリンパ球です。
このリンパ球の通り道になっているのがリンパ管と呼ばれ、
血管と同じく、全身にくまなく張り巡らされています。

体内に侵入した異物を駆逐するとともに、その残骸を回収する必要がありますので、
分布する範囲が血管と類似するのも当然ですよね。

風邪をひいた際に、顎の下あたりの首を触ってみると、シコリのようなものを
確認できることがあります。これはリンパ節に残されたウイルスの残骸です。

【拙・風邪をひいても熱を下げない方が早く治る医学的根拠
 

2. リンパ液の動力


 
さて、血管に流れる血液の動力は、心臓のポンプ運動によるものです。

心臓から送り出された血液は、年齢や性別によって差がありますが、
安静時だと、おおよそ、50秒ほどで身体を一周して再び心臓に戻ってきます。

一方、リンパ管に流れるリンパ液には、心臓のような動力が存在せず、
主に筋肉の働きによって、8~12時間かけて、ゆっくりと一周します。

実際のところ、血液も心臓のポンプ運動だけでなく、筋肉の働きにより、
血流を促進させています。女性の場合は、加齢に伴い筋力が低下してくると、
膝裏の静脈に血液が停滞してしまうことは珍しくありません。

見方を換えると、膝裏に血液が溜まっていれば、リンパ液の流れも
滞りがちになっていると言うことですね。

【拙・夏になると足がだるくなるのは何故なのか?
 

3. リンパマッサージの効果

以上のことを踏まえて考えると、リンパマッサージを受けて、リンパの流れを
促進させると、間違いなく免疫機能の向上は期待できます。

老廃物が溜まりにくくなるため、美容にもプラスの効果があるでしょう。

女性なら、ダイエット効果があるのか、ないのか気になるところだと思いますが、
この点に関しては微妙です。

例えば、脚にリンパマッサージを受けたとします。リンパ液だけでなく、
血液の流れも促進されますので、すっきりスマートになりますが、
これは一時的なものです。数日も経てば元の状態に戻ります。

【拙・頭蓋骨矯正の効果
 

4. ダイエット効果はあるか?


 
それなら、「リンパマッサージにダイエット効果はないのか?」
と言えば、必ずしも、そうとは言い切れません。

着圧ソックスを履くと、末端の血管への血流が遮断されるため、
脚はむくまず、すっきりキレイに見えますよね。

その反面、使われない血管や筋肉は確実に劣化していきますので、
着圧ソックスの利用を止めれば、以前よりもむくみやすい脚になります。

その点、リンパマッサージも数日経てば元に戻るとはいえ、
血管や筋肉が劣化することはありません。この差は大きいです。

血液やリンパ液が流れやすい身体を維持しておけば、冷えにくくなり、
脂肪がつきにくくなります。

これをダイエット効果と呼ぶかどうかは、その人の考え方次第ですが、
男性と比較すると、どうしても女性は筋肉の量が少ないです。
それなら、リンパマッサージによって循環を促すのは有益でしょう。

【拙・着圧ソックスで本当に脚のむくみを改善できるか?
 

5. 自分でやってみよう


 
滑りを浴するため、摩擦により肌を痛めてしまわないように、
自分にあったオイルを使いましょう。

「オイルを使うと後片付けが面倒・・・」という方は、
お風呂に入った際に、効率は落ちますが、お湯で代用しましょう。

理由は後述しますが、まずは、鎖骨の下をしっかりマッサージします。
原則として、強い力は必要ありません。手足の末端から、中心に向かって
流すようにイメージをしつつ、軽くさすっていくような感じです。

以下はリンパ節が集中しているところですので、念入りに行いましょう。
あくまでも、優しく丁寧であることが大切です。

① 耳から頬にかけて
② 顎の下
③ 鎖骨の下
④ 脇の下
⑤ 腹部
⑥ 脚の付け根
⑦ 膝の裏

リンパ腺は、最終的に鎖骨の下で静脈に合流します。せっかく手足から
リンパを流してきても、鎖骨の下が硬くなっていると、そこで停滞します。

リンパの出口をしっかり確保しましょう。エステ等で、「デコルテ」を
重視するのは、そういう理由です。

自分で行う場合、手間がかかるため面倒ですが、肌が潤ったり、
風邪をひかないようになったりと、リンパマッサージによって
得られるメリットは多いです。ぜひともチャレンジしてください。

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最終更新日 2017年12月30日


2017年12月30日 | カテゴリー:身体のおはなし

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