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パニック障害とエレベーターの関係


 

パニック障害の改善を目的にお越しくださっている女子中学生が
いらっしゃるのですが、ご来院の際は基本的に母上様とご一緒です。

それで、先日お越しくださった際に、どういうわけだか、
ふたり揃って不機嫌でした・・・。

気づかなかったことにして、放置するのもなんですので、
とりあえず事情を尋ねてみたところ、エレベーターに乗る、
乗らないでひと悶着あったそうな。

あまり注目されることはありませんが、エレベーターは
パニック発作を誘発しやすい場所だったりします。

パニック障害を改善するためには、家族に理解され、
できれば協力してもらえる環境が望ましいことは間違いありません。

というわけで、今回のテーマはパニック障害とエレベーターの関係についてです。




1. エレベーターで苦しくなる理由


 
さて、パニック障害とエレベーターの相性が悪い理由として、
閉じられた空間ですので、どうしても酸素が薄くなりやい点が挙げられます。

乗っているのが一人や二人程度ならまだしも、定員ギリギリまで
混雑している状況なら尚更ですね。

このあたりの事情は、空いている電車ならOKでも、通勤時のように
込み合った車内はNGというケースに似ています。

次に、エレベーターが上昇、あるいは下降すると気圧が変化する点です。

台風や大雪になると、パニック障害の人が体調を悪化させやすいことからも、
気圧の変化は無視できない要因であることは明らかです。

【拙・知っておきたい自律神経と気圧の関係
 

2. 横隔膜の問題


 
気圧が変動すると、僅かながらも身体に加わる圧力が変化するのですが、
感知できるかどうかには個人差があります。

飛行機が離陸し、上昇する際になれば、殆どの人が身体に異変を感じる
と思いますが、これは気圧が急激に変化したことが原因です。

最も変化を認識しやすい場所が耳で、鼓膜がツーンとする例のあれですが、
次いで、横隔膜も気圧の変化を受けやすい傾向があります。

横隔膜が気圧の変化を受けると、確実に呼吸のリズムにも影響しますので、
どうしても過呼吸を予感させてしまうのでしょう。

従いまして、エレベーターに乗っていて胸が苦しくなったり、
嫌な予感がしたりするのは、自然な現象だと言えます。

【拙・新幹線や飛行機が苦手になる理由
 

3. エレベーターを避けるべきか?

ご本人様が望むのであれば、エレベーターの利用は控えた方が無難ですね。

ですが、「エレベーターに乗ると気圧が変わるため、胸に違和感がでるのは当たり前」
という予備知識があれば、過呼吸を起こさずやり過ごせる可能性が高くなります。

「エレベーターには絶対に乗らない」と決めてしまうのではなく、
その時の気分や体調によって、臨機応変に対応してください。

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最終更新日 2017年11月14日


2017年11月14日 | カテゴリー:パニック障害の症状

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