いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

クチャラーの直し方


 

お越しくださったクライアントさんから、「彼氏がクチャラーなのですが
連れてきても良いですか?」とのご相談を戴きました。

整体院に対して、「連れて来ても良いか?」という質問の意味するところは、
もちろん、「彼氏さんとふたりで遊びに来てもいいか?」ということではなく、
「あなたのところで治せますか?」ということです。

いや、普通に無理でしょう・・・。

なぜ整体で治るとお考えになったのか尋ねてみると、
上咽頭炎の記事を読んでくださったらしく、
「鼻が通ればクチャラーが直るかも」と、いうことらしいです。

なるほど。それなら理屈に適っています。とはいえ、残念な事に
鼻の通りが良くなっただけでは、クチャラーを改善するには至らないでしょう。

というわけで、クチャラーを改善するために、何が必要なのか考えてみました。




1. クチャラーってなに?

あまり耳慣れない言葉ですよね。僕も初めて聞きましたが、
なんとなく、意味するところは想像できました。

物を食べる際に、口を開けたままで咀嚼(そしゃく)すると、
「クチャクチャ」と音がします。周りに聞こえるレベルの咀嚼音で、
不快感を与えてしまう人のことをクチャラーと呼ぶそうな。

口を閉じて食べることがマナーとされている日本文化では、
不名誉極まりない呼称ですので、パートナーがクチャラーなら、
なんとか改善したいと考えるのも頷けるお話です。

【拙・口呼吸が健康に悪いって本当?
 

2. 鼻づまりとの関係


 
さて、鼻で呼吸をすることが苦手な場合、口が食べ物で塞がるのですから、
食事の際には必然的に口を開いてしまいそうな気がします。

ですが、実際にはそれほど関係ありません。風邪をひいたり、
花粉症を患ったりした際に、鼻で呼吸しにくくなることは誰にでもありますよね。

その時、クチャクチャと音を発てて食べるでしょうか?
普段と比較すると、多少は音が漏れてしまう可能性はありますが、
周囲を不快にさせるレベルには至りません。これは、無意識下で
口を閉じたままで食べることができる量に調整しているからです。

従いまして、鼻が詰まっていれば、必ず口を開けて食べるとは限りません。
確かに鼻で呼吸ができないと、口を開けて食べてしまう可能性は高くなりますが、
クチャラーになるか、ならないかを決める要因は他にあります。

【拙・お風呂に入ると鼻づまりが治る理由
 

3. 単なる癖の場合


 
「口を開けて食べる」という行為は、生活習慣です。癖とも言えますね。

そして、癖とは基本的に、自分自身では気付くことができず、
周囲の人から指摘されて、ようやく認識できるものなのです。

頭蓋骨、もしくは骨盤などを矯正をするためにお越しくださった
クライアントさんに対しては、必ず骨格や筋肉のバランスを確認します。

そのうえで、身体の状態から推測し、「右側で噛む癖があります」、
あるいは、「左側を上にして脚を組む癖があります」とお伝えすると、
「いえ、そんな癖はないですよ」という答えが返ってきます。

ところが、次回にお見えになった際には、「意識して観察してみると、
やっぱりやってました」という返答に変るのです。

口を開けて食べてしまうのが、癖になっているタイプのクチャラーだと、
改善することはそれほど難しくありません。

もちろん、生活習慣を変えるためには、相応の労力を要しますが、
ご本人様にその気さえあれば必ず直ります。

【拙・舌打ちはストレスを軽減してくれる
 

4. 価値観が原因


 
最も厄介なタイプが、クチャクチャと音を発てて食べる行為が問題だと
考えていないケースです。

例えば、アジア圏では、マナー違反ではない国も珍しくありません。
その人たちからすれば、「食べるのだから音くらいでるでしょ」という認識です。

日本では、蕎麦やラーメンをズルズルとすすって食べても、マナー違反では
ありませんが、外国人からみると行儀が悪いと映ってしまいます。

スープやパスタを食べる際に、音を発てて咎められるなら納得できますが、
「麺類の食べ方が不快だ」と言われても戸惑いますよね。

はっきり言ってしまえば、大きなお世話なのですが、そもそも、
蕎麦やラーメンを食べる文化がなかったのですから議論になりません。

逆に、クチャラーを問題なしとしている国の人に、「行儀が悪いよ」
と指摘して止めさせようとするのもナンセンスでしょう。

「いや、彼氏(彼女)は、外国人じゃないですし」と、突っ込まれそうですが、
「クチャラーの何が悪いの?」と考えている人の場合は、どうしても価値観から
変える必要があるのです。さらに、食べ方は癖になっているはずですよね?

つまり、クチャラーから脱却させるためには、価値観を変えたうえで、
癖も矯正する必要があります。やはり難易度は高いと言わざるを得ません。

【拙・ズルズル食べるのはマナー違反か?
 

5. まとめ

まずは、音を発てて食べている自覚があるかどうか、やんわりと確認します。
認識していなかった場合はしめたものです。改善に向けて取り組みましょう。
このタイミングで、鼻で呼吸しにくくないか確認してみるのも良い方法です。

クチャラーであることを認識していた場合、難易度は一気に高くなります。

覚悟が決まったら、やさしく、粘り強く、マナーについて、ご本人様が
納得するまで話し合いましょう。

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最終更新日 2017年10月29日


2017年10月29日 | カテゴリー:環境と健康

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