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ぎっくり首になる原因と対処法


 

「ぎっくり首」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。比較的
最近できた単語ですので、初めて耳にする方もいらっしゃると思います。

造語ですから、もちろん病名ではありませんが、
なんとなく、どういう状態なのか想像できてしまいますね。

今回は、ぎっくり首とはなんなのか、実際になってしまった場合、
どう対処すればいいのか考えてみます。




1. ぎっくり首とは何だろう?


 
ぎっくり首という言葉の由来は、間違いなくぎっくり腰でしょうね。
それだけに、発生に至る経過もぎっくり腰と同様で、何気ない動作を
きっかけとして、いきなり首に痛みがでます。

実際にぎっくり首になって病院へ行くと、「頸椎椎間板ヘルニア」、
あるいは、「急性頸椎捻挫」や、「急性頸椎症」と診断されます。

それぞれに、異なる病名がつけられているのですから、
当然、発生するメカニズムや原因は異なります。

要するに、急に首が痛くなって、炎症を起した状態を、
「ぎっくり首」と、ひとくくりにして呼んでいることになりますね。

そういう事情もあって、痛みの程度は、首を動かさなければ
生活に支障がでない軽度のものから、起き上がることさえ
出来ないくらい重症になることもあります。

【拙・大掃除でぎっくり腰になりやすい理由
 

2. ぎっくり首になる原因

日常生活における些細(ささい)な動作でさえ、きっかけになり、
炎症が起こるほど首を痛めてしまうのですから、
「元から首を痛めるだけの下地があった」ことになります。

つまり、慢性的な首・肩こりをはじめ、首周辺に疲労が蓄積し、
柔軟性や血液の流れが低下した状態です。

パソコンを使用する長時間のデスクワークや、スマホの利用は、
どうしても前かがみの姿勢になってしまうことが多く首に負担がかかります。

徐々に首の骨が歪み、ストレートネックになってしまうと、
ぎっくり首になる可能性が高くなりますので要注意です。

【拙・ストレートネック・チェック
 

3. ぎっくり首と寝違えの違い


 
さて、ぎっくり首の特徴をみていると、ひとつの疑問が浮かびますね。
察しの良い方なら、既にお気づきかと思いますが、寝違えと似ています。

寝違えは、「不自然な姿勢で眠り続けると発生する」と誤解している方も
多いのですが、これはあくまでも要因のひとつです。

自然な姿勢で眠っていても、身体のどこかに必ず負担が発生します。
負担が大きくなってくると、無意識のうちに姿勢を変えて、
負担がかかる場所を入れ替えます。これが寝返りですね。

一方で、無理な姿勢で眠っていると、局所的な負担が高くなり、
疲労が蓄積するまでに要する時間が短くなります。

それで、身体に負担がかかりすぎた状態で身体を動かすと、
該当部分を痛めてしまうわけです。

それこそ、同じ姿勢で眠っていたがゆえに、首がだるくなり目が覚めて
起き上がったタイミングで寝違えが発生することも珍しくありません。

つまり、疲労が蓄積された状態で、静から動に移行した瞬間に、
身体を痛めるのですから、ぎっくり首と同じですよね。

【拙・寝返りが健康を左右してしまう理由
 

4. ぎっくり首になった時の対処法

ぎっくり首にせよ、寝違えにせよ、炎症を起しているのですから、
炎症範囲が拡大しないように、痛み(熱感)が生じている部分を冷やします。

スイーツ等を購入した際に、もれなく付いてくる小さいサイズの保冷剤が
あれば理想的です。この辺りは筋肉痛が起こった際の対処方法と
同じですので、以下の記事も参考にしてください。

【拙・筋肉痛になる原因と治し方

冷やすと血管が収縮し、血流が低下しますので、痛みも軽減するため
一石二鳥です。ぎっくり首になったら出来るだけ早く実行しましょう。

首尾よく冷やせたら、あとは極力安静にして過ごします。
痛みとは、「動いてはいけません」という身体からの命令なのです。
我慢して無理に動いても、ろくなことはありません。

【拙・痛みを感じやすいと良くない?
 

5. ぎっくり首の時してはいけない事


 
ぎっくり首に限らず、痛みがあると軽減することを期待して、
とりあえずマッサージやストレッチをしてみたくなりますよね?

適切に処置できれば、回復までの時間を短縮することは可能ですが、
血液の流れが良くなるため、炎症範囲が広がり痛みが増します。
従いまして、炎症が治まるまでは避けた方が良いです。

【拙・揉み返しになる原因と対処法

お風呂に入ると身体が温まり、やはり血流が上昇しますので、
痛みが強くなります。どうしても入りたい場合は、お湯にはつからず、
シャワーだけにしておきましょう。

ぎっくり首になってしまった場合は仕方ありませんが、
そもそも、ぎっくり首にならなければ、それが理想的です。

そこで思い出していただきたいのですが、ぎっくり首や寝違えは、
首周辺に疲労が蓄積した状態で発生しやすくなります。

不幸にも、ぎっくり首になってしまった人ほど、予防を兼ねて普段から
適度に運動をする等、身体をメンテナンスしておきたいものですね。

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【拙・古傷が痛む原因と対処法
【拙・痛み止めを飲み過ぎると治りにくくなる理由




最終更新日 2017年10月17日


2017年10月17日 | カテゴリー:身体のおはなし

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