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鼻うがいをしても痛くない理由


 

鼻うがいは、花粉症や蓄膿症の改善・予防だけでなく、鼻腔を清潔に
保つことができるため、鼻が詰まりにくくなります。

つまり、鼻で呼吸しやすい状態を維持できますので、口呼吸になりにくく、
風邪をひいてしまう確率も低くなるのです。

従いまして、自分でできる健康法の中でもかなり有用な部類に入るのですが、
「鼻でうがいをすること」そのものが、ハードルが高いようで、実行に移せる人は多くありません。

その理由として考えられるのが、「鼻から水が入るともの凄く痛い」
という先入観があるため、敬遠されてしまうのでしょうね。

ところが、実際に鼻うがいをやってみると、それほど苦痛ではありません。
というわけで今回は、鼻うがいをしても痛くない理由を書いていきます。




1. 鼻に水が入ると痛い理由


 
さて、まずはなぜ、「鼻から水が入ると痛い」という思い込みが
あるのか考えてみましょう。

これはもう、プールを筆頭にして、水の中で遊んでいるときに、誤って鼻から水を
吸い込んでしまった経験があるからですね。

実際ものすごく痛いですし、不快指数もかなり高めですから、
鼻に水が入り込むことに拒絶反応がでても不思議ではありません。

そもそも、鼻は息を吸い込んだり、臭いをかいだりするために存在する
組織であって、液体を入れるのは明らかに間違った使い方でしょう。

そう考えると、鼻うがいは生物としてやってはいけないことのような気がしてきました。
ボツ記事になってしまいそうなので、なんとか軌道修正を・・・。

えーっと、プールなんかで、鼻に水が入り込んで痛く感じるのは、「水」だからです。
それに対して、鼻うがいでは生理食塩水を使用しますので、痛みは殆どありません。

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2. 体液のイオンバランス

ご存知の通り、ヒトの身体は水分が占める比率が高く、おおよそ60%にも及びます。

その体液は、真水ではなく多数の陽イオンと陰イオンが溶け込んでいるのですが、
塩化物イオン、ナトリウムイオンあたりが有名ですね。

それで、体液のイオンバランスは常に一定に保たれるようになっています。

たとえば、塩分を取りすぎると、喉が渇いて水を飲みたくなりますが、
これは、バランスを適正な状態に戻すための生理現象なのです。

大量に汗をかいたら、「水分だけではなく塩分も補給しましょう」
という話を聞いたことがありますよね。これは体液のバランスを
崩さないための注意喚起です。

【拙・水は毎日2L飲んだ方が良いか?
 

3. 鼻うがいが痛くない理由


 
鼻うがいでは、塩分濃度が0.9%の生理食塩水を使うのですが、
これは、ヒトの体液とほぼ同じ塩分濃度だからです。

体液の濃度に近づけた生理食塩水を利用すれば、身体に馴染み
やすいため痛みが生じません。

コンタクトレンズを利用している方なら、実感していただけると思いますが、
水道水で洗ったレンズを装着すると、なかなか馴染まず違和感がありますよね。

ところが、コンタクトレンズ専用の洗浄液で洗えば、違和感なく目に治まります。
これは、洗浄液が最適な塩分濃度に調整されているためです。

その他に、医療の現場でも、静脈注射や腸内洗浄等を行う際には、
やはり生理食塩水が利用されています。

【拙・喫煙者は花粉症になりにくい?
 

4. 鼻うがい専用アイテム

市販されている鼻うがい用の液体も、最適な塩分濃度に調整されているため、
鼻から液体をいれても、苦痛を感じません。

生理食塩水をコップから鼻に入れるのは難易度が高く、いきなり挫折してしまいそうですが、
市販の鼻うがいを購入すると、もれなく鼻うがい専用の容器がついてきます。

鼻うがいに初めて挑戦する方なら、専用容器を目的に最初だけ市販の
鼻うがいキットを購入するのもありでしょう。

ちなみに僕が購入した鼻うがい洗浄液は、ハナノアです。

【拙・花粉症対策としてのワセリン
 

5. 鼻うがい生理食塩水の作り方


 
中には、「いやいや、専用容器なんていらないから」と言う方もいらっしゃると
思いますので、以下は0.9%の生理食塩水の作り方です。

① 水道水(1L以上)を沸騰させます
② ぬるま湯になるまで放置します
③ 1Lを量れる容器に、9gの食塩を入れます
④ ③の容器が1Lになるまで水を入れます

991g(ml)の水に、9gの食塩を入れる手順でも問題ありませんが、
ついうっかり、1Lの水に食塩を入れてしまいがちです。

そうしますと、1009g、つまり0.89%の食塩水になってしまいます。
くれぐれもご注意ください。

【拙・お風呂に入ると鼻づまりが治る理由
 

6. 痛みを感じたら中止するべき


 
ちなみにですが、僕が鼻うがいに挑戦したきっかけは、お越しくださっている
クライアントさん(重度の花粉症)からお奨めされたことがきっかけです。

その方によりますと、「慣れれば、わざわざ量らなくても適切な
水や塩の分量がわかりますよ」と仰ってました。

僕が思うに、鼻うがいという行為に慣れたため、「多少の誤差があっても
痛みを感じなくなった」というのが正確な表現かと思われます。

だってね?この方に、「牛乳とか鼻から飲めたりします?」と尋ねてみると、
「意味がないのでやりませんけど、できますよ」と豪語してらっしゃいました。

つまりですね、鼻の痛覚が麻痺しちゃってる疑いがあるわけですよ・・・。

痛覚の鈍化は生命の危機ですから、痛みを感じたら、速やかに対象の行為を中止するべきです。
痛みを我慢しつつ鼻うがいを実行したところで、得るものはありません。

従いまして、食塩水も可能な限り0.9%に近づけるべきだと考えた次第です。

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最終更新日 2017年9月18日


2017年9月18日 | カテゴリー:身体のおはなし

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