いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

自律神経失調症になりやすい人の傾向

思考する女性
 

1. 症状はストレスになりうる

自律神経失調症やパニック障害を患ってしまう人は、自覚があるか否かは別にして、
根底に過度のストレスを抱えている場合が多いのは周知の通りです。

整体によって自律神経のバランスを安定させることは可能ですが、
根源となるストレスから解放されないことには、対症療法になってしまいます。
従いまして、根本的に改善するには、ストレスの対象を突き止める必要があるわけです。

もっとも、自律神経失調症やパニック障害を発病するきっかけとなった
ストレス(あるいは問題)が、既に解決しているケースもあります。

と言いますのも、強いストレスに晒されると自律神経のバランスが不安定になり、
睡眠やホルモンバランスが崩れて、身体のあちこちに不具合がでます。

その状態が長く続くと、諸悪の根源であったはずのストレスが解消した後も
症状は改善されずに、自律神経が乱れたままになってしまうわけですね。

実際に経験したことがある方ならお分かり戴けるかと思いますが、「眠れない」
あるいは、「しんどい」日々が続くと、それ自体がストレスになってしまうものです。





 

2. ある日突然おかしくなった

お越しくださるクライアントさんに、「強いストレスを感じる事はありますか?」
と尋ねると、「普通に活動できなくなった事がストレスです」と答える方が多いです。

それで、肝心の病気を患うきっかけとなったストレスに対しては、
「心当たりは、ありません」という返答が目立ちます。

さらに詳しく聞いてみると、いくつか出来事を挙げてくださるのですが、
「自律神経失調症(パニック障害)になるほどのストレスではないです」
という感想が返ってきます。

つまり、「普通に過ごしていたのに理由もなく、ある日突然おかしくなった」
というのが、大半のクライアントさんの認識なんですね。

確かに、家族との死別、あるいは離婚、仕事での大きなミス、受験の失敗など、
精神的なダメージを受けたことが、発病のきっかけになるケースは珍しくありません。

ところが、実際には分かりやすい大きなストレスが原因になるのではなく、
「気がついたら体調が悪くなっていた」というケースの方が多いです。

【拙・自分で出来る自律神経チェック
 

3. 微細な変化は気付きにくい

思考する女性2
 
それでは、いつの間にか体調を崩してしまうのは何故なのかと言いますと、
答えのひとつとして、ヒトは微細な変化には気付きにくい事が原因でしょう。

歳を重ねると、気がついたら体力や筋力が落ちていたという話は良く聞きますが、
これは徐々に体力、筋力が低下するため、自覚しにくいことが理由です。

そして、「体力の低下 ≒ 自然治癒力の低下」と考えて差し支えありません。 

心身ともに健康な状態であれば、自身に備わっている治癒能力も高いです。
1日活動しても、一晩ぐっすり眠ればリセットされる状態ですね。

幼い子供は、こちらが心配になるくらい目一杯遊びますが、
一晩眠るとケロっとしていますよね。これは治癒能力の高さを示す良い例です。

【拙・ぐっすり眠るために必要な条件を考えてみた
 

4. 疲労レベル

ところが、歳を重ねると程度の差はありますが、少しづつ疲労が積み重なっていき、
一定のレベルを超えてしまうと、一晩眠っただけでは回復しきれなくなります。
つまり、一晩しっかり眠ったはずなのに、なんだかしんどいという状態です。

これは、疲労度が次のレベルに移行したことを意味するのですが、
ここから先は、疲労が蓄積される速度が加速していきます。

それで、この段階になると、「突然疲れるようになった」ように錯覚してしまうわけです。

疲労を自覚できれば、思い切って早めに休む、というのが健康を維持する上では間違いなく
正しい選択ですが、自律神経が不調になる人は、ここで違う選択肢を選びます。

代表的な例を挙げると、健康ドリンクを飲んで身体を興奮させて疲労を誤魔化してしまう
パターンです。身体が休息を要求している場面で、さらに気合を入れなおして頑張ろう
とするのですから、健康を損ねても不思議ではありませんよね。

生活するうで、どうしても無理をしなくてはならない頑張りどころはあります。
そういう場面であれば、健康ドリンク等を利用し、生化学的に心身を興奮させて
乗り切るのはありでしょう。

ですが、常態化しているようなら、生活スタイルが身の丈にあっていないという事です。

【拙・疲れているのに眠れないのは何故なのか?
 

5. 休息はサボりではない

居眠りをする動物
 
疲労を自覚しているにも関らず、なぜ休まないで逆に頑張ろうとするのか尋ねてみると、
「今まで、もっと厳しい状況を乗り切ってきた。サボり癖がつくのは良くない」
という論旨のお答えが返ってきます。

確かになまけ癖がつくのは良くないですね。そこは異論ありません。
ですが、身体がしんどい時に無理をする癖がつくのも、同じくらい憂慮すべき
事態だということは把握しておきましょう。

例えば、頑張り過ぎたがゆえに行き着く先が、体調を崩して自宅療養を
余儀なくされた状態だとするなら、一方のサボり過ぎたがゆえに陥る最悪の事態はニートでしょうか。

両方とも可能なら避けたい状況ですが、どちらかを選べと言われたらどうでしょう?
即断できる人など、そうそう居ないのではなかろうか。

いささか極端な話になってしまいましたが、休息を摂る事とサボることは似て非なるものです。
両者を混同することなく、ここは明確に区別できるようにしておいた方が良いですよ。

【拙・眠い時は寝た方が健康に良い理由
 

6. 頑張っている人は評価される

残念な事に日本社会では、分かりやすい形で頑張っている人、もしくは、頑張っているように
見える人が評価されやすい傾向があります。

同じ仕事量をこなしているはずなのに、定時で帰宅する人と、遅くまで残って仕上げる人では、
どういうわけだか後者のほうが周囲からの印象が良いですよね。
さらに、終電ギリギリまで頑張った方が、自分自身が満足しやすいのも事実でしょう。

ミスタージャイアンツこと長嶋さんは、平凡なゴロをギリギリで捌くのが上手かったそうな。
つまり、難なく取れるにも関らず、ファインプレーに見せる術に長けていたということです。
観客は喜ぶでしょうから、プロ野球選手として立派な才能ですね。

逆に本当に上手い人は、余裕をもって打球を処理するため、見た目が派手なプレーにならず、
名手であることさえ認識されにくいのだとか。ヒト社会の評価、価値観は単純ではないですね・・・。

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2017年4月17日 | カテゴリー:自律神経の乱れ

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