いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

今さら言うまでもないが抱っこは重労働である

抱っこされる女性
 

1. とあるママさんの日常

日々朝から晩まで会社に勤めながら、育児(2人)に励むママさんが、
「体じゅうが痛い・・・、なんとかして」とのことでご来院くださいました。

とりあえず、生活の状況を伺ってみると、けっこう滅茶苦茶でした。
いや、「もの凄く頑張っている」という意味ですけど。

朝食が済めば、ふたりのお子さんを保育所に送って行き、そのまま仕事に直行、
仕事を終えると、今度は保育所に迎えに行き家路に。

帰宅すると、ふたりの動向に目を光らせながら家事をこなし、
食事を終えると、2人をお風呂に。幼児を入浴させるのって、ハードな仕事ですよね。
しかも2人ともなれば、要求される労力は数倍に跳ね上がります。

お子さんを寝かしつけたら、ひと息をつく暇もなく旦那さんの食事、
および明日の準備に追われて、それが片付けばようやく1日が終わる。
と思いきや、下のお子さんが授乳中で、数時間毎に起されるのだとか・・・。

夜中に何度も睡眠が中断されると、疲労はなかなか回復しないうえに、
お子さんを左右に川の字になって寝ているため、寝返りは打てませんので、
どうしたって睡眠の質は、悪くなるに決まっています。

【拙・寝返りが健康を左右してしまう理由





 

2. 抱っこは重労働である

上記の生活を続けていれば、腰を初めとして、カラダ全体が悲鳴を上げるのは
時間の問題と言えますが、このクライアントさんの場合、さらに悪条件がありました。

お子さんは、10キロと17キロらしいのですが、必要に迫られると、
2人を同時に抱っこすることが、週に2~3回はあるそうな。

上記の生活を続けているだけでも、身体を壊すのに充分なのですが、
同時に抱っこは致命的でしょう。

ちなみに、このクライアントさんは華奢で小柄なのですが、
自身の体重が40キロありません。そうしますと、2人を抱っこしている時、
体重比70%前後の物体を持ち上げているわけです。

日本人男性の平均的な体重が、60~70キロですから、同じ負荷をかける場合、
42~49キロ前後の物体を抱えることになります。

普段からトレーニングでもしていない限り、体重の70%に及ぶモノを
平然と抱え上げることができる男性なんて殆どいません。
なんとか持ち上がったとしても、そのまま歩行するのは無謀でしょう。

【拙・骨盤ベルトを利用する際に気をつけたいこと
 

3. 子供とモノ、どちらが楽か?

「子供を抱っこすると落ちないように、しがみついてくれるから楽なはず」
とお考えになった方、確かにその通りで単純に比較はできませんね。

落ちないように協力してくれるのなら、抱っこに必要なエネルギーは軽減しますが、
幼児はモノではありませんので、意図せぬ動作をとる事があったりします。

さらに、手の届く位置にきょうだいが抱っこされている状況だと、
子供がいきなり動き出す可能性が高くなってしまいますので、
腕の中で暴れだす事態に備えつつ、抱っこしなくてはなりません。

従いまして、「モノよりも子供を抱っこする方が簡単」とは一概に言えないわけです。

【拙・骨盤を歪ませてしまう立ち姿勢
 

4. 私生活の改善が不可欠

自信にあふれた女性
 
ご両親が遠方にお住まいのため、ちょっと預けるという事ができなかったり、
旦那さんの帰りが遅いため、どうしても自分がやらなくてはならない等、
取り巻く環境は人それぞれです。

それでも、あえて言わせて戴くと、上述したクライアントさんのような
生活を続けていれば、身体に異常が出るのは時間の問題で、
決して運悪く健康に支障が出たわけではありません。

過去のブログでも、何度か書いてますが、「不具合が生じてから対応」
するのと、「不具合が生じないように対応」するのとでは、
必要になる労力も、お金も大きく違ってくるものです。

下手をすれば、元の状態に戻せないケースだってあります。それなら、
健康を損なわない範囲内で活動できるように、生活を見直した方が合理的でしょう。

「出来るなら言われる前からやってるよ」との声が聞こえてきそうですが、
あえて、頑張るべき方向性を少し見直してみる事をお奨めしておきます。

例えば、自分自身の体力強化や、身体に負担の掛からない抱っこの仕方を
勉強してみることなんかも方法のひとつですよ。
くれぐれも、健康を維持しつつ活動なさってください。

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2017年1月22日 | カテゴリー:身体のおはなし

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