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ヘッドスパ業界における新人研修トラブル

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1. 新人セラピストの憂鬱

以下の引用は、ヘッドスパ業界における経営者とセラピストのトラブルですが、
比較的近しい業界、かつ近隣の店舗だけに取り上げてみました。

《産経》  2016年10月12日  『女性社員集団退職にサロン社長ブチ切れ』

 「貴殿の突然の退職により甚大な損害を被ったので、損害賠償を求めます」。突然の通知に女性たちは仰天した。退職も何も、勤めたのはわずか12日間だったからだ。職場は大阪府内で新規オープンを予定していたヘッドスパサロン。

しかし社員研修の内容に不安を覚えた4人が同時に退職したのだ。これに怒りを爆発させたのがサロンの社長。4人やその親に損害金の支払いを繰り返し要求し、最終的には一方的な集団退職で損害を被ったとして、計約160万円の支払いを求める訴訟を起こした。4人の側も「不当な賠償請求をされた」として店側を提訴、激烈な法廷闘争に発展している。(以下省略)

要約すると、ヘッドスパサロンを新規オープンするために、10人を雇用する。
それで、新人に対する研修指導員は1人体勢でスタートするものの、
初日に3人、翌日に1人、そして引用記事の4人、合計8人が研修途中で辞めてしまう。

企業側は、集団退職で損害を被ったとして損害賠償を請求したところ、
訴えられた4人も、不当な賠償請求をされたことに対して店舗を提訴。





 

2. まさしく法廷闘争

ふーむ、10人中8人が研修中に辞めてしまうとは凄いです・・・。
その日のうちに辞めたくなる職場の環境って、どんな感じなんでしょうね。

8人に辞められてしまうと、新店舗をオープンできるか怪しくなってきますので、
店舗側が損害賠償を請求したくなる気持ちは理解できます。
とはいえ、実際に提訴に踏み切るケースは珍しいのではなかろうか。

提訴された渦中の4人も、損害賠償取り下げ請求ではなく、
逆に店舗側に賠償請求していますから、まさしく法廷闘争です。

訴訟大国であるアメリカなんかだと、それほど珍しくもないでしょうけれど、
日本では、あまり聞きませんので、レアケースでしょう。
 

3. 折り合いをつけるのが難しい

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「社員研修の内容に不安」 とのことですが、知識、技術的な面で、
実際に自信を持って接客するには、不十分な内容だったという事でしょうか。

どの業界でもそうですが、新人研修は極力少ない時間で済ませたい、
というのが本音でしょう。企業として利益を生み出すための投資ですから、
短縮できるならそれに越したことはありません。

ところが、短縮し過ぎた結果、実践で使えるレベルに達していなければ、
新人といえども、それが企業評価になりますので、利益どころか、
下手をすればマイナスになりかねません。これも常識ですよね。

整体業界でもそうですが、モノを売るわけではありませんので、
どのレベルのサービスを提供するのか、経営者とセラピストの双方が
納得できるケースは稀で、現実は折り合いをつけるのが難しいです。

今回の事件は、両者の理想や思惑に、あまりにも差があり過ぎたがゆえに、
落としどころが見つからず起こってしまった出来事なのでしょう。

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2016年10月17日 | カテゴリー:その他

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