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高校野球はビジネスなのか?

野球のボール画像
 

1.高校野球はビジネス

定期的にお越しくださるクライアントさんが仰るに、「高校野球はビジネス」なのだとか。
「阪神鉄道はもちろん、周辺の飲食業界が潤うだけでなく、ホテル業界も恩恵を受ける。
バスを何台も連ねて、地元から応援に駆けつける高校生の大会が他にある?」
とも仰ってました。いや、ごもっともなお話しです・・・。

部外者からすると、なにもこんなに暑い時期にやらなくても、と思ったりしますが、
普段は学校がありますので、大会を開催できるのは、夏休み等の長期休暇中に
限定されてしまうのは仕方ありません。

とはいえ、高校球児だけでなく、観客の健康に配慮するなら、どう考えても
エアコンを完備したドーム球場の方が良いでしょう。
雨で順延することもありませんので、大会の運営もスムーズです。

ところが、開催球場を変更するという話は、聞いたことがありません。
色んな利権が絡んでいるので、そう簡単に変えられないのでしょうね。

既に、「甲子園」という名前が価値のあるものになってしまっているので、
当事者である高校球児も、そこは変えて欲しくないのでしょう。
ですが予選であれば、ドーム球場の方が人気があるような気がします。





 

2.秀岳館の吹奏楽部

上記のような話を聞いた直後であったことが影響したのかどうかは
定かではありませんが、以下のような記事が目に留まりました。
少し長めですが、省略できそうな部分がないので全文引用します。

《西日本新聞》  2016年8月17日  『熊本・秀岳館の吹奏楽部、コンテスト断念して甲子園へ』

甲子園のスタンドでもう一つの夏が燃焼した。16日の全国高校野球選手権大会で、秀岳館(熊本)のベスト8進出を支えた同高吹奏楽部。部員たちは、この夏の吹奏楽コンテストの南九州大会出場をあきらめ、全国制覇を目指すナインとの夏を選んだ。

「甲子園が僕らにとってのコンテスト」。伸びやかな演奏が歓声とともに夏空に響いた。

吹奏楽部は部員21人。4年連続の出場が懸かる南九州小編成吹奏楽コンテストの県予選を翌週に控えた7月26日、野球部が甲子園切符を手にした。

南九州大会は8月11日。県予選を通過しても、甲子園の応援を優先すれば大会には出られない。コンテストか、甲子園か。7月下旬の職員会議は2日間にわたった。多くの教員が「コンテストに出るべきだ」と主張した。吹奏楽部の3年生6人も話し合いを重ねた。「コンテストに出たい」と涙を流す部員もいた。

しかし演奏がなければチアリーディングもできず、応援が一つにならない。「野球部と一緒に演奏で日本一になります」。顧問の教諭に決断を伝えた部長の樋口和希さん(17)の目は真っ赤だった。8月1日の県予選には「上位入賞しても南九州大会を辞退する」と主催者側に申し入れて出場し、金賞を受賞した。

記事を読む限りでは美談ですね。「吹奏楽のコンテストにでるべき」、と多くの先生が考える中で、
生徒は、「コンテストは断念し甲子園に行く」という決断をくだしたそうな。

コンテストに参加したくて、涙を流す部員もいたご様子ですから、
難しい選択を迫られていたことは間違いありません。





 

3.吹奏楽部が脚光を浴びる時

吹奏楽部に所属しているクライアントさんから話を聞いていると、コンテスト以外にも、
吹奏楽部が脚光を浴びるイベントが、けっこうありますね。

学園祭(文化祭)なんかだと吹奏楽部の演奏は欠かせませんし、
今の時期だと、夏祭り(学校外)への出演依頼もあるのだとか。

思いがけず楽器の演奏が聴けたりすると、なんだか得をした気分になりますが、
驚いたことに、殆ど無料で出張し演奏してくれるそうです。夏祭りの開催者としては、
低予算で万人受けする吹奏楽を招致できるのですから、非常にありがたい存在でしょう。

それで、吹奏楽部のクライアントさんによりますと、「どんなイベントであれ
本番は緊張するものですが、コンテストともなれば緊張度合いは違う」とのこと。

学園祭や夏祭りで、欠かせない存在ではあっても、正確には脇役ですから、
自分達が主役になるコンテストとは、意味合いが異なるのも頷けるお話しです。
 

4.吹奏楽部は甘くない

吹奏楽画像
 
吹奏楽部と言えば、下手をすると体育会系よりも練習は厳しいです。
休みだって殆どありません。吹奏楽に力を入れている学校であれば、
尚更その傾向は強くなりますので、軽い気持ちでは入部できません。

甲子園で演奏できる機会があるのは、もちろん名誉なことではありますが、
野球部の応援のためだけに、毎日厳しい練習に耐えてきたわけではないでしょう。

そう考えると、秀岳館吹奏楽部員の決断には違和感を感じます。
コンテストに参加したくても、「甲子園で演奏します」と言わざるを得ない
雰囲気があったのかもしれませんね。色々と勘ぐってしまいます。

ですが、よくよく考えてみると、吹奏楽部のコンテストと甲子園での応援のどちらかを
選ばなくてはならない学校は、これまでにもたくさんあったでしょう。

それに、何らかの理由で自校の吹奏楽部の都合がつかない時は、
兵庫県の吹奏楽部が代わりに演奏してくれるというケースもありますので、
コンテストを辞退する以外にも何か方法があったような気はしますね。
 

5.野球留学

ところで、甲子園で背番号がもらえるのは、わずか18名なのですが、
秀岳館野球部でベンチ入りしたメンバーの出身地を調べると、大阪府10名、
福岡県3名、佐賀県2名、神奈川県、京都府、沖縄県から各1名でした。

地方の高校では、地元出身の選手よりも県外から来た選手の方が多い、
というケースが増えつつありますが、ベンチを含めても、地元(熊本)出身が
ゼロというのは初めて聞きました。

吹奏楽はもちろん、高校野球だって、本来なら教育の一環であるはずですが、
そこからは乖離しているように思えますね。

全国から優れた選手を集めて強いチームにする手法には賛否両論ありそうです。
高校生の頃から親元を離れて、厳しい練習に励む球児のことを考えると、
肯定はできませんが、否定する気にもなりません・・・。

「高校野球はビジネス」と仰っていたクライアントさんのお言葉が胸にしみるのでありました。

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2016年8月19日 | カテゴリー:その他

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