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夕張市の医療モデルに倣うべきか?

聴診器の画像
 

1.病院が混み合う要因

《ビデオニュース・ドットコム》  2016年7月23日
 『病院がなくなったら市民が健康になった夕張』

医療の行き過ぎが、財政負担の増大を招くばかりか、かえって市民の健康にマイナスになっている可能性があるという。

財政が破綻した夕張市では各種の公共サービスの大幅縮小を強いられてきたが、医療も決して例外ではなかった。171床あった市立病院は廃止され、19床の診療所と40床の介護老人保健施設に再編された。救急車の応答時間も破綻前の2倍近くかかるようになっていた。当初、これは医療崩壊が避けられないもの考えられていた。

ところが、医療崩壊に直面した夕張市は、逆に市民の福祉を向上させることに成功した。医療を失った結果、市民がかえって健康になったというのだ。(以下省略)

治療目的ではなく、高齢者の憩いの場として賑わっている病院があるのは周知の事実です。
人と対話することでのみ満たされるものもありますので、現行のシステムだと、
病院に高齢者が集まってしまうのは、ある意味で当然の帰結といえるでしょう。

その反面、実際に治療を必要とする人が病院を訪れると、混雑しているために、
診察してもらえるまで長時間待たされる、なんてことは、よくある話です。

年配の方でさえ、「長いこと待たされるのでしんどくなる」と、仰る方が少なくありません。
数時間に渡って長椅子に座っていれば、そりゃ腰も痛くなります・・・。





 

2.社会保険が高額になる理由

歳をとれば、どうしても回復力は低下しますので、しんどく感じる機会も増えます。
それを薬で誤魔化してもなんの解決にもなっていません。

それどころか、薬による副作用に対して、さらに別の薬を服用する、という事態が起こりえます。
お越しくださるクライアントさんの中にも、「何かの冗談では?」と思ってしまうほど、
大量の薬を服用している方がいます。

複数の病院をかけもちしている方だと、より顕著に薬の量が増える傾向にありますね。
それこそ、薬だけでお腹が一杯になりそうなレベルだったりします・・・。
この状況だと医療費がかさみ、高額の社会保険料を負担するはめになるのは当然でしょう。

ご年配の方が、気軽に立ち寄れる集会所を作って、そこに医療スタッフを常駐させておけば、
わざわざ病院に行く人はかなり減るのではなかろうか。それに比例して、
不要な薬剤が処方される機会も減少しますので、相当な額の医療費を削減できると思われます。

【拙・医者が薬を飲まないというのは本当か?
 

3.予防医学の重要性

ランニングマシンの画像
 
さて、引用記事に話を戻します。医療サービスの縮小を余儀なくされた夕張市では、
どういうわけだか、市民が以前よりも健康になったのだとか。

医師にかかれないなら病気を患わないようにと、日常生活を見直して、
予防を心がけた結果だとしたら大したものです。

病気になってから治療するのと、病気にならないよう予防するのでは、
意味合いがまったく異なります。今までにどんな病気を患ったことがあるか、
いわゆる既往歴によって、生命保険の待遇が違ってくることからも明らかでしょう。

健康に留意する労力は必要になりますが、それに見合った見返りはありますよ。
そもそも、一度病気をすると、元の生活に戻れるケースの方が稀で、
食べたり飲んだり、あるいは運動等になんらかの制限がつくものです。

【拙・後ろ歩きは本当に健康に良いか?
 

4.夕張市民は本当に健康になったか?

それなら、夕張市に倣って全国でも医療サービスを縮小するべきかと言いますと、
そう単純な話でもありません。

夕張市の病院の数が減ったということは、それに伴い医師の数も減ったということです。
結果として、診察を受ける人の数も必ず減少します。

つまり、病名を付与される機会そのものが減るのですから、夕張市において
病気を患った人の数が減少するのは必然でしょう。

さらに、どうしても医療サービスが必要だった住人は、同じサービスが受けられる違う市へと
移住している可能性もありますので、夕張市民が健康になったかどうかは断定できません。

とはいえ、医療システムを考え直す興味深い事例ではありますから、
さらなる詳細なデータの元で、しっかり検証して結果に繋げて欲しいですね。

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2016年7月27日 | カテゴリー:環境と健康

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