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SNSは子供を暴力的にするか?

驚いた表情の子供
 

1.スマホなしなんてあり得ない

インターネット、とりわけスマホの普及は、利便性を大きく向上させました。
事の善し悪しはさておき、スマホを所有すると他者との付き合い方にも影響を与えます。

お越しくださる小学生から高校生までのクライアントさんを見ていても、
殆どが既に自分専用の携帯を所有しています。中学生、小学生と年齢が下がるにつれて、
はスマホではなく、ガラケーを与えられている比率が高めですね。

中学生の女の子に、スマホで何をしているのか尋ねてみると、
帰宅してから、主に友人とツイッターやLINEをしているとのこと。

どちらもSNSですが、特に「ツイッターなしの生活なんてありえない」のだとか・・・。

中学生くらいの頃、特に女の子の場合は、学校や塾でどのグループに属するか、
つまり、人間関係は重要ですから、好む好まないを抜きにして、
傍観する(輪の中に加わらない)という選択肢は考えにくいのでしょう。

【拙・女性にとって会話は重要
 

2.学校での暴力が増えているらしい

ところで、少し前の産経新聞に掲載さてた記事によりますと、大阪の小学校では、
SNSでの他者との繋がりがストレスとなって、学校で暴力をふるう児童が急増しているのだとか。

《産経新聞》  2016年2月2日  『〝暴力教室〟なぜ急増 専門家「SNS利用でストレス蓄積」と指摘』

大阪府教育委員会が、児童の暴力行為発生件数の多い府内の公立小学校に専門家らの支援チームを設置することを決めたのは、府内の発生件数が全国ワーストクラスで、家庭を含めた対策が急務だからだ。なぜ児童の暴力行為は急増しているのか。

専門家は背景として貧困など家庭環境の悪化に加え、インターネットの普及を指摘。「膨大な情報に触れ、これまでにないストレスを蓄積させている可能性がある」と指摘する。(以下省略)

子供の頃は、他者との対話の仕方、あるいは、距離の取り方がどうしても未熟で、
自分の発する言葉によって、相手がどれくれい影響を受けるものなのか、
充分に理解しているとは言い難いです。

自分の意思を伝える能力が、まだ不十分であるため、意図しないところで
友人を傷つけてしまい、些細な出来事から喧嘩に繋がってしまう、なんて事も多々あります。
失敗を重ねて対話スキル、他者との距離の取り方を学んでいくわけですよね。

【拙・スマホをする子供をどう見守るべきか?
 

3.メールでは相手の存在が希薄に

ところが、メールやSNSでのやり取りだと、話し相手の表情を伺うことは不可能です。
その他にも、微妙な声色を察することもできませんので、あくまでも、やり取りしている
文面から相手の心中を推測する以外に情報を得る手段がないわけです。

対話で失敗を重ね、しっかり経験を積んできた大人でさえ、SNSやメールで
他者と意思の疎通を図る際には、相手の顔が見えない、あるいは声が聞こえないぶんだけ、
先方の存在が希薄になりやすく、発する言葉も直情的になってしまいがちです。

目の前にいる人には言いにくい事であっても、電話でなら言いやすくなります。
電話で伝えにくいことでも、メールであれば、さらにハードルが下がりますよね。

【拙・子供に向精神薬が処方されるケースが増加中
 

4.SNSでは言葉が先鋭化する

子供の場合、スマホのお陰で他者との距離感、対話スキルが向上する前に、
SNSを利用し友人、もしくは、他人とやり取りしているわけです。

そうしますと、対話中に生じる誤解をはじめ、トラブルが発生する確率は、
どうしても大人よりも高くなってしまいます。

ただでさえ、子供の頃は、思ったことを口にしてしまう傾向があり、
それこそ、子供の頃のイジメは容赦ありません。

それが、SNSで顔のみえない相手と対話するとなれば、よりいっそう言葉が
先鋭化してしまうのは必然です。結果として、それに伴うストレスも大きくなるでしょう。

【拙・子供の頭部の歪みによる弊害
 

5.少年犯罪は減少している

ふてぶてしい小学生
 
それなら、教室で暴力が増えるのも順当かと考えてしまいがちです。
ところが、警視庁の公表している統計データによりますと、ここ10年の間、
少年犯罪は順調に減少していることがわかります。

警視庁 少年非行情勢
少年犯罪警視庁統計データ

検挙人員と人口比から考えても、今の子供が、スマホのなかった頃の
子供と比較して凶暴になったことを示す要素は、まったく見当たりません。

SNSを利用すると確かに子供のストレスは増加するでしょう。
とはいえ、今のところ両者の因果関係を示す充分な統計データは存在していませんので、
SNSが暴力に繋がるという説は、いささか論理が飛躍し過ぎています。

個人的には、可能であれば子供にスマホを与えない方が良い、という考えですが、
なんでもかんでも、ネットやスマホを叩くのは如何なものかと思う次第です。

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2016年2月27日 | カテゴリー:環境と健康

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