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パニック障害が受験シーズンに発症しやすい理由

辞書に線を引く画像
 
受験シーズン中に、パニック障害を発症してしまう受験生は少なくありません。

パニック発作を起しやすい条件がいくつも揃っているため、不思議な事ではありませんが、
いったん発症してしまうと、毎日の勉強どころか、受験できるかさえ怪しくなってきます。

小学生なら言うに及ばず、中学生や高校生でも、大人と違って、
自身の体調に異変が起こった際に、自力で対処できる子供は少ないです。

ということは、問題が起こる前に、親がサポートしてあげるしかありません。
子供からのサインを見逃すことなく、しっかり受け止めてあげてください。

1.受験シーズンの到来

センター試験が終わりましたが、中学受験から大学受験まで、
これから、いよいよ本格的な受験シーズンを迎えます。

この時期、お越しくださるクライアントさんを見ていると、実際に試験を受ける
受験生だけでなく、親御さん(特にお母さん)からも緊張感が伝わってきます。

受験勉強に取り組んできた子供の努力や苦労を、よく分かっているだけに、
親御さんにかかるストレスも相当なものなのでしょう。

ところで、その受験シーズン中に、パニック障害を発症してしまう受験生が少なくありません。

【拙・パニック障害と咳の関係





 

2.受験シーズンに発症しやすい理由

パニック障害は、基本的に誰にでも起こりうる疾患ですが、受験シーズンは、
特に発症しやすい要因が、いくつも重なりますので注意が必要です。

受験シーズンにパニック障害を発症しやすい要素は以下の通りです。

◇ 長い期間勉強を続けてきたため疲労が蓄積している
◇ 受験を向かえて緊張感(交感神経)が高まる
◇ 最後の追い込みということで、睡眠時間を削ってしまう
◇ 寒さが厳しくなる(交感神経が緊張する)時期

【拙・季節の変わり目にパニック発作を起こしやすい理由
 

3.「緊急」のメール

ところで、14日(木曜日)の夜に、長年定期的にご利用くださっている
クライアントさんから、「緊急」のメールを戴きました。

普段は身体のメンテナンスをするために、ご来院くださっている方で、
1ヶ月程前から予約を取るタイプのクライアントさんです。

それが緊急とのことで、何事かと思いメールを拝見すると、
大学を受験する息子さんが、数日前から胸の不調を訴え始めたそうな。

循環器系、呼吸器系の病院で検査してみたものの、「異常なし」とのこと。

ここ数日は、受験対策として通っている予備校で講義を受けていると、必ず胸が苦しくなり、
このままでは受験どころではないので、なんとかして欲しいとの事でした。

【拙・胸に違和感や圧迫感が生じる理由
 

4.どうやらパニック障害っぽい

受験会場の画像
 
メールに記された内容を拝見する限り、どうやらパニック障害っぽいものの、
症状がでているのは、予備校での講義と模擬試験に限定されていました。

パニック障害は厄介な疾患ですが、初期の段階ですから、
「これなら直ぐに元の生活に戻せそう。楽勝ですな」と思いました。

ところが、予約希望日時が翌日の15日(金曜日)でした。
というか、センター試験の前日じゃないですか・・・。

正直なところ、引き受けるのか、お断わりするのか悩んだのですが、
長らくご利用してくださっているクライアント様ですから、結局お引き受けすることに。
緊急対応時間(お昼休み)は、やっぱり必要ですな。

【拙・薬なしでパニック障害を治そう
 

5.躊躇した理由

躊躇した理由と致しましては、パニック発作を起すくらいですから、
疲労が蓄積していることは確実です。その状態で施術すると、
反動でだるさがでる確率もかなり高くなってしまいます。

下手をすると、免疫が活性化することによって、1~2日発熱すること
だって充分に考えられます。発熱しようものなら受験には圧倒的に不利です。

何度か施術した事のあるクライアントさんであれば、施術後の経過も
予測しやすいのですが、初めての方だと、どうしても予測の精度は低下します。
人生を左右しかねない大きな岐路ですから、そりゃ僕だって慎重になります。

【拙・休みになると体調不良で熱がでるのは何故なのか?
 

6.ご本人様とご対面

それで実際に、ご本人様がお越しくださって、直接お話しを伺うと、
母上様から戴いたメールの情報通りでした。

医学部を目指していることも関係しているのか、胸が苦しくなった理由と
施術をすることで発生するリスクを説明すると、すんなりと理解してくれました。

ご本人様は、帰宅すると直ぐに勉強するつもりだったらしいのですが、
夕方まではゆっくり過ごす事と、その日の夜は早めに眠る事、
反動がでるリスクを避けるため、目一杯の施術はしないという内容で合意。

施術後に、試験中に胸が苦しくなったり、動悸が起こった際の
緊急対応方法をお伝えして終了。

【拙・パニック障害に女性が多いのは何故なのか?
 

7.大丈夫と思えるなら問題なし

OKを出す女の子
 
その後、母上様からの報告によりますと、初日こそ若干胸が苦しくなったものの、
2日目は普段どおりに試験を受けることができました、とのこと。

施術自体は難しくありませんでしたが、今回ばかりは報告を受けるまで緊張しました。

母上様が、「もう一度行って、整えてもらった方がいいんじゃない?」と尋ねると、
「もう大丈夫、行ってきまーす!」と元気に学校へと出かけて行ったそうな。

ご本人様が大丈夫と言うからには大丈夫なのでしょう。たぶん。
クライアントさんの自主性を尊重する、というのが僕の方針なので異論はないです。

パニック障害で厄介なのは予期不安です。自分に言い聞かせる「大丈夫」ではなく、
本人が自信を持って、「大丈夫」と言えるなら、そうそう問題は起こりません。

【拙・パニック障害の予期不安を解消する方法
【拙・本当に効果のあるパニック発作の対処法
 

8.まとめ

今回の件で、パニック障害を患った場合は、なぜ胸が苦しくなるのか
理解している事(不安が軽減します)、苦しくなった時の対処法を知っている事、
睡眠時間を確保する事はやっぱり重要だな、と再認識した次第です。

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最終更新日 2017年6月22日


2016年1月20日 | カテゴリー:パニック障害の症状

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