いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

あえて喫煙のメリットを考えてみた

肩身の狭い画像
 

1.タバコは肺がんリスクなし?

近年喫煙可能な場所が、みるみる減っていき、さらに増税の対象になりやすいため、
価格も高騰しつづける一方で、喫煙者にとっては、肩身の狭い世の中になりました。

「喫煙者は肺がんになりやすい」という印象もすっかり定着していますね。
ところが、実際には喫煙と肺がんの因果関係を示す医学的根拠は、はっきりしません。

《週刊朝日》  2015年11月20日  『タバコは肺がんリスクなし? 養老孟司が禁煙しない理由』

(前略)
養老:僕が解剖した人、みんな真っ黒だったもん。じいさんもばあさんも。肺が黒くなるのは、消化できないゴミが入って、細胞が食ってためてるからなんです。

林:たばこを吸おうと吸うまいと……。

養老:大差ない。

林:先生が言うと説得力がありますよ。

養老:というか、肺がんに関してはそういう話になってるんです。ここ10年間、喫煙率はきれいに下がってるのに、肺がんの患者数はきれいに上がってる。そのグラフを二つ並べて、「肺がんの原因は禁煙だ」と言ってるんです(笑)。

解剖実習に参加していたころ、黒くなった肺を見かけると無条件で、「喫煙者なんだろうな」
なんて考えてました。思い込みや先入観とは恐ろしいものです・・・。

とはいえ、煙草が健康に良くないのは、おそらく事実なのでしょう。

引用記事に、「喫煙率が下がっているのに、肺がん患者数は上がっている」
とありますが、煙草をやめるとすぐに肺が綺麗になるはずもありませんので、
「肺がんと喫煙に因果関係がない」という根拠にするには少し説得力に欠けます。

今後も喫煙者は減り続けるでしょうから、もう10年、20年後に
肺がんを患う方が減少しているかどうか、注目していきたいところです。

【拙・コーヒーを飲むと落ち着くのは何故なのか?
 

2.煙草は百害あって一利無し?

ところで、「煙草は百害あって一利無し」と言う言葉をよく耳にしますが、
実際には、そんなことありません。それなりにメリットだってあります。

喫煙者は、パーキンソン病やアルツハイマー病になりにくい、というのは、
有名なお話ですので、ご関心のある方は調べてみてください。

やれ副硫煙だ、分煙だと、肺がんに対しては、やたらと気にする方が多い一方で、
パーキンソン病やアルツハイマー病に関しては驚くほど無頓着ですが、
肺がんの方がより重い疾患なのかといえば、決してそうではないでしょう。

パーキンソン病やアルツハイマー病は、単純に話題になることが少ないため、
現実の脅威としてイメージしにくい、ということでしょうか。

【拙・カレーは認知症の予防になるか?
 

3.煙草は花粉症を軽減させる

それなら、花粉症だとどうでしょう?重度の花粉症に悩まされる方にとって、
花粉が飛び交う季節は、くしゃみや涙で外出できないだけでなく、
息苦しくて夜も眠れず、集中力が上がらないため、仕事や勉強どころではありません。

悪化させてしまうと、生活全般に影響を及ぼしてしまう厄介な花粉症ですが、
喫煙者は患いにくい、もしくは軽度で済んでしまうことが多いです。

花粉症を患う、患わないは、実は自律神経のバランスと関与しています。
副交感神経が優位な人ほど患いやすく、逆に交感神経が緊張している人は、
花粉症に罹患しにくいという傾向があります。

当院には、自律神経失調症やパニック障害の方が、たくさんお越しくださるのですが、
同時に花粉症も患っている、という方は殆どいません。かなり少数派ですね。

花粉症の治療に用いられる薬剤は、基本的に交感神経を緊張させて、
症状を抑えるものが多いため、自律神経失調症やパニック障害を患う方は、
花粉症の薬の飲み方にも注意が必要になるわけです。

【拙・花粉症の薬がパニック障害を悪化させる可能性
 

4.健康を犠牲にして症状を抑える

郷愁を誘う男性
 
それで、喫煙すると交感神経が緊張しますので、結果的に花粉症を患う確率が減少します。

「喫煙により健康を損ねて、花粉症にかからなくなっても意味ないでしょ?」
と、お考えになった方も少なくないと思います。確かにその通りですね。

ところが、風邪薬しても向精神薬にしても、実は健康を犠牲にして症状を抑えています。
「身体の他の部分に負担をかける代わりに症状を軽減させる」薬とはそういうものです。

【拙・向精神薬と麻薬はどこが違うのか?
【拙・風邪をひいても熱を下げない方が早く治る医学的根拠
 

5.煙草は肥満の予防になる

花粉症を患いにくくなる以外にも喫煙のメリットはあります。

煙草を吸うと太りにくくなる、というお話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
喫煙の習慣があった人が、禁煙した途端にみるみる体重が増加してしまった、
という逸話はよく耳にしますよね。

そういう時には決まって、「今まで不健康で、栄養を無駄にしていたかが分かる」
という話の展開になっていくものですが、これも確かにその通りです。

禁煙することによって、味覚が本来の働きをすることにより、食事が美味しくなって、
ついつい食べ過ぎてしまう、というのが要因のひとつです。

ご飯を美味しく食べることが出来るのは、健康的で素晴らしいことですが、
食べ過ぎによって肥満になってしまうと、生活習慣病をはじめとして、
いろんな病気を患う可能性が高くなってしまいます。

それなら、喫煙によって食欲が抑制されるのは、肥満を予防できるメリットだと
考えることもできます。太らないために、硬水等を飲んで意図的に下痢を起させて、
食べた物の吸収を妨げる事と、本質的には大差ないでしょう。

【拙・モデルさんが愛飲する太らない水の正体
 

6.煙草は害悪か?

「煙草は健康に良いのか?」と問われると、喫煙は、呼吸器系、血管系に
健康を損ねるのに充分なダメージを与えますから、応えはもちろん、「否」です。

何を主張したかったのかと言いますと、「煙草は絶対的な害悪」と看做されがちですが、
視点を変えれば、それなりにメリットだってありますよ、と言う事です。

何事も先入観や固定観念に縛られるのではなく、多角的に考えたいものですね。
なお、念のために申し添えておきますが、決して喫煙を推奨しているわけではありません。

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最終更新日 2016年6月5日


2015年11月25日 | カテゴリー:環境と健康

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