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鍵を懸け忘れたかも、と不安になるのは強迫性障害か?

思い出そうとする人
 

1. 強迫性障害っぽいのですが?

定期的に起しくださっているクライアントさん(男性)と施術前にお話していると、
「体調は良いのですが、最近強迫性障害っぽいのです。大丈夫でしょうか?」とのこと。

実はこの方が、ご来院くださったきっかけは、パニック障害の改善でした。

今ではすっかり陰を潜めているとはいえ、パニック障害は予期不安に代表されるように、
特定の対象が気になり始めるのは良い傾向ではありません。
再発させてしまうと非常に厄介ですから、ここは捨て置けません。

というわけで、具体的にどういう動作を指しているのか尋ねてみたところ、
仕事で数え終わったはずのお金を、もう一度も数えてしまうことが増えたのだとか。

仕事なのですから、お金を数え間違えたりすると後々大変です。
これは強迫性障害でもなんでもなく、ごく普通の行動でしょう。

【拙・薬なしでパニック障害を治すために必要な事
 

2. 鍵を懸け忘れたような気がする

外出したものの、「鍵を懸け忘れたような気がする」、「ガスの元栓を閉め忘れたかもしれない」
と気になってしまい、自宅に引き返すという経験をしたことがある人は少なくないはずです。

このレベルのお話であれば、なんら気にすることはないでしょう。

それで、興味深いことに、施術後にお支払い戴いた料金を数えてみると、
なんと千円多いではありませんか!?

つまり、数え間違えてはいけない状況を把握していて、疑わしい時は数えなおし、
数え間違えても良い場面では、それほど集中していないわけですね。

いかなる状況でも等しく集中してしまうと、神経(精神)が消耗してしまい、
放置すると、どうしても自律神経の交感神経が過敏になってしまいます。

そう考えた場合、注意が必要な時と、不要な時をしっかり認識できている事は、
むしろ望ましい姿勢と言えるでしょう。

【拙・労力をかけずに自律神経のバランスを保つ方法
 

3. 強迫性障害のクライアントさん

別のクライアントさん(男性)ですが、お越しくださるやいなや、
どういうわけだか、そのまま無言で去っていかれました・・・。

それで、数分後に再度お越しくださったので、「どうかしましたか?」と尋ねてみると、
「入る時に右脚(左だったかも)から入ってしまったので、やり直しました」とのこと。

ゲン担ぎか、なにかかと思ったのですが、そうではなく、当院に入る時は
絶対に右からでないとダメなのだとか。

「それなら、そう仰ってからやり直してください。驚きましたよ」と伝えたところ、
怪訝な顔をされてました。予定が狂ってしまうと、とにかく、「やり直すこと」が
最優先され、それ以外のことは頭に入ってきません。そういうことなんですね。

ついうっかりそこに割って入ろうものなら、予定を邪魔する者として攻撃されかねません。

強い不安を感じると環境をコントロールしようとするために、
悪意はないが周囲が見えなくなってしまう、強迫性障害とはそういうものです。
 

4. うっかりミスを失くすことは大変

電車を利用する際に1番前の車両に乗ると、運転士さんが指差し確認を
声をだしながらやっているのを見かけることがありますが、
うっかりミスを失くすために、わざわざ指を刺して、声にだしているわけです。

新幹線の運転士をしているクライアントさんは、「新幹線の運転士に最も必要な能力は、
地味な単純作業を集中力を切らすことなく、手を抜かずに完遂すること」と仰ってました。

うっかりミスを失くすことが、いかに大変なのかよく分かりますね。

従いまして、確信が得られないために、数え直す行為を不安に思うのではなく、
数え直すことが面倒になった時こそ、仕事をする上で深刻な状況と言えるでしょう。

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最終更新日 2016年3月1日


2015年8月27日 | カテゴリー:心理学

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