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夏になると足がだるくなるのは何故なのか?


足がだるくなった女性
 

お越しくださる女性のクライアントさんとお話していると、毎年暑くなるにつれて、
「足がだるい」と仰る方が増えます。朝起きたときはそれほど気にならないものの、
夕方以降になると顕著に足がだるくなっている傾向がありますね。

会社に行くときは、駅で階段を登っても特に気にならないそうですが、
帰宅時になると、とにかく階段を登るのがきつくて、
エスカレーターが設置されていないことを恨めしく感じるのだとか。

さらに、足のだるさには、基本的にむくみが伴います。酷い方だとパンプスが
きつくて痛みを感じてしまい、「余計に歩くのが嫌になってしまう」とのこと。

想像してみましたが、確かに足がむくんだ状態で階段は登りたくないですね・・・。
というわけで、夏になると足がだるくなってしまう原因と対処法をまとめました。





 

1. 夏になると足がだるくなる理由

暑い季節になると足がだるくなる主な理由は血流です。寒い時期であれば、
血管は収縮し血流が悪くなります。逆に夏になると、血管が広がり血の流れは良くなります。

それこそ、足のつま先にいたる毛細血管まで血が駆け巡るわけですから、
普通に考えると、「健康的で良いじゃない」と思いますよね。

確かに血のめぐりが良い状態は歓迎すべきことですが、それには、
「末梢にまで到達した血液がスムーズに心臓に戻ってくるなら」という条件がつきます。

逆に言えば、何らかの事情によって足の血液が戻りにくくなった状態こそが、
足にだるさを感じるタイミングなんですね。

その点、冬であれば、お風呂にでも入って、しっかり温まらない限り、
身体の隅々にまでは、なかなか血液が周りません。そもそも、足へ行く
血液の総量が少ないのですから、停滞して足がだるくなる可能性も低いのです。

【拙・暑い夏でも快適に眠る方法
 

2. 足の筋肉が重要


 
心臓のポンプ運動によって、身体の隅々まで血液を送り届けているのですが、
足へ行った血液は重力に逆らって心臓に戻す必要があります。

ところが、足の血液を心臓に圧し戻すためには、心臓のポンプ運動だけだと不十分なんです。

それで、血液を心臓に戻すために不足している圧力は、歩いたり走ったりする際に
足の筋肉が収縮すさせることによって補います。つまり足の筋肉は心臓と同様に
血液を循環させるためのポンプ機能を担っていることになります。

血液を重力に逆らって心臓に戻す、という大切な役割がある足の筋肉ですが、
エアコンなどにより冷やされると、血行が悪くなり老廃物が溜まりやすくなってしまいます。

そうしますと、停滞した血液やリンパ液によって足がむくみはじめるのと同時に、
足全体が重だるく感じるようになるというわけです。

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3. 足のむくみに冷房が良くない理由

暑さによって、全身の血管が拡がっている状態から、冷房のよく効いた部屋に入ると、
血管は急激に収縮します。この時、末梢の血管には血液が残されたままです。

その状態で、いきなり血管が狭くなってしまうと、心臓へと繋がる道は
大渋滞になりますから、戻るだけでもひと苦労です。

従いまして、「寒い」と感じるくらい冷えた室内と、汗が止まらないレベルの暑い室外を
行き来する回数が増えるほど、身体には負担が発生します。

肩こりや首こりも、血液の流れが悪くなり、老廃物が溜まることによって生じるのですが、
それと同じで、血流が悪化し老廃物が蓄積していけば、足はだるく、むくんでしまいます。

【拙・冷房が体に悪いというのは本当か?
 

4. 女性は足がだるくなりやすい理由

パンプスを履いた女性
 
足のポンプ機能は、主にふくらはぎ、太もも(特に裏側)の筋肉の状態に左右されます。

男性と比較した場合、一般的に女性の方が筋力は少なめですから、
足のだるさやむくみに悩まされる人に女性が多くなってしまうのも頷けるお話しです。

さらに、女性が不利な条件としてパンプスを履くと、つま先は閉じられてしまい隣の指同士が
密着した状態になります。つまり、靴の中で足の指をひろげるだけのスペースがありません。

そもそも、パンスト自体が足の指を開くことが可能な構造どころか、
足の指を、より密着させるような作りになっています。

足の指が動かせなくなると、それと連動してふくらはぎや太ももの動きも制限されてしまい、
筋肉ポンプは本来の働きができません。男性と比較すると、残念ながら女性の方が、
足がむくみやすく、だるくなりやすい条件が揃っている事は明らかです。

【拙・素足が健康に良い理由
 

5. 今すぐに足のだるさを解消したい

足のだるさ、むくみが酷すぎて、「とにかく今すぐになんとかしたい!!」
と即効性を期待する方には、着圧ソックスが最も効果的でしょう。

ふとももから、ふくらはぎまでを圧迫することにより血液の停滞を許さないどころか、
末端の血管には血液が届きませんので、足のだるさ、むくみから速やかに解放されます。

ただ、毎日使い続けると、着圧ソックスがきっかけとなり、他の健康問題が生じかねません。
メリットとデメリットを把握したうえで、上手く利用する必要があります。

着圧ソックスを賢く利用しつつ、下記でご紹介している対処法と合わせて、
足のだるさ、むくみを改善していってください。

【拙・着圧ソックスのメリットとデメリット
 

6. 足がだるく、むくむ時の対処法


 
まず職場や自宅で、可能な限り足が冷えて血行が悪くなってしまう機会を避けましょう。

特に就寝時に冷房の温度を低めに設定している方は、暑いからといって、ふくらはぎを
さらけ出して眠ると足が冷えてしまい、足のだるさ、むくみを助長しますので要注意です。

お風呂に入った時や、お風呂上りに自分でマッサージをする習慣をつけると、
老廃物が毎日リセットされますので、予防や解消に効果があります。

次に、少しでも足のだるさ、むくみを軽減させるためには、とにかく足を動かせば良いことになります。

可能であれば、職場に着いたらつま先が自由に動かせるサンダルに履き替えてしまい、
足の指でグーと、パーをする運動を繰り返しましょう。そうしますと、つま先と連動して
ふくらはぎも収縮し、筋肉ポンプの働きを促進することができます。

「サンダルに履き替えるとか無理・・・」、「そもそも足を動かしている暇なんてないよ!」という方は、
それなら致し方ありません。周囲に気付かれないよう気を配りつつ、こっそり貧乏ゆすりをしましょう。
マナー違反であることに目をつぶれば、貧乏ゆすりは優れた運動方法です。

【拙・貧乏ゆすりが健康によい理由
 

7. 足のだるさ、むくみを解消するための健康グッズ

§ クリアゲル トゥセパレーター(2個入り)

§ クリアゲル トゥセパレーター(2個入り)

上述しました通り、女性のつま先はパンプスやパンストにより、
どうしても足の指を開けない状態になってしまいます。

この状態で長い時間を過ごしてしまうと、筋力は低下し、関節の可動範囲が狭くなり、
やがて自分の意志で足の指を開くことができなくなります。

それを回避するためには、パンプスやパンストから解放され、
足が自由になった時間に足の指を動かすと良いのですが労力を伴います。

そこで、足の指を強制的に開いてくれるグッズを遣えば、
はめているだけで、足指周りの機能低下を予防してくれます。

特効薬にはなりませんが、足のむくみや、だるさの解消にも効果があります。
意外と気持ち良かったりしますので、僕は着けたまま寝ています。

【拙・理想的な靴のサイズの選び方
 

8. 自分にあったものを見つけよう


 
ただ、足の指を大きく開くタイプのものがありますが、足の状態によっては、
痛みを感じてしまう事があります。特に外反母趾の方にはハードルが高めです。

上で紹介している足の指を拡げてくれる健康グッズは、比較的指の間の
厚みが薄く、素材も軟らかめですので、はじめて使う人向きだと言えます。

ですが、さらに厚みがなく、柔らかな素材の製品もありますので、
ご自分にぴったりのグッズを探してみてください。

余談ですが、ビジネスホテルやシティホテルの客室に、アメニティのひとつとして、
歯ブラシや石けん等と一緒に備え付けられていることがあります。

出張や旅行に出かける機会の多い方が身近にいらっしゃるなら、
持ち帰ってくれる(もちろんマナー違反ではありません)ようにお願いしてみるのもありですね。

ただ、何もしなければ良くて現状維持、普通に考えると年々悪化していく
という事だけは忘れずにいてください。

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最終更新日 2017年7月22日


2015年6月18日 | カテゴリー:身体のおはなし

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