いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

顔面神経痛は顔が痛くなる?

個性的な表情の画像
 

1. 顔面神経痛でしょうか?

 
当院にもいろんな症状でお悩みのクライアントさんが、ご来院されますが、
「顔が痛いんです」とのご相談を受けることは稀です。

顔に痛みがあるとき、大抵の場合は、顔に何かがあたったり、傷ができたり、
急激な日焼けなどによるものですから、ご自身でも原因を把握しているものです。

ところが、外傷を負ったわけでもなく、歯の痛みとも明らかに違っているのに、
とつぜん顔が痛くなると、原因が分からないがゆえ、不安になるのは頷けるお話しです。

それで、顔が痛くてご来院されたクライアントさんは、どういうわけだか決まって、
「顔面神経痛でしょうか?」と仰います。

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2. 顔面神経ってなに?

 
顔面神経とは、脊髄神経とは異なり、12対ある脳神経のひとつです。

神経の情報伝達は、基本的に遠心性と求心性に分かれているのですが、
遠心性とは情報の発信で、手を伸ばしたり、脚を曲げたりする情報伝達で、
つまり、脳からの命令を身体の各部位に伝えているわけですね。

一方の求心性とは、情報の受信のことで顔が痛いとか、お腹が痛いなど、
脳が身体の各部位から情報を受け取るために必要な神経です。

それで、顔面神経は基本的に遠心性、情報を発信する側の神経で、笑ったり、
怒ったり、口を開いたりと表情をつくる時に働いているのが顔面神経です。

※ 舌の前方2/3の味覚を伝えている(求心性)のは顔面神経です
 

3. 顔面神経痛ではなく三叉神経痛

 
従いまして、顔面神経には、「痛い」という感覚を認識する働きはありませんので、
「顔面神経痛」という病名は、実際には存在しません。

上述しました通り顔面神経は遠心性の神経であるため、顔面神経になんらかの
支障がでた場合は、顔の筋肉を動かせなくなるという症状がでます。
いわゆる顔面神経麻痺ですが、筋肉を動かせませんので麻痺した側の顔半分は
弛緩し表情がなくなります。

それで、顔が痛いとか痒いといった知覚と関係しているのは、三叉神経と呼ばれる
脳神経ですから、「顔面神経痛」ではなく、「三叉神経痛」が正しい病名です。

ところが、どういうわけだか顔面神経痛という言葉が普及しすぎたこともあって、
「顔面神経痛といえば三叉神経痛のこと」という風潮があります。

顔面神経痛と言っても、どういう状態なのかは、ある程度通じてしまいますので、
このままでも良さそうな気もします。

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2015年6月10日 | カテゴリー:脳のおはなし

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