産後の骨盤ケア
1. 身体や骨盤の状態を把握します
まずは、ご来院くださった際の状況を把握するため、カウンセリングを行います。
体重が戻らない、腰や股関節に痛みがある等、産後の悩みの代表的なものだけでなく、
気になることがあれば、なんでもご相談ください。
つづきまして、筋力の弱り具合や、骨盤、股関節の歪みの程度、関節の可動範囲、
内臓の位置など、身体の状況を把握するために検査を行います。
カウンセリング、各種検査結果により、腰や股関節などに痛みがある場合は、
先に痛みを解消するためにアプローチする事が多いです。
次に関節に歪みがあったり、妊娠・出産により内臓が下垂しているようであれば、
歪みを取り除く、あるいは、内臓整体により内臓を適切な位置に戻します。
該当事項があれば、まずは解消するために対応します。
①腰や膝などに痛みがある
②骨盤に歪みがある
③内臓が下垂している
※お身体の状態により、順番が前後する場合があります
2. 無理のない矯正で骨盤をケアします
上記の①~③に該当する事項がなくなると、いよいよ妊娠から出産を通して
開いた骨盤を閉めるためのアプローチに入ります。
開いた骨盤を閉めると言っても、実は骨盤の上部に位置する仙腸関節と、
骨盤の下部に位置する恥骨結合の2か所にアプローチする必要があるのですが、
はじめは、主に恥骨近辺を閉める事に比重を置きながら進めます。
産後の骨盤矯正に限ったことではありませんが、「矯正」という言葉から、
骨をボキボキするような施術をイメージされ、不安を感じている方も多いです。
ですが、実際には痛みを伴う施術は行いません。あくまでも無理のない範囲で、
身体に掛かる負担が最小限ですむよう、ゆっくりと矯正していきます。
骨盤を閉めるための矯正が終わると、ご自宅でのエクササイズをお伝えします。
骨盤や姿勢を矯正するためには、自宅での過ごし方がなによりも重要なのです。
※エクササイズの内容や程度は、クライアントさんの身体の状況により異なります
3. 産後の骨盤ケアに必要な通院回数
おおよその目安ですが、産後の骨盤矯正に必要な通院回数は3~5回くらいになります。
自宅でのエクササイズへの取り組み方や、元々の骨盤の歪み、痛みの有無などによって左右されます。
一度目の矯正でも、ウエストサイズなど、身体の変化を実感して戴けることが多いですが、
骨盤や姿勢の矯正は、なかなか安定しないというのが現実です。
出産後は、妊娠から出産に至るまでの数か月間に負担が生じていたお腹や骨盤周囲をはじめ、
身体の筋力が弱っているため、知らずしらずのうちに楽な姿勢をとってしまいがちです。
抱っこの仕方や、座り方にも癖があり、その状態で骨盤が固定化されてしまうと、
後々問題が生じる可能性が高くなってしまい、矯正する意味が薄れてしまいます。
従いまして、姿勢を保つための筋力を戻しつつ、矯正を進めていく必要があります。
なお、膝や腰などの痛みの有無や関節の歪み具合、エクササイズの取り組み方によって、
骨盤が安定するまでに、必要になってくる通院回数は前後しますが、
一日でも早く、皆さんのお身体が元の状態に戻るよう全力でサポートさせて戴きます。
◆関連するページ
【拙・産後の骨盤矯正が必要な理由】
【拙・産後の骨盤矯正 Q&A】
【拙・効率的に痩せる方法あれこれ】
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最終更新日 2015年10月5日
2015年2月17日 | カテゴリー:効率的に痩せる方法
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