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ストレートネックになる原因と対処法



 

ストレートネックとは、もともと首の骨に備わっている緩やかなカーブが損なわれ、
まっすぐ、あるいは、それに近い状態になった骨格のことを言います。

ストレートネックになると、頭痛や肩こりをはじめ、めまい、自律神経失調症などの
原因になりかねません。ところが、必ず症状がでるというわけでもありませんので、
自分の頚椎(首の骨)の状態を自覚していない人も多いです。

そのため、交通事故などに遭ってしまい、病院でレントゲンを撮る機会があった際に、
「ストレートネックですね」と、偶然発覚することも珍しくありません。




1. ストレートネックは改善するべきか?

「症状がないなら、問題ないのでは?」とお考えになるかもしれませんね。
確かに、ストレートネックでありながら、何の健康被害もでずに一生を終えるケースもあるでしょう。

ただ、イレギュラーな骨格で過ごす事になりますので、将来的には、
健康を損なう可能性が高くなることは間違いありません。

例えば、お住まいの住居が強度不足であることが判明したとします。
すぐに引っ越さなくてはならないかと言えば、そんなことはありません。

地震でも起こらない限り、いきなり家屋が崩壊することはないでしょう。
もしかしたら、生きている間には、深刻な地震は発生しない可能性だって十分に考えられます。

それと同じで、ストレートネックだという事が判明しても、そのまま放置するのも選択肢のひとつです。

正常な骨格に戻すために、治療するにしても、自力で治すにしても、はたまた、
何もしないにしても、状況を把握しておいた方が良いことだけは確かです。

【拙・体が歪む原因を考えてみる
 

2. とりあえずチェックしてみよう


 
正常な骨格における頚椎のカーブは、30~40度の範囲なのですが、
この角度が30度以下になった状態をストレートネックと言います。

自分で判断するのは、なかなか難しいので、いくつかご紹介しますので、
複数に該当するほど、ストレートネックである可能性が高いとお考えください。

① スペースがあるか確かめる
フローリングや板の間(布団やベッドの上は不可)など、平らな床の上に仰向けで横になります。
この時に、首と床の間に自分の指が2本入るようなら、ひとまず安心です。

同じ要領で、周りの人にもやってもらい(できれば10名ほど)、比較することによって、
首のカーブがどういうものか理解が進み状態を判断しやすくなります。

※ 後頭部の形や首の肉付き、骨盤、背骨の状態にも影響されるため、絶対的なものではありません

② 枕を利用する
仰向けになって、枕を入れてみる。その後、枕を抜きます。この際に、
枕がなくても違和感がない、むしろ枕がない方が楽に感じるようなら要注意です。

③ 寝違えを起すことが多い
ストレートネックの人は首周りが緊張していることが多いです。
そのため、普通の人よりも寝違えて首を痛める機会が増えます。

④ 目一杯上を向いてみる
上述しました通り、正常な骨格と比較して角度がありませんので、
構造上、どうしても上を向きにくくなります。

周りの人と比較して、上方に稼動する範囲が極端に狭くなっていたり、
上を向くと首が痛くなるようなら危険信号です。





 

3. ストレートネックになる原因

最も多いのは、猫背など顎を前に出した状態の姿勢で日常生活を過ごしていると、
首のカーブが徐々になくなり、そのまま固定されてしまうパターンです。

また、骨盤に歪みがある状態で、長い時間を過ごしてしまうと、バランスをとるために、
背骨全体のカーブが強調されたり、喪失したりします。

中でも気をつけたいのが骨盤の前傾、胸とお尻が強調される姿勢です。
骨盤が前傾すると、それに応じて腰の背骨は前方にカーブが強調されます。
逆に、背中の部分の背骨は後方へとカーブが強くなり、
最終的には、首の骨が真っすぐになっていくパターンです。

【拙・産後に骨盤矯正が必要な理由
 

4. ストレートネックとスマホの関係


 
ここ数年の間に、スマホの普及率が爆発的に増加しました。
それと比例するようにストレートネックも増加していると言われています。

改めて考えてみると、スマホを操作するときの姿勢は、顎を引いた状態で
頭部を前傾させますよね。この状態だと、確かに首には大きな負担が生じます。

日本人の平均体重は、男性でおおよそ65キロ前後、女性なら52キロ前後です。
それに対して、頭部の平均的な重量は成人で体重比で約10パーセントですから、
男性なら、6.5キロ、女性なら、5.2キロ位になります。

つまり、うつむいた姿勢でスマホを使っているとき、5~6キロもある頭を、
首と肩で支えているわけですね。

スマホに熱中するあまり、「気がついたらかなりの時間が経過していた」
という経験をお持ちの方も多いですよね。

このとき、ほとんど同じ体勢のままだったと考えられますが、
これは長い時間ずっと同じストレッチをしていたようなものです。

「ストレッチは長くても20秒程度が理想」とされていることを考えれば、
スマホが原因でストレートネックになるという説には説得力があります。

【拙・使い方によってスマホは健康に悪い理由
 

5. ストレートネックの対処法

まずは、なんと言っても姿勢の見直しが必要です。スマホだけでなく、
パソコンや勉強などでも、うつむいた状態を長時間つづけないことが大切になります。

できれば30分程度でいったん切上げて、首を回したり伸ばしたりして、
首や肩に生じた負担をリセットしましょう。

「30分では、仕事(勉強)にならないから無理」という場合は、
頭を前に倒さず、正しい姿勢で仕事や勉強をすると良いです。

骨盤と肩、それから耳の位置が直線で結ばれる様な姿勢を目指します。
イメージとしては、骨盤の上に背骨、頭が乗っている状態です。

安定したバランスですので、慣れてしまえば意外と集中できるうえに、
疲労しにくいのでおススメですよ。

【拙・休息をとることの重要性を知ろう
 

6. ストレートネックを軽減させる運動


 
① バスタオルで枕をつくる
仰向けで横になり、首と床の隙間がぴったり埋まる高さにバスタオルを丸めます。

② 厚みを調整する
さらにバスタオルを丸めて、首と床の隙間が埋まる状態から、少し高めに調整します。

③ 慎重に動かしてみる
②でつくったバスタオルを入れた状態で、ゆっくりと首を左右に振ります。

④ 再度、厚みを調整する
首を振った際に、痛みや違和感が生じるようなら、バスタオルの高さを、
少し低くし、違和感なく実行できる高さになるまで調整します。

⑤ 実際に動かしてみる
無理なく左右に振れる厚みに設定できたら、10回程度繰り返します。

※ あくまでも無理のない範囲で行い、異常があればすぐに中止してください

【拙・正しい枕の選び方
 

7. 自力での矯正は難易度が高い

上記の運動をすると、首周りの筋肉をほぐしながら、首の骨が前後に動く範囲を
少しづつ拡げることができます。従いまして、軽度のストレートネック方や、
初期の頃であれば、改善できる可能性があります。

ただ、当院でストレートネックのご相談を受けた場合、頚椎の可動範囲を拡げ、
骨盤や股関節、膝など全体を調整したうえで、ご紹介した運動を進めています。

全体のバランスをとらないことには、改善が難しいというのが本当のところです。

それなら、自力でやっても無駄なのかと言えば、そんなことはありません。
少なくとも、ストレートネックを悪化させてしまう可能性は低くなりますよ。

健康を維持する上で、「ストレートネックを進行させない」ことは大切なことです。

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2014年12月7日 | カテゴリー:身体のおはなし

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