西宮 ながた整体院のブログ

ヒートショックとは何だろう?

最終更新日 2019年7月14日

入浴時のヒートショック画像
 

1. 急激な温度差により血管に不具合が生じる

夏や冬でも、普段からエアコンを使用しない健康的な方もいらっしゃると思いますが、
外出すると、好む好まないに関わらず、エアコンの恩恵にあずかっています。

夏の暑い時期に、よく冷えた百貨店や、コンビニに入ると、
暑さから一時的とはいえ逃れられることができ、同じように、
冬の寒い時期では、厳しい外の寒さから免れることができます。

意識している方は少ないと思いますが、この時の温度差によって、
身体にはかなりの負荷が生じており、夏だと冷やされた店内に入る時、
逆に冬だと暖かい店内から外にでる時に、身体の血管は急激に収縮を起こし、
その際に、心筋梗塞や脳梗塞を誘発するリスクが高まります。

このように、理想的な体温よりも高い温度にさらされることによって、
血圧が変動する現象を、「ヒートショック」と言います。
 

2. どれくらいの温度差があるか考えてみる

それならば、温度差が激しいところには行かなければ良いだけの話で、
その気になれば、温度差の激しい環境を避けることも可能かもしれませんが、
寒い時期の入浴時に生じる温度差は、回避することがかなり難しいです。

夏の外の気温が36度とすると、よく冷やされた店内では24度前後で、
その差は、12度前後になります。

一方、冬の外の気温が5度前後として、暖かい店舗内の温度は25度くらいでしょうか。
なんと、20度も差がありますね・・・。寒い土地柄だとさらに温度差が大きくなります。

それで、入浴に関してですが、お湯の温度は42~43度くらいで、
お風呂からあがった脱衣所では、10~16度くらいでしょうか。
ということは、実に30度近い温度差が発生していることになり、
その際、血管に加わる負担も大きくなることを意味しています。
 

3. 入浴時に亡くなる方は、交通事故で亡くなる方よりも多い

平成24年度は、4411人の方が交通事故で亡くなりましたが、入浴時の死亡者総数は、
17、000人にも達し、交通事故での死亡件数を大きく上回っています。

§平成24年中の交通事故死者数 全日本交通安全協会

交通事故と比較して、あまり話題にならないだけで、
入浴時に亡くなっている方の数が決して少なくないことが分かります。

グラフからも、ヒートショックは、11月から3月までの気温の低い時期、
中でも12月、1月には特に多く発生していることが一目瞭然ですね。

入浴時の死亡事故グラフ
(赤穂化成株式会社より参照) 

エアコンの使用とは異なり、入浴は大抵の方にとって毎日の習慣ですので、
お風呂からあがる際には、脱衣所との温度差に備えて、
少し冷たいくらいのシャワーでも浴びて(せめて手足だけでも)、
しっかりとリスクを軽減し、健康を守りたいものです。

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2013年12月19日 | カテゴリー:身体のおはなし

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