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ウコンに効果はないというのは本当か?

考える女性
 

1. 健康食品に対する考え方

はじめに健康食品に対する僕個人の考え方としては、「効果のあるものもあれば、
効果のないものもある」です。サプリメントを含めて一言で是非を語るのは無理があります。

従いまして、健康食品を常用している方を、「残念な人」とは思いませんし、
「聡明な人」とも思いません。詳細を聞いてみないことには何とも・・・。

健康食品の類は、摂取し過ぎると肝臓に負担がかかり過ぎて、
肝臓の数値を悪化させることがありますので、飲み過ぎてしまうのは
論外ですが、適量で健康の維持に一役買ってくれているならアリでしょう。

さて、健康食品に関心がない方でも、ウコンという言葉くらいは耳にした事があかと思います。
お越しくださっているクライアントさんの中にも、愛用している方が数名いらっしゃいますが、
以下の引用は、そのウコンの効能に言及した記事です。

《Gigazine.net》  2017年1月30日  『ウコンには薬効はないことが判明

黄色い見た目が特徴的な「ターメリック」、またの名を「ウコン」は、日本では二日酔いに効くとされ、本場インドでは傷薬や虫刺され、ひいては「ガンに効く」とまで言われています。カレーの原料としても知られるウコンは民間療法にも用いられる万能プレイヤーとして認識されているのですが、実は医学的な効能は認められていません。

ウコンにはさまざまな種類が存在しており、日本でもカレーの原料として広く知られるウコンは「秋ウコン」と呼ばれており、苦みが少ない特徴があります。一方、健康食品として用いられるのは、苦みがあって黄色が強い「春ウコン」で、中に含まれているクルクミンに効果があると考えられてきました。

しかし、ミネソタ大学の研究チームによる論文では、クルクミンに含まれる物質について「不安定かつ科学的に反応性が高く、体内に吸収できない化合物であるため、(薬剤の開発に役立つ)可能性は極めて少ない」とする結論を導き出しています。

薬剤の検証が行われる際には、多くの場合で特定のタンパク質に作用する能力についての検証が行われます。そして、クルクミンの化学組成には、実際にはタンパク質に作用していないにもかかわらず、あたかも効果があったかのような結果「False Hits (偽の結果)」をもたらす効果があることが明らかになっています。(以下省略)

【拙・健康食品は健康に悪いのか?





 

2. ウコン万能説

うむ。事実上の全否定です。

健康食としてカレー(ウコン)を推奨する記事は定期的に見かけます。
カレーを食べると風邪をひかない」とか、中には、「毎日カレーを食べるインド人は
認知症にならない
」とまで、賞賛されていたこともありました。

事の真偽は割愛しますが、インドと日本で伝えられている効能が違うという点が
興味深いですね。 そういえば、ご近所でインドカレー屋さんを営んでいるネパール人が、
「日本のターメリック(ウコン)は二日酔いにも効くの?」と困惑してました・・・。

あくまでも、僕の知っている限りですが、インドカレー屋さんを営んでいるのは、
インド人ではなくネパール人が多いです。なぜだろうなぜかしら・・・。
 

3. 西洋医学的には

研究する医師
 
さて、上記で引用した記事の末尾には以下の様に記されています。

実際にはタンパク質に作用していないにもかかわらず、あたかも効果があったかのような結果「False Hits (偽の結果)」をもたらす効果があることが明らかになっています

なんとも分かりにくい日本語ですが、なんらかの効果があったことは確かなようです。
ということは、作用するメカニズムを西洋医学では解明できなかっただけ、という見方ができます。

そもそも東洋医学の大半は、未だに西洋医学で解明されていません。
皆さんご存知の「ツボ」だってそうです。なぜ効果を出せるのかは謎だったりします。

逆に、煙草と癌の関係は、西洋医学で証明できていないにも関らず、
悪しきものとして揺ぎ無い地位を築いてしまった例もあります。

手術する際、欠かすことのできない麻酔だって作用メカニズムは未解明ですが、
「医学的に解明されていないから使用を拒否します」という方なんて殆どいないでしょう。

【拙・副流煙の有毒性が強いというのは本当か?
 

4. 無害という事実

ウコンの画像
 
それでも、「医学で証明されていないなら、ウコンを使い続けるのは何だかなぁ・・・」
という方も中には、いらっしゃるかと思います。

それでは、こう考えてみてはどうでしょう。ウコンは香辛料ですから、
摂取し過ぎさえしなければ、基本的には無害です。

その一方で、お越しくださっているクライアントさんの中には、頭が痛くなくても、
予防目的で頭痛薬を毎日欠かさず服用している方がいらっしゃいます。

かく言う僕も、高校生の頃は、通勤電車で腹痛になるのを避けるために、
毎日正露丸を飲んでました。健康を維持するためとは言え、
薬は間違いなく有毒で身体のどこかに必ず負担が掛かるものです。
それなら、無害のウコンを摂取して健康を維持できるなら御の字でしょう。

例えば、ウコンと頭痛薬とコーヒーフレッシュの中から、どれかひとつを毎日
飲む必要に迫られた場合、僕なら迷わずウコンを選びます。

個人的なイメージとしては、以下のような感じです。

ウコン  >  コーヒーフレッシュ   >>>>>  頭痛薬

理由と致しましては、健康に役立たない可能性はありますが、
上記三択の中では、最も害がないであろう物質だからです。

作用機序が不明で実際にはプラシーボ効果(気のせい)だったとしても、
これまでに度々利用し効果を実感できているのなら、
あえて止める必要はないだろうと考える次第です。

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2017年2月4日 | カテゴリー:栄養と健康

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