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ぐっすり眠るために必要な条件を考えてみた

眠る女の子
 

1. 帰宅時の電車で眠れない理由

自律神経の改善を目的にお越しくださっているクライアントさんが仰るに、
「通勤時、行きは眠れるけれども、帰りはちっとも眠くなりません」とのこと。

これは、起床から間もない時間帯に電車に揺られると、眠気を誘われることに対して、
帰宅時には集中して仕事をこなしたため交感神経が緊張し、
余韻が冷めず興奮状態が持続していることが原因だと考えられます。

通勤時間は煩わしいものですが、考え方によっては、自宅に戻るまでの間に仕事や
勉強で興奮した神経をクールダウンするための有用な時間になっているわけです。

【拙・疲れているのに眠れないのは何故なのか?





 

2. 子供はぐっすり眠るもの

さて、このクライアントさんには、幼いお嬢さんがいらっしゃるのですが、
仕事を終えて帰宅する頃には、既にぐっすりと眠っている模様。
それこそ、ちょっとした物音程度では、目を覚まさないのだとか。

そんな愛娘の寝顔をみる度に、「なぜこんなに眠れるのだろう・・・」
と羨ましくも理不尽に感じるそうな。自律神経が過敏になっている人は、
得てして僅かな物音でも目が覚めてしまう傾向にありますので、
死んだように眠っている人をみると奇妙に思えるのも頷けるお話しです。

改めて思い返してみると、いったん眠ってしまえば、ちょっとやそっとでは、
子供は目を覚ましません。つまり、深く眠れているという事になりますね。

【拙・自分で出来る自律神経チェック
 

3. なぜ子供は疲れないのか?

誇らしげな女の子
 
小さいお子さんがいるご家庭なら分かるかと思いますが、小さな身体の割に
びっくりするくらい体力があります。それこそ、「ちょっと休憩すれば?」と、
提案しても、「ぜんぜん大丈夫!」と、休むことなく遊び続けますよね。

それで、体力を限界近くまで使っているはずなのに、一晩眠れば朝から元気です。
これは、睡眠を摂ることによって疲労がリセットされたことに他なりません。
まさしく、「しっかり活動してしっかり眠る」を実践しているわけです。

その一方で、世の中の大多数の大人は、頑張りすぎると翌日、下手をすると
数日間はパフォーマンスが低下し、調子が戻るまでに時間がかかってしまいます。

もちろん、子供であっても旅行やイベントで、はしゃぎすぎると、
眠っても疲労を回復しきれずに体調を崩してしまうケースはありますが、
回復力において、大人と子供では雲泥の差があることは間違いないでしょう。

うん、なるほど。そう考えるとなんだか理不尽な気がするとともに、
ぐっすり眠れる子供が羨ましくなる気持ちを理解できます。

それなら、睡眠の質に差があると仮定し、差を生み出している原因を
掘り下げていけば、睡眠の質を改善できることに繋がります。

【拙・旅行から帰ってくると体調を崩すのは何故なのか?
 

4. 身体の柔軟性

まず、差をもたらしている要素として考えられるのが身体の柔軟性です。
加齢に伴い、「いつの間にか身体が硬くなっていた」と言う方は多いでしょう。

というよりも、ヨガなりストレッチなり、普段から身体をケアしていなければ、
筋肉や関節の柔軟性は確実に低下していくものです。

それで、身体の硬さと睡眠は、あまり関係なさそうに思えますが、実は大いにあります。
身体が硬い人と柔らかい人を比較すると、柔らかい人ほど血の流れが良いのですが、
血流を良好な状態に保てていれば、結果的に老廃物が溜まりにくくなります。

老廃物が一定のレベルまで蓄積されると、疲労を感じ始めるのですが、
その際、無意識のうちに身体を動かして血流が停滞するのを避けようとします。

同じ姿勢で長時間仕事をしていると、自分でも気付かないうちに肩を揉んだり、
首を回したり、立ち上がって伸びをしたりするのがそうですね。

これは身体が疲労する事態を回避するための動作で、睡眠中だと寝返りが
それに該当します。つまり、身体が硬いと寝返りをうつ回数が増加してしまうわけです。

眠っている間に、勝手に寝返りをうってくれるならまだ良いのですが、
身体が硬く疲労している状態だと、だるさで目が覚めてしまい、
それから自分の意思で体勢を変えているケースが目立ちます。

その場合、いったん睡眠が中断されているわけですから健康的とは言えませんよね。
従いまして、最低限の柔軟性を確保できていないと、睡眠の質は低下すると言えます。

【拙・寝返りが健康を左右してしまう理由
 

5. 頭部関節の柔軟性

頭の固さを調べる女性
 
次に頭部(関節)の柔軟性。大人と子供を比較すると、頭の柔らかさ(比喩ではなく
物理的に)がまったく違います。整体の施術中に頭部の関節を緩めると、
大抵の人はすぐに眠ってしまいますので、睡眠と深く関与していることは間違いないです。

【拙・頭蓋骨矯正による体質改善効果

頭部の関節はストレスを受けると硬くなるのですが、大人と子供ではストレスの度合いが
異なり、それが両者の差になっているのでしょう。子供にはストレスがないという事ではなく、
ストレスに晒されてきた期間が大人と比べて短いという意味です(念のため)。

例えば、自律神経のバランスが崩れている小学生のクライアントさんは、
頭部に緊張が見られますが、それでも大人ほど硬くはありません。
生活状況が大人顔負けの毎日を過ごしていてもです。

つまり、頭部の関節はストレスレベルの強弱ではなく、経過年数に応じて
徐々にですが、確実に硬くなっていくものだと考えられます。

それなら、ぐっすり眠るためには、いかにして頭部の柔軟性を保ち続けるかが
鍵になりそうです。頭部の緊張を緩めるには、整体に行くのが手っ取り早いのですが、
自宅でやりたいということであれば、お風呂に入った際にでも、髪を洗うついでに
毎日しっかり頭皮と顔のマッサージをしてあげるだけでも長い目で見れば大きな差になります。
頭や顔の筋肉は、自分が思っているよりも疲労しているものですよ。

【拙・頭部の関節の柔軟性を確認しよう
 

6. まとめ

ぐっすり眠るために必要な条件としては、以下の2点です。
両方揃えば高確率でぐっすり眠れますよ。

① 身体の柔軟性を保つこと
② 頭部の柔軟性を保つこと

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2017年1月27日 | カテゴリー:睡眠の質を上げる方法

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