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出産後パニック障害になりやすいのは何故なのか?

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1.出産後はうつ病を発症しやすい時期

先日、「産後うつ」でお悩みのクライアントさんがお越しくださったのですが、
産後に限らず、うつ症状の方がご来院されるのは、かなり珍しいパターンです。

いや、あるにはあるのですが、基本的には旦那さんや、ご家族の方に連れられて、
という場合が殆どです。うつ症状で悩んでいる方ご自身は、「家族がどうしても
と言から渋々来てみました」 そういうケースが圧倒的に多いです。

出産後は以前から、うつ病を発症しやすい時期として知られています。
ところが、周囲からは、「産後の疲れ」と認識されることが多く、
うつ病であることを見過ごされやすく、対処が遅れてしまいがちです。

【拙・パニック障害に女性が多いのは何故なのか?





 

2.出産後パニック障害になりやすい理由

それで、クライアントさんから詳しく状況を聞いてみると、里帰りしていたご実家から、
ご自宅に戻ってしばらく経過した頃に、強い動悸に悩まされ始めたのだとか。

それと平行して、「旦那さんが不在の時になったらどうしよう」 と不安になる機会が増え、
絶えず胸が圧迫される感じがあり、それもストレスになっているとのこと。

激しい動悸に、予期不安が伴っていますので、これは、産後うつというよりも、
パニック障害に近い症状ですね。実際問題として、出産後はうつだけでなく、
パニック障害を発症しやすい時期でもあります。

その理由として、まずホルモンバランスが大きく変動しやすく、不安定になりがちで、
一般的には、授乳期間が終わるまで本来の状態には戻らないと考えた方が良いです。

【拙・自分で出来るパニック障害チェック
 

3.睡眠の問題

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次に、赤ちゃんがいると、まとまった睡眠時間を確保することが難しくなり、
どうしても慢性的な寝不足になってしまいがちです。

さらに、この時期の女性は、夜中に赤ちゃんが泣き始めると、
すぐに対応できるよう無意識下では備えているものです。
つまり、常に臨戦態勢ですので、眠りの質は良くありません。

健康を損ねそうな条件は他にもあります。赤ちゃんの傍で寝ていると、
自然な寝返りを打てません。寝ている姿勢に疲れてきたら、自分で楽な体勢に
変えるしかないのです。ここでも睡眠が中断されているわけですね。

こと睡眠に関しては、かなり厳しい条件が揃っていることが、お分かり戴けたでしょうか。

【拙・寝相が良すぎると実は不健康だったりする
 

4.環境の問題

その他に、孤立しやすいことも、パニック障害を誘発しやすい要因になっています。

比較的近くに、ご両親がお住まいだと良いのですが、実家から遠く離れて暮らしていると、
支援が受けられませんので、ひとりで抱え込むことになります。
そういう場合は、得てして、近隣には友人もいないケースが多いものです。

そうしますと、すべてにおいて、赤ちゃんと同伴することが前提になりますので、
ちょっとした用事であっても、労力が必要になってしまいます。

たとえ僅かであっても、自分だけの時間を確保できるのと、出来ないのでは、
ストレス度合いが大きく違ってくるものです。

【拙・休息をとることの重要性
 

5.夫の理解が必要

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そもそも、会話をする相手が旦那さん以外にいませんので、それだけでも、
対話を重視する女性にとっては、かなり深刻な問題になります。

帰宅すると仕事で疲れているでしょうけれども、旦那さんは普段から、
奥さんの話をしっかり聞くように心掛けた方が良いです。
いったん体調を崩してしまうと、費やす労力や資金は大幅に増してしまうものです。

1歳と0歳のお子さんがいらっしゃるクライアントさん(パニック障害ではないです)が、
産後の骨盤矯正にお越しくださった際に、「夫が休みの日は、ほっとします。
私にとっても貴重な休日なんです」 と仰ってました。

言われてみると、確かにその通りだな、と納得できるお話しなのですが、
僕も含めて、そこまで想像が及ぶ男性は少数派でしょう。

【拙・会話のない生活はストレスになる
 

6.産後はパニック症状が悪化する

パニック障害でお悩みのクライアントさんをみていると、出産後の生活や、
服用する薬の関係もあって、出産を見合わせる女性が多いです。

それでも出産に踏み切るクライアントさんは、少なからずいらっしゃるのですが、
不思議なことに妊娠中は、パニック障害の症状が軽減する傾向があります。

ところが、出産を終えると、元の状態よりも症状が酷くなってしまうケースが目立ちます。
それどころか、パニック障害を克服し、すっかり普通に過ごせるようになっていた方が、
出産を機に再発させてしまうことも珍しくありません。
出産後の女性を取り巻く環境は、それだけ苛酷だということなのでしょう。

新しいお母さんが、少しでも快適に過ごせるように、旦那さんや家族をはじめ、
周囲の人は積極的に協力したいものですね。

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2016年10月15日 | カテゴリー:パニック障害の症状

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