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かき氷を食べて頭がキーンとなる原因と対処法

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1.頭がキーンとするのだが?

7月は過ごしやすい日が多かったものの、8月になってから暑い日がつづきます。
皆様方におかれましては、水分補給を心がけ、くれぐれも健康的に活動なさってください。

幼稚園や小学生のお子さんがいらっしゃるご家庭では、普段よりも、
家事や子供の相手をする時間が増えることも手伝ってか、そろそろ疲労が蓄積しつつある
お母さんが増えてきたように思います。ご自身の健康を維持するためにも、
なんとか自分だけの時間を捻出しつつ、適度に息抜きもしてくださいな。

ところで、夏休みも中盤に差し掛かり、各地で花火大会や、夏祭りが開催されていますが、
この手のイベントには、出店がつきものですよね。かき氷にしても、焼きそばにしても、
普段より、なんとなく美味しく感じるので不思議です。

それで、とある方が、お子さんを連れて花火大会に行った際に、かき氷を食べると、
もれなく頭痛が発生したそうな。例の頭が「キーン」とするアイスクリーム頭痛ですね。

その度合いと言いますか、程度が人よりも強いらしく、「頭痛さえ起きなければ・・・」
とお嘆きでした(深刻な話ではなく、あくまでも雑談レベルです)。





 

2.アイスクリーム頭痛

そのアイスクリーム頭痛ですが、別に僕が勝手に名付けたわけではなく、
なかなかにふざけた名前ですが、実は正式名称なんです。

アイスクリーム頭痛は病名ではありませんが、かき氷を食べると、頭がキーンとするのは、
正常な生理反応ですから、便宜上命名されたものと思われます。

かき氷頭痛ではなく、アイスクリーム頭痛というのが腑に落ちませんが、
両者の温度を比較して、より低い温度のアイスクリームを採用したのではなかろうか(適当)。

単純に温度だけに注目すると、かき氷の0度に対し、アイスクリームは-7度だったりします。
アイスクリームには、かなりの脂肪分含まれているため、純粋な氷に近いかき氷よりも、
熱の伝達や吸収が弱くなります。

アイスクリームを保存するには、-7度の環境が必要ですが、かき氷だと0度で事足ります。
みぞれ等の氷が主体の製品を冷凍庫に入れておくと、食べるのに苦労するくらいカチカチに
なってしまうのは、冷やされ過ぎているからなんですね。

そういうわけで、口に入れた際も同様で、アイスクリームよりも、かき氷の方が、
熱が伝達されやすいため、頭がキーンとなりやすい傾向にあります。

けどそれなら、やっぱり、「かき氷頭痛」と名付けるのが妥当ですよね。
アイスクリーム頭痛と命名されたのはなぜだろう、なぜかしら・・・。

【拙・コーヒーを飲んでも水分補給にならないのか?
 

3.血流の問題

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それはさておき、かき氷を食べると頭がキーンとなる原因は、主にふたつあります。

ひとつは、かき氷を食べたことにより、口の中は急速に冷やされます。
そこで脳は冷えすぎた口腔内を暖めるために、血管を拡張して熱を送り込みます。

急激に血流量が増えたことで、例のキーンが生じてしまうわけです。
一般的な頭痛は、血管が拡張した時に起こるのと似ていますね。

偏頭痛に悩まされている方は、キーンとなる確率が高くなると言われていますが、
血管が拡張することにより起こるなら、頷けるお話しです。

【拙・血液の働きを考えてみる
 

4.痛覚の問題

ふたつめは、脳の勘違いが原因だろうと言われています。

水を飲むと、「冷たいものが口に入った」という知覚情報が、三叉神経を介して脳に伝わります。
この際に、あまりに冷たすぎると、痛み刺激として感知してしまうわけです。

冷覚や温覚は、16度から40度の範囲で正常に機能するのですが、
それを超えてしまうと、代わりに痛覚が機能しはじめます。

つまり、脳は冷たい温かいという感覚ではなく、痛みとして認識するわけです。
真冬の北海道に旅行に行ったりすると、「寒いというより痛い」と感じることがありますよね。

また、火傷をするくらいの熱い物に触れてしまうと、やはり痛みを感知して
反射的に手を引っ込めますが、危険から身を守るために必要な反応と言えます。

【拙・歯痛の原因にもなりうる三叉神経痛
 

5.アイスクリーム頭痛の対処法

かき氷を差し出す女性
 
かき氷を食べて頭がキーンとなる原因がわかれば、それなりに対策も立てられます。

まず、血管が拡張し、血流が増えることが原因であれば、頭部を冷やしてあげると、
血管は収縮しますので、頭痛を解消できます。

かき氷を一口食べたらすぐに、手に持っているかき氷を額に当てて頭を冷やす。
そうすれば、キーンとなる確率を低下させることが出来そうです。

大半の頭痛薬は血管を収縮し、血流を低下させることにより症状を緩和させますが、
それと同じ原理ですね。いたってシンプルです。

もうひとつは、かき氷が冷た過ぎるために、冷覚から痛覚に代わるのであれば、
ゆっくり食べて、痛覚が機能しないようにすれば解決しそうです。
具体的な方法としては、口の中で溶かして食べるようなイメージでしょうか。

「そんな食べ方をしたら、かき氷の美味しさが損なわれてしまうからイヤだ!」
というご意見もありそうですが、ごもっともです。
そこは、アイスクリーム頭痛が起こる不快感と、天秤に掛けて選んでくださいな。

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2016年8月11日 | カテゴリー:脳のおはなし

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