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プロ野球にエースで4番がいない理由

投手と打者
 

1. 163キロのストレート

昨年、投手として覚醒した感のある大谷選手ですが、今後は投手に絞りつつ、
無理のない範囲で野手をやっていくのか、と思いきや二刀流は健在の模様。

それどころか、打者としても昨年までより、確実にレベルアップしていて、
自分が投げる試合でも、5番を打つという・・・。

《スポーツ報知》  2016年6月6日  『大谷「失投」で日本新163キロ』

日本ハムの大谷が、巨人戦で自身が持つ公式戦最速を更新する163キロを出した。4回にクルーズの4球目に投げ、結果はファウルだった。10奪三振で、2失点完投勝利。

自身3連勝で4勝目を挙げ、巨人の連勝を6で止めた。打っては「5番」で1安打1打点。クリーンアップで完投勝利は、2リーグ制後初の快挙。(以下省略)

163キロですか。ロマン溢れるストレートですが、いずれ出すだろうと思っていたので、
そこまでは驚きませんでした。大谷選手にとっては確実に通過点ですよね。

そこではなく、投手でありながらも、5番に名を連ねたという事実には、驚かざるを得ません。
プロ野球の常識を覆す事件といって差し支えないでしょう。

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2. 打てる投手

ところで、打てる投手といえば、元ジャイアンツの桑田氏を思い浮かべるのですが、
気になったので成績を調べてみると以下の通りでした。

≪桑田真澄≫ 

打数 890 安打 192 本塁打 7 打点 79 三振 265 打率 .216 OPS .537

生涯打率は、2割を超えていますね。まったく持って素晴らしい。
しかも点差が開いている試合なんかで、「待て」の支持がだされ、
立っているだけの打席もあったでしょうから、全打席ヒット狙いなら、
もう少し打率が上がったかもしれませんね。

ちなみに、引退後も色んな番組で見かける、ミスタージャイアンツの
長男である長嶋一茂氏の生涯成績は以下の通りです。

≪長嶋一茂≫ 

打数 843 安打 161 本塁打 18 打点 82 三振 215 打率 .210 OPS .618

桑田氏の成績と逼迫してますね。長嶋氏はもちろん投手ではなく、
純粋な野手ですから、いかに桑田氏の打撃が優れているかが分かります。

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3. 中軸を担う意味

野球のボール
 
普通なら、投手にヒットなんて期待しないものですが、桑田氏の成績なら、
「打ってくれ!」と、期待したくなるのも頷けるお話です。

とはいえ、チャンスで桑田氏が、あっさり凡退したとしても、まず誰も怒りません。
「しょうがない、投げる方で頑張って」と、温かく見守ってくれることでしょう。

ところが、大谷選手の場合は、事情が変わります。

いくら好投していても、打つ方でチャンスを何度も潰してしまおうものなら、
熱いファンからは、野次られる可能性もありますね。

首脳陣からも叱責され、次の試合から打順は下位に落とされるかもしれません。
厳しいですが中軸を任されるとはそういうことです。

桑田氏とは、期待されている役割がまったく違うわけですね。

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4. エースで4番の選手

さて、少年野球では、以前と比較すると減少傾向にあるものの、
エースで4番の選手が少なくありません。まさしくチームの柱です。

高校野球でも、かなり少なくなりましたが、エースで4番の球児がいます。
4番でなくとも、中軸を任されているケースは今でも珍しくありません。

ところが、プロ野球ともなれば、エースで4番の選手なんて皆無です。
というわけで、改めて何故なのか考えてみました。

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5. なぜエースが4番なのか?

少年野球では、チーム内でもっとも運動神経の良い子供、あるいは、
野球センスのある子供がピッチャーを任される確率が高いです。

晴れて投手に抜擢された子供は、得てして、チームメイトよりも背が高く、
力もあったりするものです。それなら、打つ方でも4番を任せたくなるなるのは必然です。

この辺りの事情は、高校野球でも変わらないでしょう。
毎年甲子園に出場するような強豪校であれば、優れた選手が全国から集まってきますが、
普通の高校であれば、運動神経の良い生徒なんて、せいぜい2~3人くらいでしょうか。

それなら、勝率を上げるためには、投手で頑張ってもらいつつ、打撃にも期待せざるを得ません。
そうしますと、エースで4番、もしくは中軸打者を担う選手がでてくるわけですね。

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6. エキスパートの働き

トレーニング機材
 
練習方法も、各ポジションごとに特化したトレーニングをこなさなくとも、
基礎体力を中心に練習をつづければ、能力は伸びていきます。

イチローさんなんかは、読書をする際に縦書きのものは読まずに、
横書きで書かれたものを読むそうな。理由は、目の動きを縦ではなく、
試合と同じ横方向に慣らしておきたいからだそうです。さすがです・・・。

プロ野球では、各ポジションごとに、エキスパートの働きが要求され、
それに準じた練習を積み重ねることになります。

かつて、オリンピックにて、元投手の監督が、「ライトでもレフトでも似たようなものだろう」
という発想から、本来はライトの選手を、即席でレフトに配置したことがありました。

その選手は案の定、不慣れなレフトで落球してしまい、
日本国民からバッシングを受けてしまうという残念な事件がありましたが、
決して選手は悪くないと思われます・・・。

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7. 次元の違う存在

ようするに、よりレベルの高い環境で野球をすることになると、
投手は投手として、野手は野手としての働きを期待されます。
それだけ先鋭化させていかないと、プロでは通用しないということです。

逆に、レベルが低ければ、運動神経の良さや、野球センスだけでも、
ごり押しで活躍できてしまうわけです。エースで4番の選手が、
少年野球から、高校野球にかけて減っていくのも道理と言えるでしょう。

つまり、大谷選手の才能は、野球のエリート集団であるプロ野球の中でも、
突出しており、まさしく次元の違う存在ということになりますね。あなおそろしや・・・。

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2016年6月9日 | カテゴリー:その他

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