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深呼吸は息苦しさの原因になる=パニック障害

疑問を呈する女性
 

1. 息苦しさは重大な要素

パニック障害を患う人は、息苦しさを感じると、「またパニック発作を起すのでは・・・」
と不安になるものです。逆に予期不安から、緊張が高まり息苦しさを感じることもあります。

いずれにしましても、「息苦しさ」が重大な要素になっていることは間違いありません。
空気が停滞しやすい閉じられた空間、例えば新幹線や飛行機等を苦手にするのも、
単に拘束時間が長いというだけが理由ではないでしょう。

同じく美容院を苦手とする人が多いのも、逃げ場がないことだけが理由ではなさそうです。
髪を切る際に、エプロンで首周りが軽く圧迫されます。そうしますと、やっぱり息苦しさが
助長されるため、パニック発作を誘発する無視できない要因のひとつだと言えます。

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2. 深呼吸について考えてみる

パニック発作を起さないためには、ストレスが加わって緊張しない状態、
つまり極力リラックスした状態を保つことが大切になります。

そうしますと、苦手、あるいは緊張しそうな場面に挑む際、一般的には深呼吸をします。
深呼吸をすると、自律神経は交感神経から、副交感神経が優位な状態に切り替わり、
酸素摂取量が増加して、身体の筋肉は弛緩します。

深呼吸することによって、必要以上に力が入らないよう調整できるわけですね。

ところが、パニック障害で悩まされている人にとっては、深呼吸することによって、
逆に緊張してしまう可能性があるため注意が必要です。

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3. 血中の酸素濃度に注目

パニック発作に至らなくとも、過呼吸が起こっている時に体内では、
酸素濃度が上昇すると共に二酸化炭素濃度が低下しています。

血中の酸素や二酸化炭素の濃度は、脳によって常にモニターされていて、
異変があれば、「もっと呼吸するように」、もしくは、「そんなに呼吸しなくて良い」
という判断をして、自動的に調整してくれます。

運動をした後には、呼吸が大きくなるものですが、脳が体内の酸素濃度が低下している
情報を得て、よりたくさんの酸素を摂取するために調整された結果です。

その後、体内が必要な酸素で満たされると、再び脳が感知して、酸素摂取量を減らします。
荒い呼吸から、平常時の穏やかな呼吸に切り替わるタイミングがその時です。

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4. 深呼吸が過呼吸を招く

注意喚起する女性
 
パニック障害の人は、総じて神経が過敏になっている場合が多く、
身体のちょっとした変化にも敏感に反応することが少なくありません。

深呼吸をすると、過呼吸時ほど顕著ではありませんが、
体内の酸素濃度が上昇し、二酸化炭素濃度は低下します。

その時に僅かながらも、息苦しさ、違和感を感じる可能性があり、
そうなってしまうと、パニック発作に対する不安や緊張が増大してしまいます。
皮肉な事に、深呼吸がきっかけとなって、過呼吸を招いてしまうわけですね。

平常時に深呼吸をするぶんには、まったく問題ありませんが、
大事な場面に挑む際に、リラックスしようと深呼吸をすると、
逆に息苦しさを感じてしまう結果になりかねない、ということは把握しておきましょう。
息苦しくなる原因、理屈を理解していれば、自ずと不安は軽減するものですよ。

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最終更新日 2016年10月6日

2016年5月25日 | カテゴリー:パニック障害の症状

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