いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

パニック障害を患うと新幹線や飛行機が苦手になる理由

新幹線の画像
 

1. 新幹線や飛行機は苦手

パニック障害でお悩みの方は、かなりの高確率で新幹線や飛行機を苦手にしています。

その理由として、新幹線も飛行機も長距離を移動するための交通手段ですから、
しんどくなっても途中で降りることができません。基本的に長時間拘束されてしまうわけですね。

在来線の場合でも、「快速急行や特急は無理だけど各駅停車なら大丈夫」
という方は珍しくありませんよね。もし気分が悪くなれば、すぐに下車できるぶんだけ、
精神的にゆとりがあるためでしょう。

ところが、パニック障害を患っていても、長時間拘束されるはずの長距離フェリーや、
高速バスだと、どういうわけだか、難なく乗れてしまう方が少なくありません。





 

2. 耳がキーンとなる理由

拘束される時間だけを比較すれば、新幹線や飛行機の方が短いです。
それなら、船やバスとの違いはどこにあるのかと言いますと、
実は身体に生じる気圧の変化が大きく影響しています。

飛行機に乗ると、耳がキーンとすることがありますよね。
新幹線でもトンネルに出入りする際に、やっぱり耳がキーンとなることがあります。

これは、周囲の気圧が急激に変化することによって、
鼓膜の内側と外側の圧力に差が生じたために生じる現象です。

ふだんなら、鼓膜の内と外の圧力は等しいのですが、気圧が変化すると、
気圧の低い方に鼓膜が引っ張られて、耳がおかしく感じるわけです。

【拙・自分で出来るパニック障害チェック
【拙・恋愛による胸の苦しさが侮れない理由
 

3. 横隔膜も影響を受ける

新幹線の車内
 
それで気圧の変化によって、身体が影響を受けるのは耳の鼓膜だけでなく、
構造上、胸の横隔膜も同様に敏感な部位なのです。

横隔膜は、胸部と腹部を隔てているのですが、胸部側が陰圧、腹部側が陽圧
つまり、胸よりもお腹の圧力が強い状態でバランスを保っています。

そこに、外部の圧力が急激に変化すると、横隔膜もふだんとは違う圧力バランスとなって、
僅かながらも呼吸がしにくくなったり、息苦しさを感じることになります。

深海魚は、海底の強い圧力の中で生息することを前提に、身体が設計されています。
そのため、釣り上げてしまうと、急激な気圧の変化に対応できず、
目玉が飛び出したり、内臓が口から押し出されるのと同じ理屈です。

【拙・胸に圧迫感がある時の対処法
【拙・本当に効果のあるパニック発作の対処法
 

4. 大切なのは慌てないこと

鼓膜とは異なり、そこまで大きな影響は受けないのですが、
パニック障害を患い、過呼吸を経験したことがある人は、
「いつもと違う呼吸、息苦しさ」を察知することによって、
不安や嫌な予感が強くなり、交感神経が緊張してしまいます。

一度でもしんどい思いをすると、新幹線や飛行機に対する苦手意識が形成されるため、
次に利用する際には、最初から緊張した状態で挑むはめになります。
そうしますと、さらに気圧の変化(息苦しさ)を敏感に感じ取ってしまうのですね。

ここで大切なことは、飛行機や新幹線でトンネルに出入りする際には、
周囲の気圧が変化し、呼吸(横隔膜)も影響を受けるということを理解し、
息苦しくなっても慌てたり、動揺しないことです。

原因さえ分かっていれば、少なからず不安は軽減されますので、
結果的に、パニック発作が起こる可能性も低くなりますよ。

関連記事
【拙・パニック障害の予期不安を解消する方法
【拙・パニック障害に効果的な音楽
【拙・パニック障害の人にお伝えしたいアロマの使い方
【拙・薬なしでパニック障害を治そう
【拙・嫌な予感は信用できるか?




最終更新日 2016年10月6日

2016年5月10日 | カテゴリー:パニック障害の症状

あわせて読みたい記事

お問い合わせ

自律神経失調症・パニック障害・不眠症

西宮・芦屋 ながた整体院

0798-32-0446

営業時間

10:30~13:00
15:00~21:00

※木・土曜日は19:00まで

電話受付

20:00まで
※木・土曜日は18:00まで

休診日

日曜日・祝日

»当院へのアクセス

»メールでのお問い合わせ

PAGE TOP

お問い合わせ