いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

アトピーにワセリンが効果的という研究結果

アトピーにワセリン
 

1. またしてもワセリン

《読売新聞》  2016年4月25日  『アトピー性皮膚炎、原因遺伝子を発見』

理化学研究所や京都大などの研究グループは、アトピー性皮膚炎の原因となる遺伝子を、マウスを使った実験で突き止めたと発表した。 (中略)

 理研の吉田尚弘研究員らは、アトピー性皮膚炎を発症するマウスを調べ、「JAK1」というたんぱく質の遺伝子の一部が変化し、異常に活性化しているのを発見。その結果、皮膚の角質に働く酵素も活性化し、角質がはがれて刺激を受けやすくなっていることが分かった。JAK1の働きを防ぐ塗り薬や、刺激から皮膚を守るワセリンなどをマウスに塗ると、アトピー性皮膚炎の発症を予防できた。

アトピー性皮膚炎に悩まされる人が年々増えているだけに朗報と言えそうです。
それにしても、花粉症につづき、またしてもワセリンが脚光を浴びたわけですが、
比較的安価な薬品ですから、その点でも評価できますね。

あくまでも予防に、「有効」ですから、重度のアトピー性皮膚炎の方や、
症状が出ている範囲が全身に及ぶ方にとってはあまり意味をなしません。
 

2. 予防にはワセリンが効果的

とはいえ、現状だと皮膚科に行けば、「軽度のうちに治すことが大切」と、
高確率でステロイド剤が処方されます。

ステロイドは、確かに症状を抑えてくれますが、徐々により強いステロイド剤に
移行せざるを得ない傾向があるのも事実です。

そうしますと、副作用も強くでてしまいますので、通院しているうちに、
かえって悪化してしまった、というケースも少なくありません。

その点、ワセリンならそこまで強力な副作用はありませんので安心です。
予防にはワセリンが効果的だと、科学的な根拠が示されただけでも
充分に価値のある研究報告でしょう。

アトピー性皮膚炎において、JAK1たんぱく質の遺伝子の機能異常が
諸悪の根源と言えそうです。今後の研究によって、
同遺伝子を正常に機能させつづける方法が見つかると良いですね。

関連記事 
【拙・衣類アレルギーとはなんだろう?
【拙・アトピー性皮膚炎と黄色ブドウ球菌
【拙・アトピーの方は静電気にご注意
【拙・アレルギーの方はエアコンのカビにご注意


スポンサーリンク

2016年5月6日 | カテゴリー:サイエンス

あわせて読みたい記事

PAGE TOP

お問い合わせ