いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

血液中から大量の金属=中国の大気汚染

煙突からの煙
 

1.ウォーカー氏の談話

深刻な大気汚染問題を抱える中国では、淀んで空が見えない日が、
すっかり常態化してしまいました。あれだけ汚れた空気の中で過ごせば、
呼吸器系を中心に健康被害が生じるであろうことは誰にでも予想できます。

屋外でのスポーツなんて、それこそ自殺行為に等しいでしょけれども、
どういうわけだか、中国に渡るサッカー選手は後を絶ちません。
事前に現地の環境を調べたりしないのでしょうか・・・。

以下は、中国プロサッカーリーグのコーチに就任したウォーカー氏の談話。

《産経新聞》  2016年4月24日  『元イングランド代表GKが欧米選手に緊急警告』

(前略)「私の家族は上海に住んでいたが、息子は大気汚染によって体調を崩した。検査したところ、血液中から大量の金属が見つかったんだ」-。

 ウォーカー氏は4年前に、上海のライバルクラブ、上海申花のコーチに就任した。以来、日課になっているのが、自宅を出る前に携帯電話のアプリケーションで、大気汚染の状況をチェックすることだ。結局、ウォーカー氏は「単身赴任」を選択。8歳の息子の健康状態を考慮し、妻の母国、米国へ移住させることを決断したという。(以下省略)

 

2.血液から大量の金属が検出

日本でも中国から飛来するPM2.5が、捨て置けないレベルになっています。
それなら、大気汚染の発生元である中国で暮らしている原住民は、
より深刻な健康被害に悩まされるはずですが、実態は殆ど報道されてきませんでした。

引用記事にあるウォーカー氏のお話によりますと、体調を崩した息子さんの血液から、
大量の金属が検出された模様です。4年前にコーチ就任とありますから、
息子さんが上海で過ごした期間は、3~4年くらいになりますね。

重金属が体内に入り込んでしまうと、なかなか体外に排出されませんので、
相当厄介な問題ですので、返すがえす事前に調査しなかった事が悔やまれます。
なにより中国人の子供たちは大丈夫なのでしょうか・・・。
 

3.PM2.5とは何だろう?

霞んだ交差点
 
そうしますと、日本に押し寄せるPM2.5の影響が気になりますが、
そもそもPMとは、空気中に含まれる粒子状物質の総称です。
従いまして、火山が噴火して灰が降ればそれもPMということですね。

一方の、2.5とは物質の大きさ(直径2.5μm以下の小さな粒子)を示します。
サイズが小さいゆえに、空気中での滞留時間や移動距離が長く、
中国から海を越えて日本に到達してしまうわけです。

言い方を換えると、粒子が大きくなれば、海を越えることができませんので、
大気の汚染度合いは、中国本土よりも軽度ではあります。

さらに、中国では大気だけでなく、土壌河川も汚染されていますので、
健康を損ねる確率で言えば比較にならないでしょう。

とはいえ、粒子の直径が小さければ、肺の深部まで到達してしまいますので、
やっぱり放置して良い問題ではありませんね・・・。

関連記事
【拙・宇宙からみた中国の大気汚染
【拙・九州でもPM2.5が深刻な状況
【拙・中国製フローリングからホルムアルデヒド
【拙・中国のタピオカはタイヤで出来ているらしい


スポンサーリンク

2016年5月2日 | カテゴリー:環境と健康

あわせて読みたい記事

PAGE TOP

お問い合わせ