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投手も盗塁するべきか?

盗塁している画像
 

1.35年ぶりの盗塁成功

今年もプロ野球が開幕しましたが、新監督を迎えた阪神タイガースでは、
35年ぶりに投手が盗塁を成功させたそうな。

ファンの皆さんは、「負けたけど面白かったから、これでいいよ」と、
概ね好意的に受け取っている方が多いような印象です。

35年ぶりということは、滅多にお目にかかれないプレーだったわけですから、
そりゃ、新鮮味があって、おおいに盛り上がったことでしょう。

とはいえ、35年ぶりなのですから、普通はやらないということです。
長年試行錯誤を繰り返して、投手の盗塁は理に適っていないと
判断されたからこその定石であり、セオリーです。

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2.決して効率的ではない

いきなり試合で走ることができるはずもありませんから、タイガース投手陣は、
キャンプ中から盗塁の練習を繰り返してきたと推察されます。

走塁の練習をするということは、本職の投手に必要な練習時間を割いた、
もしくは、本来なら休息に充てていた時間を使ったということになりますので、
決して効率的とは言えませんねよ。その辺りの事情を含めて、
「投手は盗塁する必要なし」という常識が形成されたものと思われます。

仮にそこは目をつぶるとしても、これまでまったく盗塁する必要のなかった人たちが、
盗塁を試みるという事は、普段とは違う身体の使い方を強いられるという事です。

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3.イチローさんいわく

イチロー画像
 
数日前に某番組で、おそらくは日本球界史上最高の選手であろうイチローさんが、
以下の様な発言をしていました。

『長い距離を投げてるからといって、短い距離が上手くなるわけではない。去年ピッチャーをやって痛感した。普段あれだけ遠投をやるのでピッチャーで20球くらい軽くいけると思ったら翌日バリバリ。3日間くらい動けなかった。全然使う筋肉が違うんですよね』

イチローさんの凄いところは、打撃技術だけでなく、殆ど長期離脱することなく、
試合に出続けていることでしょう。つまり、大きな怪我をしないわけです。

普段のトレーニングから、故障しないよう徹底して管理し続けた結果ですが、
実際に何年間もこなせる選手なんてそうそう居ません。

こと野球に関しては、ストイック過ぎるほどのイチローさんでさえ、
投手をやると、数日間動けないくらい身体にダメージを負ってしまいます。

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4.怪我をするリスクが高まる

野球に限らず、どんなスポーツであれ、トップ選手になるほど、
自分がイメージした通りのフォームで身体を動かすことができます。

身体のどこかに少し違和感があるだけで、一連の動作に誤差が生じ、
その結果として、本来のパフォーマンスを発揮できなくなるものです。

それが、普段とは違う運動をしたあげく筋肉痛が生じていたりすると、
理想通りの動作を保つことなどまず不可能です。なによりも厄介なことに、
怪我をしやすくなるというリスクまで背負うはめになります。

そう考えた場合、二刀流として投手と野手を平行してこなす大谷選手は、
改めて凄いですね。同時に、惜しくもありますけれども・・・。

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2016年3月26日 | カテゴリー:身体のおはなし

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