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ブルーベリーが目に良いというのは本当か?

難しい顔をした女性
 

1.目が疲れると身体も不調になる

人は視覚に頼る生き物で、その比率は実に90パーセントに近いと言われています。
他の五感である聴覚、味覚、嗅覚、触覚と比較しても圧倒的ですね。

ここ数年、スマホやパソコンが普及に伴い、よりいっそう目を酷使している傾向にあります。

目が疲れると、眼球周囲の筋肉にも緊張をもたらし、首がこったり、肩がこってしまうのは
周知の事実で、そのまま放置してしまうと、たえず交感神経が緊張してしまうことになります。

そのレベルになると、首や肩の不調だけでなく、身体全体にまで悪影響が
生じることさえありますので、たかが目の疲れと侮るわけにもいきません。

日常生活において、ついつい視覚に頼ってしまいがちですから、
どうしても目が疲れてしまうのは仕方ありませんよね。

それなら、目を酷使しているぶんだけ、普段からしっかりケアしてあげれば、
首こりや肩こりだけでなく、自律神経のバランスの乱れを予防できる確率も上がりそうです。

では、実際に目に優しい習慣ってなんだ?というわけであれこれ考えてみました。

【拙・肩こりを解消するためには温めた方が良い?
 

2.目の周りの緊張をほぐそう

仕事や勉強をして目が疲れると、思わずこめかみのあたりを揉んでしまったりしますが、
目の周りの筋肉が緊張してしまったため、それを緩和させるために無意識でとる動作です。

実際に、こめかみをマッサージすると、筋肉の緊張が緩み、血流が回復し目の負担も軽減します。
目の周辺を温めると、気持ちよく、疲労が取れるのも血流が増加するためなんですね。

従いまして、目に疲れを感じたら、こめかみをマッサージしたり、温めたりするのは、
理に適った行動ですから、積極的に実行していきたい行動です。それどころか、
目が疲れる前にマッサージをしたり温めることを習慣にしても良いくらいです。

とはいえ、マッサージしたり、目を温めるのってメンドクサイ・・・。他になにかないの?
と、思われた方もいらっしゃると思います。それなら、根本的に目が疲労しなくなるように
するしかなさそうです。実際問題として、負荷がかかってから対処するよりも、
不具合がでる前に予防してしまう方が身体に優しいのは言うまでもありません。





 

3.ブルーベリーは目に良い?

そもそも、疲れ目の原因になる、スマホやパソコンを使わなければよいわけですが、
現代社会においては、仕事でもプライベートでも必要不可欠な存在ですから、それこそ無理難題です。

ということは、栄養に注目して、疲れにくい目を作り上げていくというのが正攻法になりそうですが、
目に優しい食品と言えば、真っ先に思い浮かぶのがブルーベリーでしょうか。

目に良い食品として、ブルーベリーは有名ですが、医学的な根拠がない、という噂も聞きます。
ところが、動物実験とはいえ、6年以上も前に医学的根拠が確認されています。

《中日新聞》 2009年4月3日 『ブルーベリーは「目にいい」 岐阜薬科大が実証』

 ブルーベリーの実に豊富に含まれる主成分アントシアニンに、目の網膜にある血管や神経の細胞を保護する作用があることを、岐阜薬科大の原英彰教授(薬効解析学)が突き止めた。俗に「ブルーベリーは目にいい」と言われてきたが、動物実験などで実証したのは初めてという。(以下省略)

【拙・写真や動画を撮れるコンタクトレンズ
 

4.視力が良くなる?

諸外国において、ブルーベリーは医薬品として認められている国もありますが、
日本では、「あくまでも研究中の段階である」という位置付けになっています。
この辺りの事情も、ブルーベリーは効果がない、という論拠になっているのでしょう。

それ以外の、「ブルーベリーが目に良いというのは嘘」という噂が絶えない理由としては、
「ブルーベリーを摂ると目がよくなる」、という話と混同されている模様です。
つまり、「ブルーベリーを摂れば視力が良くなる」という解釈ですね。

【拙・健康食品は健康に悪いのか?
 

5.アントシアニンってなんだ?

頭をかく女性
 
ブルーベリーが目に良い根拠として、鍵になるのがアントシアニンという色素です。

視細胞、主に網膜を形成する成分にロドプシンという物質があり、
そのロドプシンが網膜に入ってくる光を電気信号に変換、脳へ情報を送っています。
この時、ひと仕事終えたロドプシンは分解され、新たな情報を処理するべく再合成されます。

ひらたく言いますと、目を使うたびに網膜のロドプシンは、どんどん分解され、
その都度再合成されていくわけです。

ところが、目を酷使し過ぎて、ロドプシンの再合成が遅れ始めると、
なんとなく見えにくくなったり、目がチカチカするようになります。

それで、ロドプシンの再合成を補助しているのがアントシアニンなんですね。
つまり、アントシアニンを過不足なく補給していると、ロドプシンの再合成を促すことになり、
物が見えにくくなったり、チカチカする現象が起こりにくくなるということです。

【拙・目が充血するのは何故なのか?
 

6.眼精疲労、肩こりの予防になる

周囲の物が見えにくくなると、人は無意識のうちに眉間にしわを寄せたり、
目を細めたりしながら物を見る様になるのですが、それが目の周辺の
筋肉を緊張させることになって、眼精疲労を引き起こす、というわけです。

従いまして、アントシアニンが豊富にあれば、結果として目が疲れにくくなるため、
「ブルーベリーは目に良い」という話になるわけですね。

一方、近視や遠視は、水晶体の厚みを上手く調節できない事が原因で起こるものですから、
ブルーベリーをいくら摂ってみたところで、視力は回復しません。

ブルーベリーは視力を回復させる効果があるのではなく、眼精疲労を回避する働きがあり、
眼精疲労が原因の首こりや肩こりを予防する効果がある、ということですね。

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最終更新日 2016年9月11日

2015年12月5日 | カテゴリー:栄養と健康

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