いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

パニック障害に効果的なアロマの使い方

最終更新日 2016年7月19日

遮光ビン画像
 

1. パニック障害とアロマ

パニック障害を患う方に対してですが、稀に精油をお渡しすることがあります。

目的はふたつあって、ひとつは、予期不安を起こしてしまいそうな時に、
香りを嗅いで少しでも気分を落ち着けることができるように、というもの。

もうひとつが、身体のエネルギーの状態みて、大きくバランスが崩れている部分があれば、
それを補正するために、該当するエッセンシャルオイルを選んでいます。

パニック障害の改善を目的としてお越しくださったクライアントさんには、
もれなくプレゼントしているのかと言いますと、そんなことはありません。

なんらかの理由で不向きである場合、もしくは、そのクライアントさんにとって、
最適な精油が特定できない場合等はお渡ししていません。

「私もらってないんですけど?」と、お渡ししたことがないクライアントさんに、
突っ込まれそうですので、予め申し添えておきます。

【拙・パニック障害が完治しないと言われる理由
 

2. 匂いはパニック発作のきっかけになる

さて、パニック障害を患っている方なら、「たかだかアロマで予期不安を回避できるのか?」
と怪訝に思われる方も少なくないでしょう。

確実に予期不安を解消できるのかと言いますと、残念ながらそこまで絶対的な効果を
期待できるわけではありません。あくまでも、回避するためのひとつの予防策です。

とはいえ、香りの影響力は軽視できません。実際に、パニック発作を起した状況下の臭いは、
本人が自覚しているかどうかは別にして、高確率で脳や身体が記憶しているものです。

例えば、初めてパニック発作を起した場所が電車内で、同じ車内に居合わせた他人が、
すぐ近くでスナック菓子を食べていたとします。

そうしますと、当然車両内には、スナック菓子の臭いが漂っているはずで、
パニック発作を起した方が、認識できている、認識していないに関らず、
その際の臭いは、記憶されている可能性が高くなります。

後日、電車とはまったく関係のない場所であっても、同じスナック菓子の匂いを嗅ぐと、
嗅覚がトリガーとなって、動悸や過呼吸が始まってしまうわけですね。

お越しくださるクライアントさんをみている限りでは、トリガーになってしまう匂いを
自覚していない場合が多いです。

【拙・嫌な予感を信用しても良い理由
 

3. 嗅覚と不安は密接な関係にある

アロマの画像
 
人がなんらかの匂いを嗅いだ際の情報は、脳の中でも情動を司る扁桃核へと送られます。

扁桃核とは、いわゆる古典的な脳と言われており、不安や恐怖などのより本能に近い
情報を処理している脳の部位です。

嗅覚と不安や恐怖などの感情は、同じ扁桃核で情報が処理されるため、
両者はより密接な関係にあると言われています。

それなら、匂い情報は、他の五感情報と比較して、パニック発作の引き金になってしまう
傾向にあることも、理に適った頷けるお話と言えるでしょう。

【拙・季節の変わり目にパニック発作を起こしやすい理由
 

4. エッセンシャルオイルの使い方

エッセンシャルオイルを利用する際の注意点として使い始めは、気分の良いとき、
もしくは身体の調子が良いときに、軽く香りを嗅いでみる程度から始めましょう。

その後も比較的調子が良好なときに限定し、何度か繰り返し香りを嗅ぎましょう。
そうしますと、「アロマの香り=身体の調子が良い」という潜在意識が形成されます。
つまり特定の香りと身体の良好な状態を条件付けするわけですね。

無意識下で、アロマの香りを嗅ぐと調子が良くなる、という認識が成立するとしめたものです。

そうなると、予期不安が起こりそうなときに香りを嗅ぐと、心と身体が落ち着きますので、
結果として、パニック発作を回避することが可能になります。

【拙・猫にアロマが危険なのは何故なのか?
 

5. アロマを使用するべきタイミング

ただし、条件付けが成功した後でも、本格的に動悸や過呼吸が起こってから、
発作を鎮めるために香りを嗅ぐのはおすすめできません。

なぜなら、うまく発作が治まると良いのですが、現実問題として、その段階になってしまうと、
香りを嗅ぐだけではどうにもならないことの方が多いのです。

そうしますと、せっかく潜在意識に、身体の調子を良くする香りを認識させることに成功したのに、
「この香りではダメだった・・・」という新しい認識へと上書きされてしまいます。

従いまして、あくまでも、「予期不安が起こりそう」というタイミングで使いましょう。
不安を回避できた回数が増えると、特定の香りに対する安心感はよりいっそう強化され、
香りを嗅ぐことによる効果も増大していき、やがては絶対的なものになります。

【拙・本当に効果のあるパニック発作の対処法
 

6. どのアロマを使うべきか?

パニック障害の改善を目的にする場合、アロマの通説や定石に倣うのであれば、
代表的なエッセンシャルオイルは以下の通りです。

◇イランイラン
不安や高ぶった感情を落ち着かせる効果が期待でき、ホルモンバランスを整える効果がある。

◇オレンジ
緊張を緩和したり、ストレスを軽減させる効果を期待できる。胸焼けなどにも有効。

◇カモミール・ローマン
高ぶった神経や動揺を鎮める効果がある。婦人科系全般にも定評あり。

◇フランキンセンス
ストレスや緊張を和らげる効果がある。呼吸を整える効果も期待できる。

◇ミルラ
傷ついた心を癒す作用がある。心を落ち着かせるため瞑想時にも利用される。

【拙・ハッカ油は使い方を間違えるとこんなに危険
 

7. チャクラとアロマの関係

スポンサーリンク
Chakra Suite
 
「あれ?私がもらったアロマがリストに含まれてないんですけど?」と、
中には怪訝に思われたクライアントさんもいらっしゃるでしょうから、
当院では、どうやって決めているのか念のために記載しておきます。

人体には、チャクラ(エネルギーが生み出されるポイント)なるものが存在しています。

主なチャクラは7つあり、第一チャクラ → パチョリ、第二チャクラ → サンダルウッド、
第三チャクラ → セージ、第四チャクラ → ローズ、第五チャクラ → ラベンダー、
第六チャクラ → フランキンセンス、第七チャクラ → イランイランといった具合に、
それぞれ対応している精油が決まっています。

さらに、対になる音階があり、第一チャクラの「ド」から、第七チャクラの「シ」まで、
がそれぞれ対応していて、まとめますと、以下のような感じになります。

チャクラと精油の表

【拙・精油(エッセンシャルオイル)とアロマオイルの違い
 

8. 音階に合わせて発声してみる

それで実際に、ド音からシ音まで発声してみる。学生の頃に音楽の授業でやった発声の要領です。
音を正確に出す自信がなければ、楽器で音を出しながら、それに合わせて発声するのが良いです。

すると、なんとなく発声しにくい音階がみつかれば、その音に対するエネルギー(チャクラ)の
バランスが良くないということになり、当該チャクラに対応している精油が決まります。

実際にやってみたけど、どの音階(チャクラ)に問題があるのかイマイチよく分からなかった、
という方でも、がっかりする必要はありません。

その場合は、チャクラうんぬんは無視して、自分の好みでアロマを選びましょう。

パニック障害に効果があると言われている、上述したアロマの通説に従って選ぶもよし、
そうではなく、あえてアロマテラピーの薬理的な効果にはこだわらずに、
匂いそのものがもたらす心の癒し、つまり自分の好みを重視するのも良い方法です。

食事は特定の何かを食べたいと感じたときは、得てして、その食べ物に含まれる
栄養が不足しているものです。アロマも同じで、自分に必要なエネルギーの対になる香りは、
どういうわけだか、心地よく良い匂いに感じるものなんです。

関連記事
【拙・パニック障害に効果的な音楽
【拙・自分で出来る自律神経症状チェック
【拙・パニック障害の予期不安を解消する方法
【拙・パニック障害を患うと、お酒は控えた方がよいか?
【拙・労力をかけずに自律神経のバランスを保つ方法




2015年9月19日 | カテゴリー:パニック障害の症状

あわせて読みたい記事

お問い合わせ

自律神経失調症・パニック障害・不眠症

西宮・芦屋 ながた整体院

0798-32-0446

営業時間

10:30~13:00
15:00~21:00

※木・土曜日は19:00まで

電話受付

20:00まで
※木・土曜日は18:00まで

休診日

日曜日・祝日

»当院へのアクセス

»メールでのお問い合わせ

PAGE TOP

お問い合わせ