いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

不安神経症の方が趣味に復帰したお話

躍動する男性
 

1. 不安神経症を患うと行動が制限される

 
不安神経症でお悩みのクライアントさんが、春先からお越しくださっているのですが、
その間、楽しみのひとつでもある趣味のテニスをずっとお休みされてました。

最近になって状態が安定してきたため、「復帰してもたぶん大丈夫です。
ただ、状態が不安定になれば、直ぐに引き上げてください」とお伝えしておきました。

それで、先日復帰された模様です。不安神経症やパニック障害のクライアントさんは、
体調に不安があるため、拘束される時間が長い趣味や外出は避ける傾向にあります。

状態が安定してくれば、積極的に克服しようとする方と、安定していても敬遠していた
対象への復帰をためらう方に分かれますね。他に状態が安定していなくても、
積極的に苦手克服に挑まれる方もいらっしゃいますので、この辺りは個性なのでしょう。

【拙・薬なしでパニック障害、自律神経症状を治そう
 

2. ちょっとしたトラブル

 
話を元に戻します。上述のクライアントさんは、不安感の他にめまいでお悩みだったのですが、
実際に復帰して、テニスをしている時は、不安感はもちろん、めまいもなかったそうな。

いや、これは本当に嬉しいお知らせ、朗報です。

ただ、詳細を聞いてみると、テニスをすること自体はまったく問題がなかったものの、
休憩中にメンバーの皆さんと談笑していると、軽く動悸が起こり胸が苦しくなりかけたとのこと。

「これはマズイ・・・」と言うことで、集団から少し離れて、プレー中にしていた
ヘアバンドを外し、必死で状態を落ち着かせたのだとか。

事なきを得ましたが、何気に結構危うい状態だったのですね・・・。

復帰したものの症状がでてしまうと、改めて苦手意識が形成されてしまいますので、
最悪の場合は、元の状態に戻るどころか心が折れてしまう事さえあります。

不安神経症やパニック障害の方が、慎重に行動するのも頷けるお話しです。

【拙・胸に違和感や圧迫感が生じる理由
 

3. 頭部への圧力は交感神経を緊張させる

 
頭部に圧力が加わった状態は、交感神経を刺激することになりますので、
気分が悪くなりかけた際、すぐにヘアバンドを外したのは実に良い判断でした。

受験勉強や運動会などで、ハチマキを締めている人を見かけますが、
決してたんなる飾りではありません。頭部は圧迫されると交感神経が優位になります。
つまり、意図的に集中しやすい状態を作り出しているわけなんですね。

従いまして、ハチマキは知っておいて損はしないお役立ちアイテムなのですが、
欠点もあります。そう、ハチマキをしたままだと、勉強や競技時間が終わって、
休憩時間になっても、交感神経が刺激されたままになり、効率的に休息できません。

ハチマキほどの圧力ではないものの、ヘアバンドや帽子もそれと近い効果があります。
きつめのサイズであれば尚更です。動悸が起こった(交感神経が過敏になり過ぎた)際に、
ヘアバンドを外すという行為は実に理に適っているわけです。

【拙・パニック障害が再発する要因
 

4. 良い判断でした

 
軽く動悸が起こったということは、交感神経が優位になっていたことを意味し、
そこでパニックになってしまうと、交感神経は一気に緊張してしまいます。

つまり、その状況下で落ち着いて、ヘアバンドを外したことは称賛に値します。
まさしくファインプレーと言えるでしょう。本当によくぞ気付いてくれました。

その後、帰宅してからも、特に疲労がでることもなく普通に過ごせているとのこと。

なぜ動悸が起こったのか、身体の反応を含めて検証する必要がありますが、
お電話にて、ご報告を戴きましたので、それは次回以降の課題です。

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2015年9月2日 | カテゴリー:自律神経の乱れ

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