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韓国でMERS感染が拡がる理由

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1. 大学で講義をしてしまう隔離対象者

 
《新華社》  2015年6月15日  『韓国 MERS隔離者133人、無断で隔離区域を出る』

韓国Moneytodayの14日付記事では、最近8日間で、韓国で中東呼吸器症候群(MERS)感染者と接触し、自宅で隔離措置が取られている対象者133人が無断で隔離区域を出て、現地警察がこれらの人々の行方を追跡している。(中略)

隔離区域を無断で出てしまった対象者は、ゴルフをしたり、講義するために大学に行ったり、路線バスや地下鉄を利用したりした。(以下省略)

感染病においては感染拡大を阻止するために、まずウイルス感染者の動きを監視、
制限しなくてはなりません。また、感染疑いのある人も隔離はされないものの、
基本的にはウイルス感染者と同様に動きは監視、制限されます。

韓国国内でMERS感染者は増加する一方で、諸外国も神経を尖らせている時に
当事者たちがこの振る舞いはありえません・・・。

「講義するため大学へ行った」ということは、おそらく教授とか講師なのでしょう。
大学で教える立場の人がこれでは、感染が拡大するのも頷ける話しです。

【拙・ウイルスを拡散させない事が大切
 

2. 韓国の国民性?

 
《フォーカスアジア》  2015年6月15日  『「みんなにうつしてやる!」韓国ネットは「これが韓国の国民性」』

韓国・聯合ニュースは15日、中東呼吸器症候群(MERS)の疑いで隔離された男性(42歳)が、検査結果を待つ間に、病院を“脱走”する騒ぎを起こしたと報じた。(中略)

男性は「私がMERSにかかったなら、みんなにうつしてやる」と騒ぎを起こし、検査結果を待たずに、ラッチ錠を壊して病院から“脱走”し、タクシーで自宅に帰った。第一次検査の結果は、陽性判定だった。(以下省略)

映画や小説の世界では、ウイルスに感染してしまった登場人物が錯乱して、
「みんなにうつしてやる!!」とかいうシーンを観たことがありますが・・・。

他人を感染させたからといって、物事は好転しません。むしろさらなる混乱を招き、
感染者当人にとっても余計な負担が増すだけなんですけどね。

上記記事にある韓国ネット民がいうように、これが韓国の国民性だとすると、
感染率が低いはずのMERSが、韓国でだけ爆発的に拡がった理由はこれでしょう。

韓国の国民性といえば、飲食店での食べ残し再利用の食文化も、
こういう場面では、ウイルスの拡散に貢献してしまいそうです。

【拙・飲食店で客の食べ残しを再利用することの是非

諸外国からかなり遅れましたが、ようやく日本政府も韓国への渡航者に対して、
渡航申請を義務付けたとのこと。韓国内での混乱ぶりを見る限りでは、
韓国から日本に来る人に対しても、きっちり制限を課した方が良さそうです。
 

3. MERS隔離対象者が日本に帰国

 
《FNN》  2015年6月15日  『韓国MERS感染 自宅隔離対象の日本人、すでに日本に帰国』

韓国で感染が広がっている「MERSコロナウイルス」で、自宅隔離の対象となっている日本人が、すでに日本に帰国していたことがわかった。韓国の保健福祉省は15日、感染者と接触した可能性のある外国人20~30人が、自宅隔離の対象となっていて、この中に、日本人が含まれていることを明らかにした。いずれも病院内での接触とみられ、これまでの検査では、全員「陰性」だとしている。(以下省略)

韓国でMERS隔離対象であったはずの日本人が帰国していた模様です。
記事を読む限り、韓国政府から日本政府へは事後報告っぽいですね。

自宅隔離対象とは、その時点ではウイルス反応陰性ではあるものの、
感染疑いがあるため潜伏期間中であることも考慮して経過を見守る、
つまり、今後は陽性になる可能性がある人のことです。

隔離対象者を日本に帰国させてから報告とは、なんともおかしな話です。
どういう経路で帰国したのかも気になるところです。

そもそも隔離対象者が帰国できてしまうということは、全然隔離になっていません。
韓国で言う自宅隔離とは、「なるべく家にいましょう」程度なのかもしれませんね。

それなら、冒頭の引用記事にある隔離対象者が隔離区域から勝手に抜け出し、
地下鉄に乗ったり、ゴルフをしてみたり普通に過ごしてしまうのも無理からぬ話でしょう。

いずれにしましても、ウイルス性感染症に対する備えができていません。
韓国でMERSの感染が拡がった理由を垣間見たような気がします。

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2015年6月16日 | カテゴリー:免疫 & 微生物

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