いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

韓国でMERSの感染が拡大中

韓国MERS
 

1. MERSとは何なのか?

 
MERS(中東呼吸器症候群)とは、あまり聞きなれない病名だと思いますが、
MERSコロナウイルスと呼ばれる病原体が原因となり発症する感染症で、
発症してしまうと、主症状として、発熱の他に、せきや息切れなどを起こします。

2003年に、世界中を騒然とさせたSARS(重症急性呼吸器症候群)と同じコロナウイルスの仲間で、
MERSコロナウイルスが確認されたのは2012年ですから、まだよく分かっていない部分も多い疾患です。

従いまして、人に感染する条件も正確には把握されていません。とはいえ、MERS感染患者から、
医療従事者に感染した症例がありますので、ヒトからヒトへ感染することは間違いなさそうですね。

【拙・韓国でMERS感染が拡がる理由
 

2. 韓国でなにが起こっているのか?

 
《gogotsu.com》  2015年6月2日  『韓国は隔離せず再度香港に渡航 現地人は激怒

韓国で猛威を振るっているMERS(マーズ)ウィルス(中東呼吸器症候群)だが、その疑いがあると知りながら香港に渡航し現地で発症した患者がいた。その後その人は韓国も戻されたが、韓国は隔離措置をしなかったため、その患者は発症した状態で再度香港に行ってしまった。

空港、機内、そして香港にMERSが広まる可能性がある。特に怖いのが韓国、香港両国の空港。空港は世界中の人が来る場所で、そこで移った人が今度は別の国に行き、その別の国で感染させる可能性がある。日本も近いためそのターゲットに十分なり得る。韓国当局はMERS患者に関するデータを何度も要請されていたが、それに対して応答を取っていなかった。それが今回のことに繋がったのではないかと思われる。

この手の感染症疾患の類は、まずは感染の拡大を阻止する必要がありますので、
感染患者を発見次第、隔離して経過を見守りながら治療を奨めるのが国際社会ので約束事です。

ところが、どういうわけだか韓国では、MERS感染疑いのある患者に対して香港への渡航を認めた模様。

引用記事にもある通り、感染症は国際空港を基点に世界中に拡散してしまう可能性がありますので、
どこの国も検疫所を設けて感染症を監視しているわけです。

「韓国はMERS患者に関するデータを何度も要請されていたが、それに対して応答を取っていなかった」
とは、いったいどういうことでしょう。韓国国内ではMERSの感染が拡大中の様ですから気になりますね。

【拙・韓国はジェネリックの供給元だったりする
 

3. 感染率は低め、致死率は高め

 
韓国MERS記者会見

MERSの感染症生殖指数は0.6と低い。この指数の意味は1人が0.6人に感染させるということである。はしかの指数が12、SARSが5、エボラは2程度ある。しかし、感染率よりも心配しなければいけないのはMERSの致死率である。MERSの致死率は40~50%と高い。過去の例ではサウジアラビアで688人が感染、その内282人が死亡となっている。

MERSは感染率こそ低いものの、致死率はかなり高めですね。今のところ、MERSに対するワクチンや
治療方法は確立されていませんので、感染が拡大してしまうとパニックになる要素は充分です。

しかもMERSはこれまでに、各国の連携のたまもので感染が拡大した例がありません。
つまり感染率が低いというのは、隔離されて接触する人が極端に少ないという中でのお話しです。

さらに、MERSコロナウイルスは容易に変異してしまうタイプのウイルスですから、
いきなり致死率に加えて感染力まで高くなってしまう可能性がありますから楽観はできないでしょう。

《Record China》  2015年6月1日  『韓国を覆う「MERSパニック」』

2015年6月1日、韓国・ソウル新聞によると、韓国国内で中東呼吸器症候群(MERS)の感染が拡大する中、市民が外出を控えたり、マスクの売れ行きが急激に伸びるなどの現象が起きている。(以下省略)

そもそも、感染力が低いままなら、なぜ韓国国内で感染者が増加しているのか謎です。
お隣の国だけに気になりますね。2003年には中国が中国国内のSARS感染状況を隠蔽して、
世界中を混乱に陥れました。今回は大事に至らない事を切に願います。
 

4. 韓国MERS追記

 
MERSの感染拡大は、いったん韓国政府によって収束宣言がだされましたが、
その後も、いっこうに治まる気配はありませんね。アメリカや台湾が韓国への
渡航の警戒を呼びかけていましたが、ロシアでも渡航自粛を促しています。

《NHKニュース》 2015年6月9日  『ロシア 韓国への渡航自粛呼びかけ』

韓国で「MERSコロナウイルス」の感染が広がっていることを受けて、ロシアの保健当局は、特段の必要性がない場合、韓国への渡航を当面控えるよう呼びかけました。韓国では「MERSコロナウイルス」の感染が広がり、これまでに87人が感染し、このうち6人が死亡しました。(以下省略)

さらに、韓国のMERS担当局長が自殺された模様です。韓国内でのMERS感染拡大と、
担当局長の自殺に関連性があるかどうか定かではありませんが良くない報せです。

韓国でのMERSの状況は、報道されているよりもずっと深刻な状況かもしれませんね。
隣国だけに、日本と韓国を行き来する人も多いので厳重な注意が必要でしょう。

関連記事 
【拙・韓国MERS未だ収束せず
【拙・韓国でアニサキスが多量発生
【拙・韓国海苔から細菌が検出され大量処分
【拙・医者が薬を飲まないというのは本当か?

最終更新日 2015年6月12日

2015年6月2日 | カテゴリー:免疫 & 微生物

あわせて読みたい記事

PAGE TOP

お問い合わせ