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アトピー性皮膚炎と黄色ブドウ球菌

最終更新日 2016年5月6日

黄色ブドウ球菌の研究をするドクター
 
《時事通信》  2015年 4月22日  『黄色ブドウ球菌対策が有効か=アトピー性皮膚炎』

(前略)アトピー性皮膚炎の患者では、症状がひどくなると皮膚の細菌群の半分以上が黄色ブドウ球菌で占められる例が知られる。今回のマウス実験の結果から、皮膚の細菌群を正常化することが新治療法になる可能性が示された。ただ、細菌を退治する抗生物質を使うと、腸内の細菌群に悪影響が及ぶとみられ、工夫が必要になるという。  

慶応大医学部の永尾圭介元専任講師らが、皮膚の細胞の分化や機能を調節する酵素「ADAM17」ができないマウスを生み出したところ、乾燥肌やアトピー性皮膚炎のような症状を示した。離乳直後から抗生物質を投与し続けると皮膚の細菌群が正常な状態を保ち、皮膚炎の発症を抑えられたが、10週目で投与をやめると黄色ブドウ球菌が増えて発症した。 

アトピー性皮膚炎を患う方の皮膚では、黄色ブドウ球菌が異常に増加しているため、
抗生物質により黄色ブドウ球菌の比率を低くして皮膚の細菌群を正常にできれば、
皮膚の炎症も治まる、ということらしいですね。

細菌群のバランスは、その日の体調によっても変化しますので、
特定の細菌を増やしすぎず、かつ減らしすぎないようにコントロールするのは、
なかなかに難易度の高い問題です。

さらに、現実問題として、長期間に渡って抗生物質を投与しつづけるのは、
身体に負担が掛かりすぎてしまいますから無理があります。

実験では抗生物質の投与をやめると、再び黄色ブドウ球菌が増加し、
アトピー性皮膚炎に似た症状を発症した、とあります。
アトピー性皮膚炎は、抗原抗体反応に起因する疾患ですから、当然の帰結でしょう。

とはいえ、炎症を効果的に抑えることができる可能性が高まったわけですから、
アトピー性皮膚炎でお悩みの方にとっては朗報になりそうですね。
僕も学生の頃、アトピー性皮膚炎に散々悩まされましたのでよく分かります。

今後も試験を重ねて、治療の有効な選択肢のひとつになることを祈っています。

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2015年4月23日 | カテゴリー:免疫 & 微生物

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