いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

肩こりと歯の痛みの関係

肩こりと歯の痛み
 

1. 歯が痛い場合は普通なら歯医者さん

身体のメンテナンスを目的として、一ヶ月に一度お越しくださるクライアントさんが、
予約日時を変更(前倒し)してご来院くださることは少なくありませんが、
その場合は、身体に不具合が生じたため、やむなく日程を変更するケースが殆どです。

それで、先日定期的にご利用くださっているクライアントさんが、「歯が痛くて食事ができない
のでなんとかして」とのことで、お昼休みに急遽ご来院くださいました。

歯が痛い場合、普通は歯医者さんですが、肩こりから歯茎が腫れてしまい、
歯(正確には歯茎)が痛くなることは珍しくありませんので、
「肩こりを解消すれば、歯の痛みも治まる」と考えるのは間違いではありません。





 

2. 整体で歯痛が治まるケース

クライアントさんの状態を拝見したところ、確かに普段よりも肩こりが酷く、
顎関節の可動範囲も狭くなっていました。

頭蓋骨の調整(顎関節を含む)をして、三叉神経(顔、前頭部、鼻腔、口腔粘膜の知覚を感知する)の
バランスを調整し、全身の力が抜けるよう副交感神経を優位にしたところ、
「翌朝には歯茎の腫れもすっかり治まり、普通に食事ができるようになりました」とのご報告を戴きました。

肩こりを解消するためには、血流の流れを良くしてあげるのが一番ですが、
歯茎の腫れにも同様の事がいえます。頭部を形成する骨格の関節を調整することにより、
歯茎への血流が改善され腫れが治まって、翌日には痛みと腫れを解消できたわけです。

【拙・揉み返し(もみかえし)の原因と対処法
 

3. 歯茎に問題を抱えている

歯の痛みも治まり、ご飯も食べられるようになったので、めでたしめでたし、
万事解決かと言いますと、残念ながらそうではありません。

肩こりやストレス、あるいは睡眠不足などが原因で歯が痛くなることはありますが、
実はもともと歯茎や、口腔内(口内炎、切り傷など)に問題を抱えている場合が多いです。
つまり口腔内の問題と、肩こりが重なり歯茎が腫れてしまうわけですね。

なお、お風呂などに入り血流がよくなることによって身体が温まると、
余計に痛みが増してしまうことがあるのですが、それは治るための過程です。

歯茎の腫れを治すことを優先するのか、痛みを取り除くことを優先するかによって、
何をするべきかは自ずと変わってきますのでご注意ください。

【拙・DNAを修復してくれる音楽
 

4. 親知らずが歯痛、肩こりの要因になることも

ちなみに、僕も大学生の頃に肩こりから突然歯茎が腫れて、殆ど口が開かなくなったことがあります。
肩こりが激しいうえに、歯も痛み、さらには口が開かないのですから、食事どころではありません。

仕方なく歯医者さんに駆け込んだところ、肩こりによって歯茎が腫れてしまい、
斜めに生えていた親知らずが歯茎に接触し、歯茎の腫れをさらに悪化させているとのことでした。

歯医者さんが仰るには、「抜くか、肩こりが治まるのをまつしかないね」とのこと。
抜くしかないって、そうあっさり言われましても、心の準備というものがございましてな・・・。

とはいえ、口が開かないのですから、他に有効なアプローチ手段などあるはずもなく、
泣くなく肩こりと歯茎の腫れの原因となっている親知らずの抜歯を決断。

「殆ど口が開かない状態でいったいどうやって抜くんやろ・・・」と思っていたら、
頬の上から親知らずにコンタクトし、歯医者さんの体重をかけて力技で
下方に押し下げて、そのまま抜いてしまうという荒業だったでござる・・・。

治療時間はなんと、わずか数分。実に見事な手際でした(嫌味ではなく称賛です)。

口が開かないのでもちろん麻酔はなしです。親知らずは抜けかけていたわけでもなく、
歯茎に馴染んでおりました。そりゃもう、しっかりと。
強引に抜歯したため、血が溢れんばかりにでてましたよ・・・。

歯医者さんいわく、「上の親知らずで良かったね。下ならこのやり方は出来ないから」
だそうです。不幸中の幸いでした。

その後、2日間は飲料水やヨーグルト程度しか飲食できず、3日目の朝にようやく口が開きはじめ、
ようやくお粥を食することができたのですが、なんと美味だったことか・・・。

【拙・起床時に顎が痛くなる原因と対策
 

5. 肩こりが歯痛を起こすケース


 
話が逸れてしまいましたが、食事ができなくなるレベルにまで歯茎が腫れてしまうのは、
上述しました通り、単なる肩こりだけではなく、口腔内になんらかの要因を抱えている可能性が高いです。

従いまして、肩こりから極度に歯茎が腫れてしまう人は、一度歯医者さんに行って、
自分の歯や歯茎の健康状態を把握しておいた方が良いです。

健康状態を把握していれば、実際に食事ができなくなるくらい歯が腫れてしまった時にも、
思いつく選択肢が増えたり、そこまで悪化することを未然に阻止できたりもします。

なお、前述の危機を救ってくださった歯医者さんから、「他の親知らずも抜いておいた方が良いですよ」
とのアドバイスを戴きましたが、残る3本の親知らずは未だに抜いていません。

いやだって、まとまった休みがないと親知らずを抜歯するのは無理です。
満足に食事ができなくなりますし、なにより痛いです・・・。

そういうわけで、「肩こりが酷くなると親知らずが悪さをする可能性がある」ということを把握しつつ、
そうなる前に他の方法で歯茎が腫れてしまうの事態を回避することに決めた次第です。

【拙・あなたの歯の痛みは三叉神経痛かも?
 

6. 肩こりが原因なのか確かめる方法はあるか?

繰り返しになりますが、肩周辺の筋肉が緊張を起こすと血流が低下します。
それに伴って、歯茎の血流も低下し歯茎が炎症を起してしまうわけです。

逆に、歯茎の腫れ、痛みから肩がこってしまうケースも充分にあり得ますので、
どちらが先なのか判断するのは整体師や歯医者さんでも、かなり難しいです。

ただ歯が痛み出して間もない頃であれば、ある程度は自分でも判断できます。
少し慣れが必要ですが、頭部の関節の硬さを確認してみると良いです。

【拙・頭部の関節の柔軟性を確認する方法

頭部の関節が硬くなるということは、交感神経が緊張していることを意味します。

冬の寒い時期になると、誰でも肩をすくめた状態になりますよね。
普段から身体に力が入っている人は、それと近い状態で過ごしていることに
なりますので、どうしても肩がこりやすくなってしまうわけです。

つまり、頭部の関節が硬い人は、普段から交感神経が緊張し、肩がこりやすい状態にある
と言えますので、この場合、歯の痛みは肩こりが原因である確率が上がります。
それなら、肩こりを解消してあげれば、歯の痛みも改善できる可能性が高くなります。

とはいえ、歯が痛み出してから、2~3日経過していると、痛みが原因で交感神経が
緊張しているとも考えられますので、あくまでも歯が痛み出して間もない頃に限られます。
歯茎の状態にせよ、肩こりにせよ、普段から自分自身の体調をしっかり把握しておきたいものです。

関連記事 
【拙・肩こりを解消するためには温めた方が良い?
【拙・肩こりとパニック障害の関係
【拙・口の中の細菌はウイルスの増加を促す
【拙・虫歯を治せる歯磨き粉は存在するか?
【拙・風邪をひいても熱を下げない方が早く治る医学的根拠




最終更新日 2016年9月20日

2015年3月21日 | カテゴリー:身体のおはなし

あわせて読みたい記事

お問い合わせ

自律神経失調症・パニック障害・不眠症

西宮・芦屋 ながた整体院

0798-32-0446

営業時間

10:30~13:00
15:00~21:00

※木・土曜日は19:00まで

電話受付

20:00まで
※木・土曜日は18:00まで

休診日

日曜日・祝日

»当院へのアクセス

»メールでのお問い合わせ

PAGE TOP

お問い合わせ