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薬なしでパニック障害や自律神経症状を治すために

最終更新日 2016年7月20日

四葉のクローバーの画像
 

1. 向精神薬に対する不安

パニック障害や、自律神経症状を患い病院にいくと通常は向精神薬が処方されますが、
クライアントさんとお話ししていると、向精神薬を服用することに抵抗を感じている方は多いです。

向精神薬は脳に作用する薬が多いため、頭痛や腹痛などの薬とは随分と印象が違うのでしょう。
また、服用する期間が長くなってしまう傾向にあり、依存性があることも不安材料のひとつになっています。

時折発生する猟奇的な事件において、「加害者は向精神薬の服用履歴あり」
と報道されることがあるのも、事件の異常性と結びつき強く印象に残ってしまうのかもしれませんね。

海外に目を向けると、向精神薬の依存性の強さや精神に及ぼす影響を憂慮して、
処方すること事態が禁止になった薬まであり、取り扱いに慎重な姿勢をみせています。
それに対して日本では控える傾向が殆どないどころか、向精神薬を使用する事に積極的にさえみえます。

諸外国と比較すると、日本では向精神薬の市場が異常に大きく他国の追随を許していませんが、
市場が大きいという事は、処方されている量が多いという事を意味します。
少し前のデータですが本当に圧倒的です。その後はさらに増加している可能性が濃厚ですね。

向精神薬の国際比較

(出典 ベンゾジアゼピン処方の国際比較

【拙・子供に向精神薬が処方されるケースが増加中
【拙・疲れているのに眠れないのは何故なのか?
 

2. 向精神薬とは精神系の薬の総称

自律神経症状やパニック障害の治療において使用される薬は、抗不安薬と抗うつ薬が一般的で、
よく処方される抗不安薬としては、ソラナックスやリーゼ、デパスあたりでしょうか。

一方、抗うつ薬の代表的なものが、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と呼ばれ、
一般的によく知られている薬としては、パキシルなんかがSSRIです。

なお、抗不安薬も抗うつ薬も、向精神薬に属しています。
向精神薬とは、精神系の治療において処方される薬の総称だと考えてください。

【拙・パニック障害の予期不安を解消する方法
【拙・自律神経失調症で胸に違和感や圧迫感が生じる理由
 

3. ノルアドレナリンとセロトニン

ヒトの脳には、外からの刺激に対する脳内神経伝達物質と呼ばれるものが存在します。

その脳内神経伝達物質にはいろんな種類があり、様々働きをしているのですが、
パニック障害をはじめ、うつ病や自律神経失調症などの精神系疾患に分類される病気と
深く関与している神経伝達物質の代表例として、ノルアドレナリン、セロトニンが挙げられます。

ノルアドレナリンやセロトニンは、テレビや雑誌で取り上げられる頻度も高いため、
精神系の疾患に馴染みのない人でも、「名前くらいは聞いたことあります」という方も多そうですね。

不安、あるいは恐怖などの感情と関与している神経伝達物質のノルアドレナリンと、
興奮した神経を抑制する神経伝達物質のセロトニンとのバランスが崩れてしまうことが、
精神系の病気が発症する要因のひとつとして考えられています。

ノルアドレナリンが日常的に過剰な状態がつづくと、過剰に心配する機会が増えたり、
イライラすることが増え、生活に落ち着きがなくなってくる傾向があります。

一方のセロトニンが不足すると、パニック障害やうつ病とまではいかなくても、
日常生活における、ささいな行動を起こすことが億劫になってしまう傾向にあります。

ノルアドレナリン ・・・・・・ 不安や恐怖により分泌される。パニック発作を起こす要因のひとつ
セロトニン     ・・・・・・ 興奮した状態から平静に戻す働きをもつ

※なお、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)をはじめ、精神系疾患の治療に用いられる薬物は、
 崩れたノルアドレナリンとセロトニンのバランスを改善する働きをもつものが多いです。

【拙・花粉症の薬がパニック障害を悪化させる可能性
【拙・向精神薬と麻薬はどこが違うのか?
 

4. 自律神経症状を治すために必要なこと

「マイナス思考をやめて、ノルアドレナリンが分泌されないようにしましょう」と言われても、
現実にはなかなか難しいものがあります。それなら、ノルアドレナリンが分泌されても、
ノルアドレナリンを抑制できるセロトニンが不足しないよう心がけた方が現実的でしょう。

太陽を浴びたり、軽く身体を動かす等、比較的簡単に出来ることでもセロトニンの分泌を促せます。

劇的に体調を改善できる方法ではありませんが、毎日積み重ねるとしっかり効果を発揮してくれますので、
精神系の疾患でお悩みの方は一度試してみてください。なんとか習慣付けられたらしめたものです。

勘違いしている方も少なくありませんが、向精神薬を飲んでもパニック障害や自律神経症状は治りません。
向精神薬を服用することの目的は、あくまでも症状を抑えることにあります。

苦しくてつらい症状を抑えながら、精神系疾患を患うことになった根本的な原因を探し出し、
なんらかの方法で生活環境や、食生活などを見直していくことが何よりも大切ですよ。

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2015年3月2日 | カテゴリー:パニック障害の症状

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