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子供に向精神薬が処方されるケースが増加中

向精神薬の画像

 

1. 向精神薬に対する不安

当院をご利用くださる方は、自律神経症状でお悩みの方や、パニック障害(パニック症)、
不眠症等のクライアントさんが多いのですが、この手の症状で処方される薬である
抗うつ薬や抗不安薬、あるいは睡眠薬等を服用することに不安を感じている方は多いです。

眩暈やふらつきなど深刻な副作用がでたり、中にはアメリカで処方禁止どころか、
持ち込み禁止にまでなっているものであっても、日本では普通に処方されていたりする
薬(サイレース等)もありますから、当然の成り行きだと思います。

外科や内科で処方される薬と異なり、基本的には脳に作用させる薬が多いことが、
余計に不安を駆られる要因になっているのかもしれませんね。

【拙・子供の自律神経を考えてみる
【拙・パニック障害を克服するには周囲の理解と協力が大切
 

2. 子供に処方される向精神薬

ところで、ここ数年のあいだ高校生や中学生、なかには小学生の児童まで、
上記と同様の症状に関する相談で、ご来院される機会が増えているのですが、
驚くことに、未成年の子供であっても服用している薬には大人のそれと大差ありません。

《読売新聞》  2015年1月13日 『子供に向精神薬 処方増…全国初調査』

 子どもへの向精神薬の処方件数が増加し、13歳~18歳では、2002年~04年と08年~10年との比較で、注意欠如・多動症に使うADHD治療薬が2・49倍、統合失調症などに使う抗精神病薬が1・43倍になったことが、医療経済研究機構(東京)と国立精神・神経医療研究センター(同)などによる初の全国調査で分かった。(中略)

 一人の子どもに異なる向精神薬を複数処方する例が多いことも判明した。抗うつ薬を処方された13歳~18歳の子どもの58%に抗不安薬・睡眠薬が、36%に抗精神病薬が併用されていた。

処方増の背景に、精神疾患症状が表れる子どもが増えていることなどがある。同センター薬物依存研究部の松本俊彦室長は「向精神薬の多くは、子どもを対象とした大規模な臨床試験が国内では行われておらず、長期的な効果や安全性が十分確認されているとは言えない。早急に臨床試験や詳しい実態調査を行うべきだ」と話している。

成人した大人であっても、服用する事に不安が残る向精神薬ですが未成年なら尚更です。
ところが、子供を対象とした臨床試験も行われないまま、処方されているのが現状です。

向精神薬の生産推移

(出典 向精神薬の生産金額推移

【拙・自分で出来るパニック障害チェック
【拙・自分で出来る自律神経症状チェック
 

3. 処方された向精神薬の情報収集が必要

臨床データが揃っていない状況で、種類の異なる向精神薬が複数されているのは、
健康面だけでなく倫理面においても問題がありそうですね。あまり話題にはなりませんが、
日本では多剤併用処方が他の国と比較して異常に多いのも事実です。

引用記事にある通り、もちろん早急に臨床試験や詳しい実態調査を行う必要性はありますが、
それ以前に、成長過程にある子供に対して安易に処方してしまっている感は否めませんので、
現状を見直す事が大切であるように思えます。

実際のところは、未成年のクライアントさんと話していても、大人と違って、
向精神薬を服用することに対する不安を吐露するクライアントさんは殆どいませんが、
ご本人が副作用等のリスクを把握し、納得したうえで服用しているわけではありません。

だからこそ、処方された薬がどういう性質のもで、どういう副作用が生じる可能性があるのか、
保護者の方がしっかり情報収集したうえで服用する必要がありますね。

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最終更新日 2016年7月6日

2015年2月6日 | カテゴリー:自律神経の乱れ

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