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インフルエンザの予防接種は効果があるか?

インフルエンザ予防接種

1. 今年もインフルエンザが猛威を振るう

《Business Journal》  2015年1月23日  『WHO、インフルエンザはワクチンで予防不可と結論』

インフルエンザが猛威を振るっており、昨年後半から1月16日までに病院で受診した患者は600万人を超えた(厚生労働省調べ)。そんなインフルエンザへの感染を避けるため、ワクチンを接種する人も多いが、実はワクチンは感染を防ぐ効果はほとんどないことが判明した。(中略)

 しかし、国立感染症研究所の調査によって、昨シーズンA香港型のワクチンを接種した人でも、A香港型のインフルエンザに感染した人が多くいたことが明らかになった。以前からワクチンの効果について疑問視する声は医師の間から上がっていたが、同研究所は、効果が低かった理由を製造工程にあるとし、見直しを検討している。(中略)

今年も例年通り、日本各地でインフルエンザが猛威を振るっている模様です。
インフルエンザの流行は毎年のことですから、それに伴いインフルエンザに対する予防接種も
すっかり定着し恒例行事と化しているのが日本社会の現状です。

ところが、「予防のためのワクチンは効果がありませんでした」というのが上記の記事です。

【拙・医者が薬を飲まないというのは本当か?
 

2. インフルエンザのワクチン

通常ワクチンは、対象となるウイルスの抗原を意図的に体内に入れることにより、
同ウイルスに感染した状態をつくりだし、抗体(免疫)を獲得することによって、
それ以降、同じウイルスに感染しても大事には至らないようにすることが目的です。

言い換えると、予防接種は同型のウイルスの抗原でなければ意味をなしません。
インフルエンザの場合は、マイナーチェンジを含めて頻繁に変異を繰り返す、
という特徴がありますので、ワクチンを作り出すことは相当難しいです。

ちなみに、インフルエンザは、流行しやすいシーズンの前に流行しそうなウイルスの型を予測し、
それを大量生産したうえで予防接種に使用しています。

つまり、予測したウイルスと違う型のインフルエンザだと、ワクチンの効果は期待できませんので、
予防接種を受けても、インフルエンザを患ってしまう事態が相次ぐわけですね。

ところが、今回の場合はウイルスの予想が的中したにも関らず、感染者を多数だしてしまったため、
「インフルエンザの予防接種は効果がありませんでした」という記事になっているわけです。

【拙・風邪をひいても熱を下げない方が早く治る医学的根拠
 

3. 最大の予防は体調管理

「世界保健機関(WHO)のホームページを見ても、『ワクチンで、インフルエンザ感染の予防はできない。また有効とするデータもない』と書いてあります。そもそも、インフルエンザはA香港型、Aソ連型、B型などと分類しますが、同じ型であってもウイルスは細かく変異を続けているため、ぴったりと当てはまる型のウイルスを事前につくり出すことは事実上不可能です」(内科医)(以下省略)

そうなんですよね・・・。上記にも記した通りインフルエンザウイルスは変異しやすがゆえに、
型が多すぎて当てはまるウイルスを準備することは、事実上不可能に近い印象です。

たとえ型が違って、インフルエンザに感染してしまったとしても予防接種を受けていれば、
症状の重篤化を回避できるという説もありますが、実際のところはどうなんでしょうね。

結局のところ、インフルエンザを患わないようにするには、毎日しっかり食べて、
しっかり眠り、健康を維持しつつ日々を過ごせることが最大の予防になるかと思います。

いずれにしても、インフルエンザに関しましては、「予防接種を受けておけば大丈夫!」
という類のワクチンではありませんので、予防接種を受ける、受けないに関らず、
しっかりと体調を管理し、免疫力を維持しておくことが不可欠であることは間違いないでしょう。

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最終更新日 2016年7月13日

2015年1月27日 | カテゴリー:免疫 & 微生物

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