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精神論は非科学的で意味がないのか?

アギーレ監督

 

1. アギーレ監督いわく

 
オーストラリアで開催されているアジア杯で、残念ながら日本代表が敗退してしまいました。
シュート数35(UAEは3)、支配率68.1%(UAE31.9%)、コーナーキック18(UAEはなんと0) 。

数字を見る限りでは、日本の圧勝なのですが、それでも日本が敗戦してしまうという不思議・・・。
こういう事もあるのですね。今後語り継がれる試合になってしまうかもしれません。

ところで、日本代表監督のアギーレ氏やキャプテンの長谷部さんが、
試合の前日に以下のような発言をしていた模様です。

《デイリースポーツ》  2015年1月22日 『アギーレ監督「疲労を考えるな」』

(前略) ハビエル・アギーレ監督(56)が疲労軽減のため、選手の“脳内改革”に乗り出した。ヨルダン戦から中2日とタイトな日程だが、選手たちには疲労を考えないように伝えている。

 MF長谷部誠(31)=E・フランクフルト=は「(中2日で)疲れると思っていると、体もそう反応してくる。ポジティブに考えれば体もそう反応してくる」と心を整える。疲労という概念を頭の中から消し去る。

スポーツに限られたことではなく、日常生活における仕事でも勉強でも、
「しんどいと思うと余計にしんどい。しんどいと思わなければ大丈夫」
というような論旨の主張を誰でも一度くらいは、聞いたことがあると思います。

 

2. 精神論は非科学的か?

 
一見すると精神論ぽくって、「そんなこと言われても・・・」と拒絶したくなる方も、
きっと少なくないに違いありません(たぶん)。

ところが、実際に聞くに値しないお話かと言いますと、そんなこともないです。

何かをやる前に、「だるいな」とか、「しんどいな」と思っていると、
身体は休息をとって回復しようとしますので、副交感神経が優位になります。

逆に緊張感を持って、「疲れてない」とか、「まだ大丈夫」と考えていると、
交感神経が優位な状態を保ちやすくなり、実際に疲労を感じにくくなります。

疲労を感じていなければ身体はよく動き、疲労していることを感知すると、
身体は途端に動きが鈍くなってしまいます。

従いまして、アギーレ監督や長谷部キャプテンの主張には正しいと言えます。
「精神論なんて無意味」と、馬鹿にしたものではありませんよ。

 

3. 疲労は毎日回復させた方が吉

 
それなら疲労を無視して、ひたすら気合で乗り切っていけば、休息は不要なのかと言えば、
もちろん、そんな都合の良いことがあろうはずもなく・・・。

気付かないふりをしても、疲労は身体にしっかりと蓄積されていきますので、
緊張から解放された時には、溜め込めば溜め込んだ分だけどっと疲れがでてしまいます。
まとまった休みになると体調を崩してしまう事と理屈は同じなんですね。

睡眠や食事によって、疲労は毎日こまめに回復させ、翌日に備える事が理想です。
ただ、どうしても疲労を回復させるだけの時間的な余裕がない場面に遭遇すれば、
アギーレ監督や、長谷部キャプテンの言うように、疲労していることを頭から追い出して、
その場を凌ぐのは、医学的にも理にかなった良い方法だと思われます。

今回のアジア杯で日本代表は、中2日というおそろしくタイトなスケジュールを強いられました。
くじ運だから仕方ないとはいえ、そもそもの開催日程に無理があり過ぎたように思います。
大きな大会なのですから、もう少しまともな日程にできなかったのでしょうか・・・。

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2015年1月25日 | カテゴリー:心理学

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