いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

感染の疑いがある医療従事者を隔離する事の是非

西アフリカのエボラ看板

《ロイター》  2014年10月28日 『豪州がエボラ熱対策でビザ発給停止』

オーストラリア政府はエボラ出血熱の感染が広がるシエラレオネ、ギニア、リベリアなど、西アフリカからの渡航者に対する査証(ビザ)の発給を停止した。エボラウイルスの流入を防ぐことが目的で、先進国でこうした措置を取るのは同国が初めて。 (以下省略)

先日の北朝鮮につづいて、遅ればせながらオーストラリアでも
西アフリカ諸国への渡航を制限した模様です。

北朝鮮が渡航制限の談話を発表した際にも書きましたが、
エボラウイルス防止策としては、合理的で正しい判断だと思います。

それとは対称的に、アメリカや国連では以下のような見解らしいです。

《WSJ》  2014年10月27日  『エボラ熱対策の隔離政策、米政府が撤回促す』

 米ニューヨーク、ニュージャージー、イリノイの3州をはじめとする州知事が西アフリカでエボラ出血熱患者を治療して帰国した医療関係者を強制的に隔離する決定を下したことに対し、米政府が反発している。 (以下省略)

《NHK NEWS》  2014年10月27日  『国連事務総長 外出禁止の隔離策に懸念表明』

西アフリカでエボラ出血熱の患者と接触した医療関係者などに対して、アメリカの一部の州が外出を禁止する隔離策を導入したことについて、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は、科学的な根拠がなく最前線で対策に当たる医療関係者に心理的な負担を与えるものだとして懸念を表明しました。(以下省略)

アメリカのオバマ大統領は「検疫が機能しているので渡航制限の必要なし」、
と言った主旨の談話を発表していましたが、そう言った矢先に、
アメリカ国内でもエボラウイルスの二次感染者をだしていることからも、
現行の検疫システムではエボラウイルスを防ぎきれない事は明らかです。

命の危険を顧みず、エボラウイルス熱に感染した患者さんを救うべく、
西アフリカに渡った国境なき医師団の勇気には素直に感服しますが、
だからといって、エボラウイルスに感染している可能性のある医療従事者を
帰国後フリーにしてしまうことは、まったくの別問題です。

そもそも、現地でエボラウイルス感染者の対応に当たった医療関係者は、
一般人よりも遥かに事の重要性は把握しているはずですから、エボラウイルスの
潜伏期間に該当する間は、たとえ隔離されたとしても気分を害したりはしないでしょう。

仮に現地に派遣された医療従事者が、治療にあたることの危険性、
エボラウイルスの性質を理解していなかったのであれば、
その人たちの派遣を決めたことこそ、人道に背く行為だと思うのですが。

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【拙・エボラ熱感染の米国医師=未承認薬で改善
【拙・医療従事者がエボラ出血熱に感染=米国

 

2014年10月29日 | カテゴリー:免疫 & 微生物

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