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蚊を遺伝子操作してマラリアを撲滅する研究

蚊のイラスト
(出典 adamhannan.wordpress.com)

 

1. マラリアという感染症

 
マラリアは、動物を飼っている人なら馴染みのある言葉だと思いますが、
そうでない人にとっては、「名前くらい聞いたことある」くらいでしょうか。

マラリアは、マラリア原虫を持った蚊に刺されるとマラリアに感染する
いわゆる、感染症ですね。

日本人はマラリアに対する免疫がありませんから、
マラリアに感染する可能性がある国へ旅行する際などは、
予防接種が必要になるわけです。

もっとも、免疫があったとしても、マラリアに感染しないわけではなく、
免疫があると、進行速度をある程度抑えることができ、
症状も比較的軽度で済むことが多い、そういうレベルです。

現実問題として、マラリアによる死者数は例年60万人以上の方が犠牲になっています。
ですので、マラリア撲滅に対する研究が進められてきたわけです。

 

2. マラリアを撲滅するための研究

 
《AFPBB News》 2014年06月11日 「マラリア対策で蚊を遺伝子操作、子孫の95%雄に 英研究

英ロンドン大学インペリアルカレッジ(Imperial College London)などの生物学者チームが発表した論文によると、通常の蚊の個体群では50%の割合で雄が生まれるのに対し、この性別産み分け技術を用いると、生まれてくる世代の約95%が雄になるという。

結果、雌の割合が極めて少なくなるため、この蚊の個体群は最終的に崩壊し、吸血性の雌によって運ばれるマラリア原虫が人間にもたらすリスクを抑えることができるという仕組みだ。
(中略)
一方では、ある1種の蚊が全滅した場合、危険を及ぼす恐れのあるライバル種が近くから移動してくる機会が広がると環境保護論者らは指摘している。

上記の研究は、蚊の遺伝子を操作し、生まれてくる蚊を雄ばかりにしてしまい、
蚊が繁殖するのを妨げようという内容です。

この研究の怖いところ(凄いところ)は、雄を生む遺伝子を持った蚊が増えていけば、
数世代重ねると、その蚊は絶滅してしまうのだとか。

これなら、マラリアを根絶してしまうことも夢物語ではなさそうです。
マラリアに苦しめられてきた地域の方からすると願ってもない研究成果でしょう。

 

3. 環境保護論者の言い分

 
ただ、引用文の末尾にある通り、環境保護論者の言うことも、もっともだと思います。
 
かつて、中国では毛沢東が、「四害駆除運動」なるものを推し進めました。
これは、スズメ、ネズミ、カ、ハエを大々的に駆除していこうという政策です。

この政策で実際にスズメを駆除したのですが、スズメが激減した結果、
昆虫が大量発生してしまい、農作物が大ダメージを被ってしまいました。

こういう生態系は、いくらシュミレーションしてみたところで、
実際に何が起こるかは、やってみなくてはわかりません。

そのうえ、いったん絶滅してしまうと取り返しがつかないところが厄介です。
リスクを伴う難しい判断であることに間違いはなさそうです。

 

2014年6月14日 | カテゴリー:免疫 & 微生物

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