いろんな症状を考えてみる|整体のブログ

山歩き(下り)は膝や足首の負担が大きく怪我をしやすい

最終更新日 2016年10月2日

山歩きの画像
 

1. 山歩きあれこれ

ここ数年のうちに、「山ガール」なる言葉が登場しましたが、
定期的にご来院くださる方の中にも、山歩きを趣味にする方や、
新たに山歩きを始める方が増えてきました。

山歩きをしていると、空気が美味しくていかにも健康によさそうなうえに、
山で食べるご飯も三割り増しくらいで美味しくなりますので、良い趣味ですね。

ところで、山と言えば、なんといっても頂上から下界を見下ろす瞬間が至福の時かと思われますが、
ご来院くださる方の周りでは、「どうせなら美味しいところだけとって効率的に楽しもう」、
と言う趣旨の元で、山降り部なるものが結成されたそうな。

読んで字の如し、山を登らないで山を降りよう、という企画らしいです。
具体的には、ロープウェイで行ける所まで行って、その界隈で景色と食を堪能し、
その後は、歩いて山を降りるそうな。

そうすると、体力に自身がない人でも気軽に楽しめるから吉、
と言う事らしいのですが、実際のところけっこう問題あります。

【拙・整体で身長を伸ばすことは可能か?
 

2. 消費されるエネルギーから考えてみる

山でなくとも、日常の生活に溢れている階段や坂であっても、
上りはしんどくて、下りの方が楽です。

現在地よりも、高い位置に物質を移動させるにはエネルギーが必要です。     
これは、物だけでなく、身体についても同様で、より高い位置に移動する場合は、
平面や下りを移動するよりも、要するエネルギーが違ってきます。

それなら、山歩きにおいても、下りの方が必要となるエネルギーが少なくなるので、
山降り部は理にかなっているように思えます。

上りは、前(上)に進むための推進力として、筋力が必要になりますが、
下りであれば、脱力すれば重力のお陰で前に進みます。
この際、推進力としての筋力は必要ありませんので、エネルギーの消費も少なく、
それほどしんどくありません。

ところが、脱力しすぎると、必要以上に下る速度が加速してしまい、
ついつい、歩幅が大きくなってしまいがちですよね。

【拙・動き初めに膝が痛い場合の対処方法
 

3. 降りは靭帯や関節の負担が大きくなる

下り坂で完全に脱力してしまうと、加速し過ぎて転倒してしまうのですが、
そうならないように、筋力で支えている(踏ん張っている)わけです。

下りでは、推進力を得るために筋力が必要になるのではなく、進みすぎないため、
つまりは、推進力を抑制するために筋力が必要になるわけです。

ところが、実際には抑制するためにしっかり筋力を使わなくとも、
各関節は靭帯で支えられるため、転倒したりはしません。

実はここが問題だったりします。本来なら推進力を抑制する筋力を駆使して、
坂を下るべきところを、横着していると、その分の負担は、
靭帯、および当該靭帯に付着する関節の負担が激増します。

結果的に、普段山を歩いていない人が、気軽に山降りをすると、
膝関節や足関節、股関節等を痛めてしまう要因になってしまいます。

山歩きに限らず、ランニング等でも、健康的に行うために、
下りは相応の技術と、細心の注意を必要としますので、くれぐれもご注意ください。

関連記事 
【拙・運動神経が良い人の条件
【拙・正しく健康的な靴の減り方
【拙・理想的な靴のサイズの選び方
【拙・後ろ歩きは健康に効果的か?
【拙・筋肉痛になった時の対処法




2014年3月1日 | カテゴリー:身体のおはなし

あわせて読みたい記事

お問い合わせ

自律神経失調症・パニック障害・不眠症

西宮・芦屋 ながた整体院

0798-32-0446

営業時間

10:30~13:00
15:00~21:00

※木・土曜日は19:00まで

電話受付

20:00まで
※木・土曜日は18:00まで

休診日

日曜日・祝日

»当院へのアクセス

»メールでのお問い合わせ

PAGE TOP

お問い合わせ