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目覚ましが鳴る前に目が覚めるのは何故なのか?

目覚まし時計の画像
 

1. 目覚ましが鳴る前に目が覚めるのは健康によくない?

「毎朝、目覚ましが鳴る5分前に必ず目が覚めるのは健康によくないので改善したい」
とのことで、ご来院くださった方がいらっしゃるのですが、
そもそも、目覚ましが鳴る前に目覚めることが、どうして不健康だと思うのか尋ねてみると・・・。

「ストレスが溜まっているから、目覚ましが鳴る前に目が覚めてしまうと聞きました。
ストレスが溜まっているのは良くないですよね?」 とのことでした。

なるほど。確かにストレスを溜め込むのは健康だけでなく美容にもよろしくありません。
がしかし、なんだか誤解があるような気がします。

【拙・眠い時は寝た方が健康に良い理由
【拙・暑い夏でも快適に寝る方法
 

2. メラトニンとコルチゾール

生理学的に睡眠と深く関与しているホルモンはメラトニンですが、
睡眠から覚醒するために、関与している代表的なホルモンがコルチゾールで、
ストレスホルモンと名づけられていたりします。

朝が近づくにつれて脳はコルチゾールを分泌しはじめ、実際に起きようとする起床時間の
ちょうど1時間ほど前に、血液中のコルチゾール濃度はピークを迎えます。

コルチゾールは、血糖値や血圧を上昇させる働きをするのですが、
睡眠中に低下している体温を徐々に上昇させて、身体の再起動に備えているわけですね。

一方で、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量は減少していきます。
メラトニンは副交感神経を優位にし、コルチゾールは交感神経を刺激するため、
メラトニンの分泌が減少することも、起床するために必要不可欠なのです。

なお、同様の理屈で眠る直前にはリラックスした状態、
つまり血中のコルチゾール濃度が低い方が寝付きが良くなります。
そういう意味でも、就寝前のスマホやパソコンはお奨めできません。         

【拙・眠る前のスマホが美容と健康を損ねる理由
【拙・メラトニンと睡眠の関係
 

3. 目を覚ますために必要なストレスホルモン

上述した通りコルチゾールは、毎朝目覚める前に分泌されるのですが、
それ以外にも、不安や恐怖、あるいは悲しいことがあったりすると、
コルチゾールが分泌され、交感神経が優位となり身体は緊張します。
それゆえ、ストレスホルモンと名付けられているのでしょうね。

ここで話を冒頭に戻しますが、常にストレスを感じている状態であれば、
血液中のコルチゾール濃度も常に高くなりますが、睡眠から覚醒に向かう際に
コルチゾールが増加することとは、基本的にはまったく別のお話しです。

普段まったくストレスを感じていない方でも、睡眠から目覚める際にはコルチゾール、
つまりストレスホルモンが必ず増加します。

【拙・寝溜めは本当に健康に悪い?
【拙・女性のホルモンバランスが崩れやすい理由
 

4. 目覚ましが鳴る前に目が覚めるのは悪いことではない

時計を見せる少女
 
従いまして、毎朝目覚ましが鳴る前に目が覚めるのは悪いことではありません。
むしろ、体内時計をはじめとして身体が正常に機能している証左とも言えます。

そもそも、コルチゾールの血液中濃度が高い状態、つまりストレスによる過緊張が原因で
目覚ましが鳴る前に目が覚めるのであれば、毎晩なかなか寝付けなかったり、
夜間に目が覚めてしまうなど、もっと分かりやすい兆候が必ずあります。

しっかり眠れたうえで、目覚ましが鳴る前に目が覚めるなら、まったく問題ありません。

自律神経のバランスが乱れていると、ホルモンの分泌も不安定になりがちですので、
それこそ、毎朝目覚ましが鳴る5分前に目を覚ますことは難しいでしょう。

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最終更新日 2016年10月11日

2014年1月30日 | カテゴリー:睡眠の質を上げる方法, 自律神経の乱れ

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