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鳥インフルエンザが中国で再び拡大中

ウイルスの画像

《zakzak》 2014年1月18日 『中国、鳥インフルエンザ拡大

【上海=河崎真澄】 中国とその周辺で鳥インフルエンザ(H7N9型)の再流行が懸念されている。浙江省で17日、新たに3人の感染が確認され、昨年3月の上海市での初確認から、感染者数は香港の3人と台湾の2人を含めて計193人と、200人に迫った。うち54人が死亡している。(以下省略)

 

1. 例の鳥インフルエンザでしょうか?

なんと言いますか、よくわからない不可解な点が多い記事です。

鳥インフルエンザは、原則としてヒトには感染しませんが、
感染者が拡大しているということは、ヒトにも感染する「新種の鳥インフルエンザ」
ということになるかと思いますが、昨年の8月に話題になった例の鳥インフルエンザと同種でしょうか。         

インフルエンザの感染が原因で亡くなる方、つまり致死率は、0.1パーセント未満です。
それに対して引用記事では、実に28パーセントに達します。
この数字は中国の公表したものですから、実際にはもっと高確率になるかと。

インフルエンザとしては、異常に高い致死率を考えると、鳥からヒトにも感染が可能になった
例の鳥インフルエンザと考えるのが妥当でしょう。

【拙・飛沫感染と空気感染はどう違うか?
 

2. 伝染経路あれこれ

伝染経路は大別すると、「直接伝染」と、「間接伝染」に分類されます。

① 間接伝染
② 直接伝染

先日記事にした、パンから感染が拡大していったノロウイルスは、
モノを介して勢力を拡大していくわけですから間接伝染に属します。

直接伝染は、さらに「接触伝染」と、「空気伝染」に分類されます。

②-A 接触伝染
②-B 空気伝染

接触伝染は、狂犬病や性病なんかが代表的です。
もっともイメージしやすい感染病は、例えとしてあげるのはどうかと思いますが、
ゾンビ映画とかで感染が拡大していく時の例のあれです。

接触伝染は、ウイルス感染者と同じ空間にいても問題ありません。
それどころか、基本的には体液が交じり合わなければ感染しません。

一方、空気伝染は、咳やくしゃみによって、ウイルスが空気中に拡散され、
飛沫したウイルスが、喉や鼻の粘膜に付着することによって、
感染が成立してしまうという最も対応が困難なタイプのウイルスなのですが、
問題のインフルエンザウイルスは、この空気伝染に属します。

【拙・ウイルスを拡散させない事が大切
 

3. 鳥インフルエンザの報道があまりに少ない

最も厄介な感染経路をもつインフルエンザであるにも関らず、
かつ発生した場所が、あれだけの人が乱雑する中国であることを考えると、
感染者数が不自然に少なすぎるように思います。

早期にインフルエンザの感染者を特定し、隔離することができれば、
感染の拡大を阻止することが可能と言えば可能ですが、かなりの難題です。
もっとも、中国が公表する数字に信憑性を求めるのもどうかと思いますが。

鳥からヒトにも感染が可能になった鳥インフルエンザの感染の拡大が
再び懸念される状況に陥ったのであれば、事の重大性に反して、
日本国内における鳥インフルエンザの報道があまりに少なすぎます。

というわけで、状況がいまいち把握できない記事なのでした。
(決して引用記事を批判しているわけではありません)

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2014年1月23日 | カテゴリー:免疫 & 微生物

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