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コンビニ野菜には栄養がないという話は本当か?

野菜の画像
 

1. コンビニ野菜はダメなのか?

年末年始にかけて、実家に帰省していたクライアントさんから、唐突に、
「コンビニで販売されている野菜には栄養がないから食べても意味がないって本当ですか?」
とのご質問を戴きました。

どうやら、ご実家でお母さんから、コンビニ野菜をやめるように忠告されたご様子で・・・。
いきなり結論から申し上げますが、コンビニ野菜を食べることは無意味ではないです。
コンビニ野菜を食べずに、カップラーメンやスナック菓子では比較にすらなりません。それこそ論外です。

そもそも何故「コンビニ野菜は敬遠するべし」という風潮があるのか調べてみたところ、
以下の二点に集約されるようです。

① 水洗いされた際に栄養素(主にビタミン)も一緒になくなる
② カット野菜は薬品漬けなので有害になりうる

中には、「カット野菜は野菜不足のときでも食べない方がマシ」
とまで言い切っているサイトまでありましたが、さすがにそんなことはありません。
 

2. コンビニ野菜には栄養がないのか?

ビタミンは水に溶けやすい水溶性ビタミン(ビタミンC、B1、B2など)と、
水には溶けにくく、油に溶けやすい脂溶性ビタミン(A、D、K、E)に大別されます。

確かに水溶性ビタミンをしっかり洗えば、表面のビタミンは溶け出しそうな気がします。
とはいえ、野菜に傷がついているならまだしも、表面を洗浄したからといって、
野菜内部のビタミンまで喪失してしまうとはさすがに考えにくいですし、
栄養素が殆ど残っていないという詳細データを拝見したこともありません。
 
塩素処理によるビタミンCの変化
(出典 茨城県工業技術センター研究報告

カットキャベツを塩素処理(洗浄)した結果、ビタミンCは、48.95(mg/100g)から、
38.16(mg/100g)に減少していることがわかります。おおよそ78パーセントですから、
洗浄によって損なわれたビタミンCは22パーセント程度ということになります。

水溶性ビタミンの中でも、最も水洗いによる損失が大きいビタミンCでも、
8割弱はビタミンがしっかり残っていることがわかります。

カット野菜は消毒と洗浄をしなかった場合は、商品として流通させることが難しいので、
20パーセントくらいのビタミン損失程度であれば、十分に許容範囲でしょう。
栄養至上主義を突き詰めれば、それこそサプリメントに行き着いてしまいそうです。

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3. コンビニに限らず生野菜に消毒は不可欠です

次に問題だとされているのが、「野菜の薬品漬け」ですが、これはおそらく消毒のことでしょう。
実際のところ、スーパーで販売されているカット野菜でも間違いなく消毒されています。

野菜を生で食べようとするなら、食中毒を予防するという意味でも野菜の消毒は必要不可欠です。
当然ながら、その消毒方法、手順は健康、安全性にも配慮されています。

逆に、この「消毒」という過程が蔑ろにされてしまうと、食中毒が発生する可能性が
高くなってしまいますから商品として流通させる以上、殺菌工程は絶対に外せません。

従いまして、野菜を効率的に大きくするために成長ホルモン剤を使用したり、
重金属が混入している中国産食品の危険性とはまったく次元の違うお話です。
もっとも、コンビニの野菜が中国産であったら目も当てられませんが。

結論と致しましては、コンビニの野菜を推奨するわけではありませんが、
野菜を食べない偏った食生活よりは絶対にマシです。

栄養面では、自分で調理する場合と比較すればさすがに見劣りしてしまいますが、
コンビニ野菜でも食べないよりは食べた方が、断然栄養バランスが良いですよ。

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最終更新日 2016年3月4日

2014年1月5日 | カテゴリー:栄養と健康

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