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スズメは冬になるとなぜ膨らむのか?

ふくらスズメの画像
 

1. 羽毛が暖かい理由

高級布団と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは羽毛でしょうか。
ご存知の通り、人を含めた哺乳類の毛は基本的に一本です。それに対して
鳥類の身体を覆っている羽は、中心に軸がありそこから羽毛が枝分かれしています。

哺乳類の毛は長くなると、どうしても絡まってしまうという不具合が生じます。
一方の羽毛はと言いますと、構造的に絡まる可能性がありません。

さらに、ふわふわの羽毛は哺乳類の毛と比較して、羽と羽の間に空気を含ませやすい
という性質があるのですが、その空気の熱伝導率は、「0.02」とかなり低めです。

他の防寒性の高い素材として有名な羊毛の「0.37」、綿の「0.54」と比較しても、
熱伝導率が圧倒的に低いことが分かります。

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2. 冬になるとスズメが膨らむ理由

スズメは、先にあげた羽の軸を立てたり寝かせたりしながら、
羽毛の中に含ませる空気の量をコントロールして保温調整しているわけです。

つまり、羽毛を立てている時は、羽毛の隙間に空気が入り込みやすくなり、
その空気は、スズメの体温で温められます。

冬になると、スズメがふっくらとして愛らしくなるのは、自らの体温によって
温められた空気で身体を包み込んで、冬の寒さに対抗しているわけなんですね。

そして、熱伝導率が低ければ低いほど、熱は外に逃げにくくなることを意味しています。

つまり、保温性、あるいは防寒という点においては、羊毛や繊維よりも
鳥類の羽毛の方が優れていることになります。

寒い季節になると、防寒具としてダウンジャケットを利用する方が大勢いらっしゃるかと思いますが、
実はダウンジャケットの構造は、スズメが羽を立てて保温する仕組みと似ています。

防寒具として合理的な設計なのですから、当然保温性も高いです。
長期間に渡って、ダウンジャケットが根強い人気を誇るのも頷けるお話しですよね。

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3. スズメの気温対策

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ところで、暑い季節のスズメは、ほっそりとスマートですが、
食べるものがなくて、痩せこけてしまったわけではありません。

寒い部屋で過ごしている際に暖房を使わなくても、徐々にではありますが、
室内の温度が上昇していきます。

これは、身体から熱が放出され、周囲の空気が吸収しているからです。
熱源である生命体がたくさんいる部屋ほど、室内の温度が上がりやいことは、
経験上なんとなくでも、ご存知かと思われます。

逆に誰もいない部屋に移動すると、熱源がないため物凄く寒いですよね?
どちらの部屋も、暖房をいっさい使用していないのに、差がでるのはこのためです。
ちなみに、タイツを履くとスースーすることがあるのも同じ理屈だったりします。

スズメは、羽毛の隙間に空気の層をつくって暖かくしたり、逆に羽毛の隙間をなくして、
周囲の空気が入れ替わる状態を維持することで、熱がこもらないようにしています。
季節によって、ふっくらしたり、スマートになるのは、気温対策なんですね。

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最終更新日 2015年10月31日

2014年1月1日 | カテゴリー:身体のおはなし

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